必須機能の要件

必須機能の要件

v. 2017‑05‑31

必須機能の要件(RMF)とは、特定のツール開発者が AdWords API を使用する際に提供する必要がある機能を定めたものです。下記にあるとおり、RMF ルールは作成機能、管理機能、レポート機能の 3 つのカテゴリに分類され、AdWords API の用途によって、準拠が必要かどうかが決まります(「RMF 適用」とある場合、その RMF が適用されます)。
作成機能 管理機能 レポート機能
フルサービス対応ツール
  • 広告主、代理店、その他の第三者が AdWords アカウントの詳細な管理に使用するツール
RMF 適用 RMF 適用 RMF 適用
レポート専用ツール
  • 最終広告主が利用可能なレポート ダッシュボードのみ
RMF 非適用 RMF 非適用 RMF 適用
社内専用ツール
  • 個々の広告主や代理店のみ使用可能で、第三者はアクセス不可のツール(自分のツールを社外のユーザーが使用することはない)
RMF 非適用 RMF 非適用 RMF 非適用

ツールが提供する機能が極めて特殊で、キャンペーンや広告グループ、広告の作成や管理に使用できない限定的なものの場合、フルサービス対応ツールとは見なされない可能性があります。この場合、作成機能と管理機能の RMF は適用されません。ツールに RMF ポリシーが適用されるかどうかご不明な場合は、AdWords API コンプライアンス チームまでお問い合わせください。フルサービス対応のツールに該当するかどうか判断いたします。 ツールの機能が大幅に変わった場合は、改めて評価を受ける必要がある場合があります。

RMF は標準アクセスのトークンにのみ適用されます。

レポート専用 AdWords API クライアントの要件

RMF 要件を満たすために、レポート専用 AdWords API クライアントは、レポート管理画面に表示される AdWords 階層のレベルごとに、レポート機能を表示する必要があります。AdWords 階層のレベルとは、アカウント、キャンペーン、広告グループ、広告、またはキーワードのいずれかを意味します。たとえば、レポート専用 AdWords API クライアントのレポート管理画面に広告グループを表示する場合、下記の表で「必須」というラベルが付いている「広告グループ」レベルのレポート機能をすべて実装します。

レポート専用 AdWords API クライアントによっては、レポート管理画面に AdWords 階層の特定のレベルを表示しないように設計されている場合もあります。たとえば、レポート専用 AdWords API クライアントで広告グループの掲載結果データを管理画面に表示しない場合は、「広告グループ」レベルのレポート RMF を実装する必要はありません。

上記のポリシーは、AdWords 階層のレベルに該当しないその他のすべての種類のレポートにも適用されます。これらのレポートを実装する場合は、それぞれのレポートで必須項目をすべて表示してください。

RMF 要件に準拠するには、AdWords API クライアントが各レポートのオブジェクト / フィールド / ガイド列で必須マークが付いている列をすべてデフォルトで表示する必要があります。また、その他のすべての指標の列を、AdWords API クライアントのユーザーの選択肢として利用可能にする必要があります。AdWords レポートデータは適度に目立たせ、エンドユーザーがアクセスしやすいようにしてください。

ダウンロード可能なレポート

ツールに CSV ファイルなどをダウンロードできるオプションがあり、管理画面内にレポート機能を表示していない場合は、ダウンロードのリンクを目立つ場所に表示し、わかりやすいラベルを付けてください。ダウンロードされたファイルには、必須のレポート項目がすべて含まれており、明確なラベルが付けられている必要があります。

レポートの期間

ユーザーがレポートのデータを期間で絞り込めるようにすることをおすすめします。ツールにカスタムの期間を設定するオプションがない場合は、少なくとも必須のレポート項目ごとに過去 30 日間のデータを表示してください。

作成機能や管理機能を提供する API クライアントの要件

フルサービス対応 AdWords API クライアントを RMF 要件に準拠させるには、下表にある必須の作成機能や管理機能をすべて実装し、下記のとおりレポートごとにレポート機能を表示する必要があります。また、これらの機能の使用状況を確認して、最終広告主にとって各機能がアクセスしやすく機能的になるようにしてください。

ショッピング専用 API ツール

ツールがショッピング キャンペーンの作成と管理を行うためだけのものであり、AdWords ショッピング キャンペーン以外でその他の機能を提供しない場合は、RMF で定められた Google ショッピング キャンペーンと連携する AdWords の作成および管理機能とレポートを実装するだけでかまいません。これらの機能の最新リストについては、AdWords API コンプライアンス チーム(https://services.google.com/fb/forms/apicontact/)までお問い合わせください。

