概要

ここでは、DFP API アーキテクチャの概要を示し、DFP の基本概念と用語について説明します。

API のアーキテクチャ

次の図は、DFP API の主なクラスとその相関関係を示した概略図です。

DFP のアーキテクチャの主なオブジェクト

Order

Order オブジェクトは、オーダーについての全般的な情報(通貨や営業担当者など)を保持します。このオブジェクトには 1 つ以上の LineItem インスタンスが含まれます。コードでは、OrderLineItem オブジェクトのリストを保持するのではなく、それぞれの LineItem オブジェクトが所属先の Order の ID を保持する形となります。

LineItem

LineItem オブジェクトは表示する広告の要件セットを定めるものです。広告の要件セットには、広告の表示方法とタイミング、表示するクリエイティブのサイズ、クリエイティブの表示順序(順繰り、ウェイト順、掲載結果順)、広告の優先度、課金形態を表す各種プロパティなどがあります。LineItem は、1 つの InventoryTargeting オブジェクトを保持します。これはターゲットにできる AdUnitPlacement オブジェクトを表すものです。また必要に応じて、追加の Targeting サブクラス オブジェクトも保持することができます。これは地域条件、カスタム条件その他を表すものです。

LineItemCreativeAssociation

LineItemCreativeAssociation(LICA)によって、1 つの LineItem と 1 つの Creative がリンクされます。広告申込情報は複数のクリエイティブにリンクできます。アカウント タイプによっては、1 つのクリエイティブを複数の広告申込情報にリンクできる場合もあります。LineItemCreativeAssociation を作成すると、対象のクリエイティブと広告申込情報に互換性があるかどうかがまずチェックされます。たとえばサイズが異なる場合、リンクの作成時や更新時にエラーが発生します。このオブジェクトでは、開始日、終了日、サイズ(広告申込情報で指定したサイズに一致しないクリエイティブがあり、広告ユニットに合わせてクリエイティブのサイズをその場で調整する場合)など、関連付けられた LineItem の一部の値を上書きすることもできます。LICA は API 上の項目であり、DFP の管理画面には表示されません。

Creative

Creative は実際の広告そのものを表します。DFP がホストするクリエイティブの場合、このオブジェクトは、DFP のサーバーに保存されている実際の画像データ、Flash ファイル、カスタム HTML タグを保持します。第三者のサイトがホストするクリエイティブの場合は、第三者のサーバーにリクエストを行う URL や HTML コードを保持します。

InventoryTargeting と Targeting のサブクラス

InventoryTargeting オブジェクトは、特定の LineItem と関連付けられている広告ユニットのリストを保持します。必要に応じて、Targeting の適切なサブクラスの追加インスタンスを使って、追加のターゲティング条件を指定することもできます。

Placement

Placement オブジェクトは 1 つ以上の AdUnit オブジェクトのコレクションです。

AdUnit

AdUnit は、1 つまたは複数のページ上にある広告スペースを表します。AdUnit オブジェクトは LineItemInventoryTargeting オブジェクトまたは Placement オブジェクトのターゲットにできます。AdUnit オブジェクトには、サイズ、ID、固有の名前が指定されます。ID は API 内で AdUnit オブジェクトを識別するために使用されます。名前は、HTML タグ内で特定の AdUnit オブジェクトを表す固有の識別子として使用され、ページ リクエストの一部として DFP に返されます。

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