Cloud Search がアイテム削除リクエストを受け取っても、アイテム全体がすぐに削除されるわけではありません。代わりに、Cloud Search はアイテムを削除済みとしてマークし、アイテム情報のサブセット（ACL、コンテンツ、構造化データ、メタデータなど）を削除することで、削除（復元可能）を実行します。アイテムのバージョンなど、その他の情報は保持されます。
インデックス再作成リクエストで既存の値より大きいバージョンが提供された場合、そのアイテムが削除（復元可能）状態のときにインデックスを再登録すると、そのアイテムは復元されます。
アイテムは 7 ～ 10 日間「削除済み」とマークされます。その後、Cloud Search は削除（復元不可）を実行して、アイテムを完全に削除します。アイテムがなくなり、そのバージョン番号がその特定のアイテムを参照しなくなります。
アイテムのバージョンの整合性を維持する
コンテンツ コネクタはアイテムのバージョニングを処理する必要があります。ただし、items.delete を使用してコネクタ ロジックの外部にあるアイテムを削除する場合は、インデックスの再作成が成功するように、次のいずれかを行う必要があります。
- 削除（復元可能）後（7 ～ 10 日）後にコンテンツをインデックスに再登録します。
- アイテムを手動で削除する場合は、実際のアイテム バージョンを使用します。これは、「None」などのランダムな文字列ではなく、items.get を呼び出すことで取得できます。
これらの提案のいずれかに従わないと、インデックス登録中にエラーが発生し、インデックス登録が失敗します。