アプリ インストール広告専用 API ツール

ツールがモバイルアプリ宣伝用のキャンペーンの作成と管理を行うためだけのものであり、AdWords モバイルアプリ宣伝用のキャンペーン以外でその他の機能を提供しない場合は、RMF で定められた Google モバイルアプリ宣伝用のキャンペーンと連携する AdWords の作成および管理機能とレポートを実装するだけでかまいません。これらの機能の最新リストについては、AdWords API コンプライアンス チーム(https://services.google.com/fb/forms/apicontact/)までお問い合わせください。

ターゲット設定の提案やトラフィック見積もりサービスの機能を持つ API クライアントの要件

TargetingIdeaService または TrafficEstimatorService に関連する機能を提供する AdWords API クライアントには、下記の表で「必須」と表示されている作成機能、管理機能、レポート機能をすべて実装してください。

入札単価調整の要件

作成機能または管理機能を持つ API クライアントでは、入札単価調整に関連する次の要件を満たす必要があります。

  1. 指定可能な値の全範囲をエンドユーザーが入力できるようにします。
  2. AdWords API クライアントが設定する前に、エンドユーザーが入札単価調整を確認、編集できるようにします。
  3. 入札単価調整は、入札単価に対する調整機能としてのみ表示します。ターゲット設定や除外設定など、他の機能の有効化や概算に使用することはできません。

メジャー アップデートに伴う 1 回限りの延長

API ツールでは大規模なテクノロジーのアップグレードが定期的に行われる可能性があることを踏まえ、すべての RMF 期限を 2 年以上連続で順守しているツールについては、プラットフォームにアップグレードを実装する目的で RMF 期限の 6 か月の延長を申請することができます。延長が認められると、その期間中はツールに対して RMF 要件の準拠状況に関する審査は行われません。延長期間が終わった時点で、延長期間の最終日以前が期限であったすべての RMF 要件にツールが完全に準拠している必要があります。期限が延長期間の最終日より後であるすべての RMF 要件は、以下の表に示す日付が期日になります。

API ツールに対する期間の延長は、多くても 4 年に 1 回しか認められません(2 回目の延長は 1 回目の延長期間終了後 4 年以上経ってから開始される必要があります)。

ツールの期間延長を申請するには、https://services.google.com/fb/forms/apicontact/ でお申し込みフォームをリクエストしてください。お申し込みの際は貴社の経営幹部(CEO、CTO、または専務や常務)による署名と提出が必要です。お申し込みは必ずしも承認されるとは限りませんのでご了承ください。

機能の実装

以下で特に記載がない限り、利用可能なすべての下位機能とパラメータが実装されている場合にのみ、その機能が実装されているものとみなされます。利用可能なパラメータと下位機能については、API リファレンスをご覧ください。たとえば、「ネットワークのオプトインとオプトアウト」機能は、Google 検索、検索パートナー、ディスプレイ ネットワークの設定および解除に対応している場合に、実装されていると見なされます。また、Google が必須としていない機能を AdWords API クライアントに実装する場合は、その機能に類似する Google の機能も AdWords API クライアントに実装する必要があります。たとえば、AdWords API クライアントに独自のバージョンの「キーワード候補」を実装する場合は、Google の「キーワード候補」機能も AdWords API クライアントに実装してください。

RMF への準拠を維持するために、新しい必須機能は期限までに追加する必要があります(「期限: YYYY-MM-DD」と各機能の横に表示)。期限指定のない RMF は期限が過ぎたものです。また、変更を実施する 2 週間以上前に、AdWords API クライアントに対する変更案のスクリーンショット、またはモックアップをツール変更フォームから送信してください。なお、この 2 週間が経過した後は、Google からの連絡をお待ちいただかなくてもこれらのコンテンツの変更を実施できます。

