Labels

ラベルを使用すると、アカウントの要素を意味のあるグループに分類できます。これにより、重要度の高いデータだけをすばやく抽出して簡単にレポート形式で表示できるようになります。AdWords スクリプトは、アカウントキャンペーン広告グループ広告キーワードの単位でラベルをサポートしています。

使用に適したケース

AdWords アカウントでは、ラベルを使って AdWords のエンティティに任意のデータを関連付けることができます。クライアント センター(MCC)アカウントでは、ラベルを使って同種の子アカウントをグループ化できます。ラベルにはさまざまな活用方法があります。

アカウント リストの処理
代理店の場合は、たとえば配管業者のすべてのアカウントに plumber_accounts ラベルを適用した後に、配管業者に関連するキーワード(例:「シャワー修理緊急対応」)を、これらのアカウントのすべてのキャンペーンにスクリプトを使ってプッシュすることができます。
エンティティ リストの処理
複数のキーワードを週末だけにまとめて有効化する場合、それらのキーワードに weekend_keywords ラベルを適用し、スクリプトを使って weekend_keywords が設定されたすべてのキーワードを金曜日の夕方に有効化し、月曜の朝に一時停止することができます。
複数回の実行によるエンティティの処理
30 分間で処理できない大量のエンティティがある場合、スクリプトに processed ラベルを作成し、処理済みのエンティティに適用することができます。1 時間ごとに実行するスケジュールでこのスクリプトを実行すると、processed ラベルが適用されていないエンティティだけを処理できます。使用例については、リンク チェッカーのソリューションをご確認ください。
2 段階の変更適用
多数のキーワードの入札単価をスクリプトで変更する代わりに、対象キーワードに increase_bid_by_10% というラベルを付けます。その後 AdWords 管理画面にログインして、ラベルを付けたキーワードをフィルタで抽出し、問題がないことを確認してから一括編集で入札単価を変更します。
柔軟な単価設定
スクリプトでラベルを使用することで、入札単価の変更履歴を維持することができます。たとえば、スクリプトによってキーワードの入札単価を 20% 引き上げる際に、アカウントに increased_20% というラベルを付けることができます。次の日に実行されたスクリプトでは、ラベルを特定し、既に入札単価が引き上げられていることを確認して、単価の引き上げ率を 10% だけにすることができます。
品質スコアのトラッキング
スクリプトによって重要なキーワードに品質スコアのラベルを付けておき、定期的にチェックして、品質スコアがラベルと一致しなくなったキーワードをレポートに抽出することができます。

アカウント単位のラベル

AdWords スクリプトでは、MCC アカウント内にラベルを作成し、そのクライアント センターの AdWords アカウントにラベルを適用できます。ラベルは以下の方法で作成できます。

var labelName = '消費額が大きいアカウント';
MccApp.createAccountLabel(labelName);

そして、applyLabel メソッドを使って、以下のように任意のアカウントにラベルを適用できます。

var accountIds = ['123-456-7890', '345-6789-2100'];
var labelName = '消費額が大きいアカウント';

var accounts = MccApp.accounts().withIds(accountIds).get();
while (accounts.hasNext()) {
  var account = accounts.next();
  account.applyLabel(labelName);
}

同様に、removeLabel メソッドを使って以下のようにアカウントからラベルを削除できます。

var accountIds = ['123-456-7890', '345-6789-2100'];
var labelName = '消費額が大きいアカウント';

var accounts = MccApp.accounts().withIds(accountIds).get();
while (accounts.hasNext()) {
  var account = accounts.next();
  account.removeLabel(labelName);
}

アカウント ラベルの最も一般的な用途は、共通のアカウント ラベルが設定されたアカウント グループを処理することです。これは、以下のようなコードで実行できます。

var labelName = '消費額が大きいアカウント';

var accounts = MccApp.accounts()
    .withCondition('LabelNames CONTAINS "' + labelName + '"')
    .get();

スクリプト 1 回の実行で複数のアカウントを処理する方法について、詳しくはクライアント センター(MCC)スクリプトのガイドをご覧ください。その他のコード例についてはこちらをご覧ください。

アカウント内のラベル

アカウントのキャンペーン広告グループ広告キーワードにラベルを作成し、適用できます。キャンペーンにラベルを適用する方法は次のとおりです。

var campaign = AdWordsApp.campaigns()
    .withCondition('Name = "初めてのキャンペーン"').get().next();
campaign.applyLabel('成果の高いキャンペーン');

同様に、removeLabel メソッドを使って以下のようにラベルを削除できます。

var campaign = AdWordsApp.campaigns()
    .withCondition('Name = "初めてのキャンペーン"').get().next();
campaign.removeLabel('成果の高いキャンペーン');

最も一般的な用途は、ラベルによって同種のエンティティをグループ化し、それらを処理することです。以下のコードは、共通のラベルが設定されたキャンペーンのグループを一時停止する方法を示しています。

var label = AdWordsApp.labels()
    .withCondition('Name = "クリスマス プロモーション"')
    .get().next();
var campaignIterator = label.campaigns().get();
while (campaignIterator.hasNext()) {
  var campaign = campaignIterator.next();
  campaign.pause();
}

レポート作成

AdWords アカウントの掲載結果レポートを作成する際に、ラベル ID を使ってエンティティをフィルタすることができます。以下のコードは、クリスマス プロモーション ラベルが設定されたすべてのキャンペーンで、キャンペーンの掲載結果レポートを利用する方法を示しています。

var label = AdWordsApp.labels()
    .withCondition("Name = 'クリスマス プロモーション'")
    .get().next();
var query = "SELECT CampaignName, Clicks, Impressions, Cost " +
    "FROM CAMPAIGN_PERFORMANCE_REPORT WHERE Labels CONTAINS_ANY " +
    "[" + label.getId() + "] DURING THIS_MONTH"
var rows = AdWordsApp.report(query).rows();

ラベル ID のフィルタに使用できる演算子は、CONTAINS_ALLCONTAINS_ANYCONTAINS_NONE のみです。

AdWords アカウントのラベルについて、詳しくはブランド関連キーワード用のラベルに関するソリューションをご覧ください。その他のコード例についてはこちらをご覧ください。

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