クライアント指標を Meet Media API にアップロードする

Google Meet Media API クライアントは、media-stats データチャネルを介してクライアント統計情報を定期的にアップロードする必要があります。

Meet Media API で必要なエントリは、WebRTC によって収集された統計情報のサブセットです。これらの情報には、RTCPeerConnection::getStats() メソッドを呼び出すことでアクセスできます。

クライアントのフロー

すべての Meet Media API クライアントは、次のフローを実装する必要があります。

初期構成

クライアントが media-stats データ チャネルを開くと、Meet はすぐにチャネルを介して MediaStatsConfiguration リソースの更新を送信します。この構成では、クライアントが統計情報をアップロードする方法を指定します。

構成
uploadIntervalSeconds Meet Media API クライアントが統計情報をアップロードする頻度を指定します。クライアントがアップロードしない場合は 0 にします。
allowlist クライアントがアップロードする RTCPeerConnection::getStats() エントリを指定します。

統計情報のアップロード

会議に接続している間、Meet Media API クライアントは次の処理を行う必要があります。

  1. uploadIntervalSeconds で指定された間隔で RTCPeerConnection::getStats() メソッドを呼び出します。

  2. 結果の統計情報オブジェクトを、allowlist で指定されたフィールドに絞り込みます。

  3. media-stats データチャネルを介して UploadMediaStatsRequest を送信して、フィルタされた統計情報をアップロードします。