プロジェクトに .aiexclude ファイルを含めることで、コードベースのどのファイルを IDX の Gemini から非表示にするかを制御できます。.gitignore ファイルと同様に、.aiexclude ファイルは、チャット エクスペリエンスやエディタで動作する AI 機能など、IDX の Gemini と共有すべきでないファイルを追跡します。.aiexclude ファイルは、そのファイルを含むディレクトリ以下のファイルで動作します。
コードベースのインデックス登録が有効になっている場合、.aiexclude でカバーされるファイルは Gemini のインデックスに登録されません。また、.aiexclude は、対象ファイルのインライン アシスタンスに次のように影響します。
- コード補完: 対象ファイルの編集時に、提案されたコード補完を使用できません。
- インライン アシスタンス: 新しいコードを生成することはできますが、対象ファイルを編集するときに既存のコードを変更することはできません。
.aiexclude ファイルを書き込む方法
.aiexclude ファイルは .gitignore ファイルと同じ構文に従いますが、次の点が異なります。
- 空の .aiexclude ファイルは、そのディレクトリとすべてのサブディレクトリ内のすべてのファイルをブロックします。これは、
**/*を含むファイルと同じです。 .aiexcludeファイルは否定（!の接頭辞のパターン）をサポートしていません。
例
.aiexclude ファイルの構成例を次に示します。
.aiexclude ファイルを含むディレクトリ以下の apikeys.txt という名前のファイルをすべてブロックします。
apikeys.txt
.aiexclude ファイルを含むディレクトリ以下で、ファイル拡張子が .key のファイルをすべてブロックします。
*.key
.aiexclude と同じディレクトリにある apikeys.txt ファイルのみをブロックし、サブディレクトリはブロックしません。
/apikeys.txt
my/sensitive/dir ディレクトリとすべてのサブディレクトリ内のすべてのファイルをブロックします。このパスは、.aiexclude ファイルを含むディレクトリからの相対パスである必要があります。
my/sensitive/dir/