Google Earth AI アシスタント(試験運用版)を使用して画像に関する分析情報を取得する

Google ストリートビューから派生した画像分析情報は、現実世界のインフラストラクチャ アセットの概要を豊富に提供します。この機能を使用すると、定義されたエリア内の特定のタイプのインフラストラクチャを特定して見つけることができるため、都市計画、メンテナンス、分析のワークフローを効率化できます。

Google Earth の画像分析情報のスクリーンショット

Google Earth で画像分析情報を試す

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これらの分析情報にアクセスするには、地図の選択と自然言語クエリを組み合わせて、Ask Google Earth を操作します。

  1. Google Earth でプロジェクトを作成する: 新しいプロジェクトを作成します。
  2. 関心のあるエリアを定義する: ポリゴン ツールを使用して、地図上の特定のエリアを描画して保存するか、特定のビューに移動します。
  3. 質問する: [Google Earth に質問] を開き、選択した境界またはビュー内のアセットを特定するクエリを送信します。

クエリの例:

  • 「選択したポリゴン内にあるすべての消火栓にマークを付ける」
  • 「このビューのすべての雨水排水溝をプロットする」

サポートされているインフラストラクチャ データ

次の種類のインフラストラクチャ データについて質問できます(米国のみ)。

インフラストラクチャ データ 説明
消火栓 消防士が給水にアクセスできる独立した構造物または接続ポイント
制限速度の標識

道路で許可されている最高速度または最低速度を表示する規制標識

一時停止標識 交差点や道路に入る前に完全に停止するようドライバーに指示する規制標識
街灯 公共の道路、歩道、その他の公共の場所を照らし、安全とナビゲーションを確保することを目的として、ポールに取り付けられた光源
信号機 道路の交差点や横断歩道などに設置され、標準的な色の順序(赤、黄、緑)を使用して交通の流れを制御する信号機
電柱 架空送電線、電話線、その他の公共事業を支える柱
雨水排水溝

一般的な円形または長方形の排水口と縁石排水口が含まれます

メンテナンス カバー

地下システム(ユーティリティなど)につながる穴や入り口を覆う蓋。人がアクセスできる大きさ

制限事項とデータ品質

  • クエリの上限: 各クエリは最大 500 個のフィーチャーを返します。つまり、非常に広い地域やインフラストラクチャ ネットワークが密集している地域では、1 回のリクエストで包括的なデータセットが提供されない可能性があります。広いエリアの場合は、対象エリアを小さなポリゴンに分割することを検討してください。
  • データの精度: 画像の品質と可用性は変動する可能性があります。ストリートビューの写真は、撮影された日時が異なる場合や、障害物で遮られている場合があります。これらの制約があるため、このデータは信頼性が低く、グラウンド トゥルースと比較して緯度と経度が不正確であるなど、不正確な情報が含まれている可能性があります。