第三者として DFP との統合サービスを利用する

第三者は、独自の DFP ネットワークを持たない場合があるという点で、DFP の直接のユーザーではありません。代わりに、第三者はクライアントである DFP ユーザー向けに DFP と連携するサービス(統合)を作成します。このガイドでは、第三者統合の基本について説明し、おすすめの方法やヒントなどを紹介します。

このガイドは、DFP API の実務知識がある方を対象にしています。DFP API を初めてご利用になる場合は、スタートガイドをご覧ください。

第三者として利用を開始する

DFP API を使用して DFP ユーザーのネットワークにアクセスするには、以下のガイドラインを参考にしてください。Google から別途承諾を得る必要はありません。DFP API を使用すると、DFP API の利用規約に同意したことになります。利用規約は DFP デベロッパー サイトからもご覧になれます。

第三者として DFP 統合サービスをテストするには

第三者としてクライアントの本番ネットワークで DFP 統合サービスを実行するにあたりテストを行うには、テスト ネットワークを作成する方法をおすすめします。DFP ユーザーでなくても、Google アカウントをお持ちであればテスト ネットワークを作成できます。

テスト ネットワークと本番ネットワークの違いにご注意ください。テスト ネットワークでは広告を配信できません。また、クライアントが本番ネットワークで提供する機能の中には、テスト ネットワークで実装されないものがあることが考えられます。テスト ネットワークで使用できない DFP の機能をテストする必要がある場合、1 つの方法としては、DFP 販売パートナーを通じてテスト用ではないネットワークへのアクセス権を購入する方法があります。

また、アプリケーションを正常に動作させるために本番ネットワークで必要となる機能について、クライアントにはっきり伝えておいてください。アプリケーションでは、本番ネットワークで機能を利用できない状況にも対応できるようにしておきます。方法としては、例外を検出して適切に動作を中断するか、クライアントごとの機能の対応状況をリストアップしておきます。クライアント側では、Google の担当者と連携して、ネットワークで有効にする機能を適切に管理する必要があります。

認証: クライアントの DFP ネットワークに適切にアクセスするには

アプリケーションからクライアントの DFP ネットワークにアクセスするためには、安全な認証ワークフローを設定します。

この作業は、次の 2 つのステップで行います。

  1. クライアントのネットワークへのアクセスに使用する Google アカウントのメールアドレスを作成します。
  2. このアカウントを DFP ネットワークのユーザーとして追加するようクライアントに依頼します。

ステップ 1 では、クライアントごとに個別の Google アカウントを作成するか、すべてのクライアントで使用するマスター アカウントを作成します。クライアントごとにアカウントを作成する方法は、アカウントが不正使用された場合のことを考えると比較的安全です。一方、マスター アカウントを作成する方法は、ステップ 1 の作業が 1 回で済むというメリットがあります。

ステップ 1 でどちらの方法をとった場合も、ステップ 2 では、それぞれのクライアントに充てられた Google アカウントを DFP ネットワークのユーザーとして追加してもらう必要があります。

1. Google アカウントを作成する

DFP ネットワークに追加する Google アカウントを作成するには、いくつかの方法があります。

  • 方法 1 - OAuth 2.0 サービス アカウントを作成します。この場合、Google アカウントとして機能するサービス アカウントのメールアドレスが生成されます。OAuth 2.0 サービス アカウントを作成するには、こちらの説明にあるステップ 1 のみを行います。
  • 方法 2 - 通常の Google アカウント(「Gmail」アカウント)を作成し、新しいユーザーとして登録します。すでに Google アカウントをお持ちの場合は、シークレット ウィンドウまたは新しいブラウザ セッションを開いて登録を行ってください。または、会社で G Suite をご利用の場合は、会社のドメインで Google アカウントを作成し、そのアカウントを代わりに使用することもできます。このガイドでは、方法 2 で作成したどちらのアカウントも「通常」の Google アカウントと呼びます。

2. Google アカウントをネットワークに追加するようクライアントに依頼する

クライアントのネットワークへのアクセスに使用する Google アカウントを取得したら、そのアカウントを新しいユーザーとして DFP ネットワークに追加するようクライアントに依頼します。

  • クライアントに OAuth 2.0 サービス アカウントのメールアドレスを提供する場合は、こちらに記載のステップ 3 のみを行ってもらいます。
  • クライアントに通常の Google アカウントを提供する場合は、こちらに記載のステップに沿って、アカウントをユーザーとしてネットワークに追加してもらいます。

どちらの方法をとった場合も、アプリケーションからクライアントのネットワークの必要データにアクセスするためにアカウントにどのような役割と権限を付与すればいいかについて、クライアントとよく話し合ってください。


ここまでの作業を行ったら、クライアントの DFP ネットワークに API 呼び出しを行えるようになります。必ず networkCode SOAP ヘッダーに、API 呼び出しを行うクライアントのネットワーク コードを設定してください。すべてのクライアント ライブラリでは、この設定をプログラムによって行うことができます。たとえば Java クライアント ライブラリでは、DfpSession インスタンスを作成するときに、ネットワーク コードをプログラムによって設定できます。

API の最新情報を確認する

サポート終了または廃止となる API バージョンや新しいバージョンのリリース時期について、常に最新情報を把握しておいてください。これは、突然バージョンが廃止となってクライアントに迷惑をかけてしまうことを避けるために重要です。Google では、間近に迫ったサポート終了や廃止に関する情報を第三者までお伝えしきれないことがありますが、API の最新情報を主に次の 3 か所でご案内していますので、ご自身でこれらを確認するようにしてください。通知を設定することもおすすめします。

さらに、Google Developers のサイトでもサポート終了のスケジュールを提供していますので、定期的にご確認ください。

サポートを利用する

DFP の統合に関して問題が発生した場合は、問題の内容に応じて適切なサポート チャネルをご利用ください。サービスに関してご不明な点がある場合は DFP プロダクト フォーラム、API についてご不明な点がある場合は DFP API フォーラムに質問を投稿していただけます。サービスと API のどちらに関する問題かを判断するには、こちらのブログ投稿をご覧ください。

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