アイテム番号 機能 オブジェクト / フィールド / ガイド 要件

作成機能

C.10 キャンペーンの作成 Campaign 必須
C.14 モバイル プラットフォームの入札単価調整の設定 単価調整比 必須。キャンペーン単位と広告グループ単位の両方で要対応。
C.15 タブレットとパソコン プラットフォームの入札単価調整の設定 単価調整比 必須。キャンペーン単位と広告グループ単位の両方で要対応。
C.20 地域によるターゲット設定の有効化 ターゲット地域 必須
C.21 距離によるターゲット設定 ターゲット地域
LocationExtensionOperand
必須。特定の地点を中心とした一定範囲のターゲティングや住所表示オプションに要対応。
C.25 地域別の入札単価調整の設定 単価調整比 必須
C.30 ターゲット言語の有効化 ターゲットのタイプ 必須
C.41 動的検索広告 DynamicSearchAd 必須
C.42 キャンペーン DSA の設定 DynamicSearchAdsSetting 必須
C.50 ネットワークのオプトインとオプトアウト NetworkSettingtargetGoogleSearchtargetSearchNetworktargetContentNetwork のみ) 必須
C.65 コンバージョン トラッキングの有効化 ConversionTrackerService 必須
C.70 住所表示オプション Location Extensions 必須。アカウント単位で要対応。
C.72 アプリリンク表示オプション アプリフィード プレースホルダ
広告表示オプション設定サービス
フィード サービス
必須。アカウント単位で要対応。
C.75 コールアウト表示オプション コールアウト フィード プレースホルダ
広告表示オプション設定サービス
フィード サービス
必須。アカウント、キャンペーン、広告グループ単位で要対応。
C.80 v201609 サイトリンク表示オプション サイトリンク フィード プレースホルダ
広告表示オプション設定サービス
フィード サービス
必須。アカウント、キャンペーン、広告グループ単位で要対応。
期限: 2017‑03‑31
C.90 単価設定の設定: 個別クリック単価 ManualCpcBiddingScheme 必須。キャンペーン単位で要対応。
C.95 単価設定オプションの設定: 拡張 CPC EnhancedCpcBiddingScheme 必須。キャンペーン単位で要対応。
C.101 単価設定の設定: クリック数の最大化(ポートフォリオ) TargetSpendBiddingScheme 必須。キャンペーン単位で要対応。
C.111 単価設定オプションの設定: 検索ページの場所をターゲットに設定 PageOnePromotedBiddingScheme 必須。キャンペーン単位で要対応。
C.112 単価設定オプションの設定: 目標優位表示シェアの入札戦略 TargetOutrankShareBiddingScheme 必須。キャンペーン単位で要対応。
C.120 広告予算の設定 キャンペーンの予算 必須
C.140 配信方法の設定 BudgetDeliveryMethod 必須
C.190 広告グループの作成 AdGroup 必須
C.191 広告グループの上限クリック単価の設定 CpcBid 個別クリック単価設定と拡張クリック単価設定で必須。
期限: 2017‑12‑31
C.192 広告グループの目標コンバージョン単価の設定 CpaBid 目標コンバージョン単価設定(ポートフォリオと標準)で必須。
期限: 2017‑12‑31
C.193 広告グループの目標広告費用対効果の設定 targetRoasOverride 標準目標広告費用対効果単価設定で必須。
期限: 2017‑12‑31
C.200 拡張テキスト広告の追加 ExpandedTextAd 必須
C.260 キーワードの追加 Keyword 必須
C.270 広告グループの除外キーワードの追加 NegativeAdGroupCriterion 必須
C.290 キーワードの上限クリック単価の設定 CpcBid 必須
C.300 キーワードのマッチタイプの設定 matchType 必須
C.311 キーワードの最終ページ URL の設定 finalUrls 必須
C.320 アカウント単位のトラッキング テンプレート trackingUrlTemplate 必須
C.321 キャンペーン単位のトラッキング テンプレート trackingUrlTemplate 必須
C.325 キャンペーン単位のカスタム パラメータ urlCustomParameters 必須
C.326 広告グループ単位のカスタム パラメータ urlCustomParameters 必須
C.500 ショッピング キャンペーンの作成 ショッピング キャンペーン 必須
C.505 販売者 ID の設定 ShoppingSetting 必須
C.506 販売国の設定 ShoppingSetting 必須
C.510 商品フィルタの設定 ProductScope 必須
C.520 商品広告の作成 ProductAd 必須
C.525 第 1(ルート)商品分割の追加 ProductPartition 必須
C.530 ローカル在庫広告 ProductChannel
ProductChannelExclusivity
必須
C.610 電話専用広告 CallOnlyAd 必須
C.700 v201702 ユーザーリスト ターゲティングの有効化(検索ネットワークのキャンペーンや広告グループへのユーザーリストの追加、広告グループとキャンペーンの除外設定の指定) リマーケティングとオーディエンス ターゲティング 必須。期限: 2017-09-01
C.710 v201702 検索ネットワークのキャンペーンや広告グループに対するユーザーリスト ターゲティングの入札単価調整 リマーケティングとオーディエンス ターゲティング 必須。期限: 2017-09-01

