コミュニティ ビジュアリゼーションの変更を確認する一般的なワークフローは次のとおりです。 ファイルを GCS にアップロードしてから、Looker Studio レポートを更新します。この場合、変更が確認できるまでにある程度時間がかかります。dscc-gen を使用すると、ワークフローでビジュアリゼーション コードの変更をすぐに確認できるため、コミュニティ ビジュアリゼーションを記述する時間を短縮できます。
開始する前に、npm 5.2.0 以降と gsutil がインストールされていることを確認してください。次のコマンドを実行します。
npx @google/dscc-gen viz
初回設定
dscc-gen
にはデフォルトのローカル データセットが付属していますが、ビジュアル表示したいデータではない可能性があります。必要に応じてこのデータセットを更新してください。手順は次のとおりです。
src/index.json
で設定を更新します。npm run update_message
を実行します。これにより、ビジュアリゼーションがdev
バケットにデプロイされ、コピーしやすい形式でメッセージが表示されます。- 新しいレポートを作成し、ビジュアル表示するデータのデータセットに接続します。
- コンポーネント ID として
dev
バケットを使用して、コミュニティ ビジュアリゼーションを追加します。 - ビジュアル表示の内容を
scripts/data/localData.js
にコピーします。このデータは、ローカルで開発するときに使用します。
スクリプト
次のスクリプトは、dscc-gen
で作成されたビジュアル表示プロジェクトに使用できます。
コマンド | 処理 |
---|---|
npm run start
|
ローカル サーバーを起動し、ビジュアリゼーションをプレビューします |
npm run update_message |
objectFormat を使用してメッセージを更新します |
npm run build:dev
|
キャッシュを無効にして、./src からファイルを構築し、./build にファイルを生成します。 |
npm run push:dev |
ファイルを build から dev バケットにコピーします。 |
npm run build:prod
|
キャッシュを有効にして、./src からファイルを構築し、./build にファイルを生成します。 |
npm run push:prod
|
ファイルを build から prod バケットにコピーします。 |
update_message
コマンドはデフォルトの objectFormat に戻します。tableFormat を使用するには、package.json
の update_message
スクリプトのパラメータを -f object
から -f table
に編集します。
Codelab
ツールの使用方法については、dscc-gen の Codelab をご覧ください。