通行料金の計算

ルート、カスタムルート、ルートマトリックスを計算する際は、ルートの通行料金を考慮することをおすすめします。一部の都市では、ルートの通行料の見積もりを適切な通貨で計算できます。

注: Routes Preferred API は、Google マップとは異なる方法でルートの通行料金を計算します。

Routes Preferred API は、リクエストで各ドライバーまたは車両が持っているパスの種類が正確に表されていることを前提として、そのルートで実際に請求される通行料金（パスまたは現金）のみを返します。通行料パスを指定しない場合、API は現金料金を返します。これは通常、最も高い通行料です。
通常、Google マップは車両の可能な限り低い料金を返します。ユーザーは、持っている通行証を指定することはできません。代わりに、現金の通行料を表示するには、デフォルトで有効になっている [通行証料金を表示] オプションを無効にします。

Routes Preferred API は、ドライバーまたは車両が利用できる通行料金の割引やパス、最も便利な支払い方法を考慮して、通行料金の見積もりを計算します。特定のルートに利用可能な通行料金がない場合は、Routes Preferred API は料金不明の通行料金の存在を示します。

通行料情報を正確に計算するには、リクエストに次の情報を含めてください。

ルートで使用される車両の排出ガスタイプ（VehicleEmissionType）。排出ガスタイプが指定されていない場合は、ガソリン車の通行料が返されます。
該当するドライバーまたは車両の有料道路パス（TollPass）。一部の地域では、有料道路パスを持つドライバーまたは車両は、パスを持たないドライバーまたは車両とは異なる通行料を支払う必要があります。たとえば、米国ワシントン州シアトルで Good To Go! 通行料パスを持っている場合、パスを持っていない場合よりも通行料が割引されます。インドネシアなど一部の地域では、道路を走行するために通行料パスが必要になる場合があります。パスが必要なルートにパスを指定しないと、料金は返されません。

次の地域では、オプションのトール情報も利用できます。

通行料の計算例については、以下をご覧ください。