管理機能

M.10 キャンペーン設定の編集(作成機能で必要なキャンペーン関連のすべての設定) Campaign 必須
M.15 モバイル、タブレット、パソコン プラットフォームの入札単価調整の編集 単価調整比 必須。キャンペーン単位と広告グループ単位の両方で要対応。
M.20 広告グループの設定の編集(作成機能で必要な広告グループ関連のすべての設定) AdGroup 必須
M.25 地域別の入札単価調整の編集 単価調整比 必須
M.31 単価設定オプション: 目標コンバージョン単価(ポートフォリオと標準) TargetCpaBiddingScheme 必須。ポートフォリオ戦略と標準戦略の両方をキャンペーン単位で要対応。
M.32 単価設定オプション: 目標広告費用対効果 TargetRoasBiddingScheme 必須。ポートフォリオ戦略と標準戦略の両方をキャンペーン単位で要対応。
期限: 2017‑12‑31
M.35 広告のローテーションの有効化 AdServingOptimizationStatus 必須
M.40 キーワードの上限クリック単価の編集 CpcBid 必須
M.100 拡張テキスト広告の編集 ExpandedTextAd 必須
M.101 単価設定の編集: クリック数の最大化(標準) TargetSpendBiddingScheme 必須。キャンペーン単位で要対応。
M.110 キャンペーンの一時停止、有効化、削除 status 必須
M.120 広告グループの一時停止、有効化、削除 status 必須
M.130 広告の一時停止、有効化、削除 status 必須
M.140 キーワードの一時停止、有効化、削除 userStatus 必須
M.150 広告枠フィルタの編集 ShoppingSetting 必須
M.160 細分化(商品分割の追加) ProductPartition 必須
M.170 商品分割の削除 ProductPartition 必須
M.180 商品分割の上限 CPC の編集 CpcBid 必須
M.190 商品分割の除外(委任) NegativeAdGroupCriterion 必須
M.320 作成機能のすべてのトラッキング テンプレートの管理 Customer.trackingUrlTemplate
Campaign.trackingUrlTemplate
必須
M.325 作成機能のすべてのカスタム パラメータの管理 Campaign.urlCustomParameters AdGroup.urlCustomParameters
必須
M.700 v201702 ユーザーリスト ターゲティングの編集 リマーケティングとオーディエンス ターゲティング 必須。期限: 2017-09-01
M.710 v201702 検索ネットワークのキャンペーンや広告グループにおけるユーザーリスト ターゲティングの入札単価調整の編集 リマーケティングとオーディエンス ターゲティング 必須。期限: 2017‑09‑01

レポート機能

R.10 アカウントの掲載結果 クリック数
費用
表示回数
コンバージョン1
すべてのコンバージョン
必須
R.20 キャンペーンの掲載結果 クリック数
費用
表示回数
コンバージョン1
すべてのコンバージョン
広告ネットワーク
デバイス
必須
ステータス 一時停止したキャンペーン、有効なキャンペーン、削除したキャンペーンを表示する場合は必須
有効なキャンペーンのみを表示する場合は省略可
R.30 広告グループの掲載結果 クリック数
費用
表示回数
平均掲載順位
コンバージョン1
すべてのコンバージョン
広告ネットワーク
デバイス
必須
ステータス 一時停止した広告グループ、有効な広告グループ、削除した広告グループを表示する場合は必須
有効な広告グループのみを表示する場合は省略可
R.40 広告の掲載結果 クリック数
費用
表示回数
平均掲載順位
コンバージョン1
必須
ステータス 一時停止した広告、有効な広告、削除された広告を表示する場合は必須
有効な広告のみを表示する場合は省略可
R.50 キーワードの掲載結果 クリック数
費用
表示回数
平均掲載順位
First Page CPC
ページ上部 CPC
コンバージョン1
必須
ステータス 一時停止したキーワード、有効なキーワード、削除したキーワードを表示する場合は必須
有効なキーワードのみを表示する場合は省略可
R.70 検索クエリの掲載結果 検索クエリ
マッチタイプ
クリック数
費用
表示回数
必須
R.80 地域での掲載結果 国 / 地域
地方
大都市圏
都市
キャンペーン
クリック数
費用
表示回数
必須
R.90 キーワードレス カテゴリ クリック数 費用
表示回数
コンバージョン1
必須
R.100 キーワードレス検索語句 クリック数
費用
表示回数
必須
R.110 ショッピングの掲載結果 クリック数
表示回数
費用
コンバージョン1
必須
カテゴリ
商品タイプ
すべての単位を表示する場合には必須
R.120 商品分割 クリック数 費用
表示回数
コンバージョン1
必須
R.130 入札目標の掲載結果 入札戦略のタイプ
クリック数
費用
コンバージョン単価
表示回数
平均クリック単価
コンバージョン数
必須
ステータス 一時停止した戦略、有効な戦略、削除した戦略を表示する場合は必須
有効な戦略のみを表示する場合は省略可。
R.150 ユーザーに関する掲載結果 クリック数
費用
表示回数
コンバージョン 1
必須

1. ConvertedClicks 列と派生項目は v201607 で削除されます。すべてのレポートで [コンバージョン] 列をご利用ください。

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