このページでは、日本の現地スキームを使用するカード発行会社向けに BIN の設定プロセスを簡単に説明します。 現地スキームに対応する TPS は次のとおりです。
- DNP を通じた Thales(Gemalto)
- JCB
背景
日本では、クレジット カードなどの支払い方法において、Visa や Mastercard などの国際スキームと、iD や QUICpay などの現地スキームとの共同バッジを付けることができます。
このため、カード発行会社は商品のリリース前にスキームを決定し、Google で設定する必要があります。
BIN の設定プロセス
JCB または Thales を使用する場合は、こちらのプロセスに従います。
BIN の設定ガイドから BIN フォームをダウンロードします。
フォームは BIN サポートチームに 4 回送信する必要があります。
Google の BIN チームにリクエスト ファイルを送信する
カード発行会社は、BIN 設定リクエストのたびに、対応するファイルを適切な命名形式で Google に送信する必要があります。Excel ファイルは、BIN の設定手順のページからダウンロードできます。
記入したファイルは support-google-bin@google.com に送信します。その際には、メールの本文にリクエストの内容を明記します。
サンドボックス環境で BIN を設定する
サンドボックス環境でテストを開始するには、「JP_Set_Sandbox_Google_Pay_BIN_data.xlsx」という名前のファイルに記入して送信することにより、サンドボックス環境で適切なスキームを使用して BIN を設定します。
本番環境で BIN をブロックする
本番環境でテストする前に、「JP_Block_Prod_Google_Pay_BIN_data.xlsx」という名前のファイルを送信することにより、本番環境で適切なスキームを使用して BIN を設定します。
これにより、商品の準備ができるまで、BIN の範囲を使用してカードをトークン化できないようすべてのユーザーがブロックされます。
本番環境で BIN を設定する
本番環境でテストを開始するには、「JP_Set_Prod_Google_Pay_BIN_data.xlsx」という名前のファイルに記入して送信することにより、本番環境で適切なスキームを使用して BIN を設定します。
本番環境で BIN を解放する
本番環境でサービスを開始するには、「JP_Release_Prod_Google_Pay_BIN_data.xlsx」という名前のファイルを送信することにより、本番環境で適切なスキームを使用して BIN のブロックを解除します。
BIN テストのためにアカウントを有効にする
ブロックされた BIN の範囲をテスターが使用できるようにするには、このフォームからアカウントのリストが記載されたリクエストを送信します。これにより、ユーザーが許可リストに追加され、ブロックされた BIN を本番環境で使用できるようになります。