レポート テンプレートの提供

コミュニティ コネクタを使用してレポート テンプレートを提供することができます。 レポート テンプレートは、データソースに精通していないユーザーがコネクタの機能をすばやく把握するのに役立ちます。また、レポート作成の土台が提供されるため、空のレポートから作成を始める必要がなくなります。この機能を使用するには、まずデータポータルでテンプレートを設計し、コネクタのマニフェストに追加する必要があります。

レポート テンプレートを作成する方法

コミュニティ コネクタのレポート テンプレートを作成するには:

  1. データポータルで新しいレポートを作成します。
  2. コネクタをデータソースとして追加します。
  3. グラフ、表、要素などをレポートに追加し、お好みに合わせてデザインします。
  4. レポートにわかりやすい名前を付けます。
  5. 共有可能なリンクを取得する

レポート テンプレートをコネクタのマニフェストに追加する方法

レポートの URL からレポート ID を取得し、レポートをテンプレートとしてコネクタのマニフェストに追加できます。データスタジオでテンプレートとして使用するレポートを開き、レポートの URL を調べます。reporting//page の間の部分がレポート ID です。たとえば、次の URL では、0B1a5IAKYIVtTcWxCbWJkc2Q1M1k がレポート ID です。

https://looker-studio.google.com/c/org/UTgoe29uR0C3F1FBAYBSww/reporting/0B1a5IAKYIVtTcWxCbWJkc2Q1M1k/page/9QoH

この ID を使って、このレポートをテンプレートとしてコミュニティ コネクタのマニフェストに追加できます。

{
  "dataStudio": {
    ...
    "templates": {
      "default": "0B1a5IAKYIVtTcWxCbWJkc2Q1M1k"
    }
  }
}

テンプレートの動作

コネクタのマニフェストに template キーのエントリがある場合、コネクタの構成画面に、デフォルトのテンプレートを使用するかどうかをユーザーが選択できるチェックボックスが表示されます。このチェックボックスはデフォルトでオンになっています。