役割と権限

ロールとは、ユーザーが Google ドライブ リソースに対して特定の操作を実行できるようにする、一連の権限のことです。ユーザー、グループ、サービス アカウントで権限を使用できるようにするには、ロールを割り当てます。ロールを割り当てると、そのロールに含まれるすべての権限が付与されます。

Google Drive API の各権限には、ユーザーがファイルやフォルダに対して行える操作を定義する役割があります。詳細については、ドライブ リソースを共有するシナリオをご覧ください。

次の表に、ロールがビューに制限されていない場合に、ロールごとにユーザーが実行できるオペレーションを示します。詳細については、ビューをご覧ください。

許可されるオペレーション owner organizer fileOrganizer writer commenter reader
ファイルやフォルダのメタデータ(名前、説明など)の読み取り
ファイルの内容を読み取る
フォルダ内のアイテムのリストを読み取る
ファイルにコメントを追加する
ファイルまたはフォルダのメタデータを変更する
ファイルの内容を変更する
過去のリビジョンにアクセスする
フォルダにアイテムを追加する
[マイドライブ] フォルダからアイテムを削除する
[マイドライブ] フォルダのアイテムを共有する
共有ドライブのアイテムを共有する
共有ドライブにファイルを追加する
共有ドライブのメタデータを変更する
共有ドライブのメンバーを追加する
詳細なファイル権限にアクセスできます
共有ドライブ内のアイテムを整理 [1]
アイテムを共有ドライブ外に移動 [2]
アイテムをゴミ箱に移動する
ゴミ箱からアイテムを復元する
ゴミ箱を空にする
ファイルやフォルダを削除する
共有ドライブ内のアイテムを削除する [2]
空の共有ドライブを削除する
[マイドライブ] フォルダ内のファイルにコンテンツの制限を追加する
共有ドライブ内のファイルにコンテンツの制限を追加する

視聴回数

権限が view に制限される場合があります。この場合、ロールはその特定のビューにのみ適用されます。

view=publishedrole=reader を含む権限は、ファイルの公開ビューへの reader アクセス権を付与しますが、ファイルに対する reader アクセスは付与しません。

逆に、特定のビューに限定されていない権限は、reader に、ファイルの公開済みビューへのアクセス権を付与します。