Google Places API for Android を使用して優れたアプリケーションを開発しているデベロッパーにとって、サービスを最大限に活用できることは成功するための重要な要素です。しかし、一部のデベロッパーによるサービスの積極的な活用によって、他のデベロッパーによる使用が不公平に制限されないようにし、サービスが意図されたとおりに活用されることも必要と考えています。そこで、これらの要件のバランスを取るために、Google では 24 時間あたりのリクエスト数の上限をデフォルトで 1,000 件と定め、それ以上のリクエストを必要とするデベロッパーには簡単な審査プロセスを実施しています。
- 作業概要
- 特定のメソッドのクエリ制限に関する詳細
- ステータス コード
- 課金を有効にして 24 時間に 150,000 件のリクエストを受け取る
- 24 時間に 150,000 件以上のリクエストを受け取るよう引き上げをリクエストする
作業概要
すべてのアプリにおいて、Google Places API for Android は無料で無制限に使用できます。しかし、すべてのアプリによる公平な使用を実現するため、一部のメソッドには段階的なクエリ制限が設けられています。
デフォルトのリクエスト数を超えることが予測される場合は、早めに引き上げの手続きを取ってください。
Google Places API for Android はデフォルトで、24 時間あたりのリクエスト数を 1,000 件までと定めています。この制限を超えると、アプリでエラーが生じるようになります。課金を有効にして 24 時間に 150,000 件のリクエストを受け取ります。
アプリが 24 時間あたりに 150,000 件以上のリクエストを必要とする場合は、さらなる審査プロセスがあります。この制限を超えると、再びアプリでエラーが生じるようになります。24 時間に 150,000 件以上のリクエストを受け取るよう引き上げをリクエストしてください。
特定のメソッドのクエリ制限に関する詳細
アプリごとの合計クエリ数は、すべてのサービスについての合計です。ただし次を除きます。
Google Places API for Android のサービスには、次の段階的なクエリ制限が適用されます。
- デフォルトでは、アプリごとに 24 時間あたり 1,000 件のリクエストが可能です。
- Google API Console で課金を有効にして、本人確認を行うと、24 時間あたりのリクエスト数を 150,000 件まで引き上げることができます。本人確認にはクレジット カードが必要です。クレジット カード情報は単にユーザーの本人確認を行うために使用するものであり、このカードに Google Places API for Android の使用料が請求されることはありません。
- 24 時間に 150,000 件以上のリクエストが必要になることが予測される場合は、なるべく早く引き上げをリクエストしてください。(引き上げのリクエスト時には、アプリが利用規約に沿っているかどうかの確認と、割り当て数リクエスト フォームへの入力が必要です。)
- 24 時間あたりのリクエスト数が定期的に 500,000 件を超える場合、Google はそのアプリを Google Places API for Android の重要ユーザーとみなし、今後のキャパシティについて、Google からご連絡差し上げます。Google から連絡が入るまで、特に必要な作業はありません。
ステータス コード
アプリが 24 時間の割り当て制限を超えると、API から USAGE_LIMIT_EXCEEDED のステータス コードが返されます。
課金を有効にして 24 時間に 150,000 件のリクエストを受け取る
課金の詳細については、Google API Console のドキュメントをご覧ください。
課金の有効化プロジェクトへの課金を有効にするには、[Enable Billing] ボタンをクリックします。初めて課金を有効にする場合、お支払い方法の指定などの支払い情報の設定を求めるメッセージが表示されます。課金を有効にすると、割り当て数が 24 時間に 150,000 件のリクエストに自動的に増加します。
課金は API レベルではなく、プロジェクト レベルで有効にします。Google Places API for Android の使用により課金されることはありませんが、一度特定のプロジェクトに対する課金を有効にすると、そのプロジェクトの有効化された課金可能な API すべてに対して、プロジェクトによる使用量に基づいて課金が行われます。
プロジェクトへの課金は、[Billing pane] でいつでも無効にできます。課金をキャンセルした場合、プロジェクトは「未課金」の状態に戻り、有効化された API すべての使用量が無料で使用できる範囲に制限されます。
24 時間に 150,000 件以上のリクエストを受け取るよう引き上げをリクエストする
24 時間あたり 150,000 件を超えるリクエストを使用する場合は、次のステップに従います。
- アプリが Google Maps API の利用規約に準拠していることを確認する。
- プレイスデータの改善に協力する。
- 割り当て数の追加をリクエストするフォームに入力する。
アプリが API の利用規約に準拠していることを確認する
Google Maps/Google Earth API の利用規約と属性の要件をよく理解していること、アプリがそれらに準拠していることを確認してください。確認する主な要件を次に示します。
- アプリが Google Places API for Android の属性の要件に準拠していることを確認します。
- アプリをダウンロード、使用、購入できるようにするには、アプリを一般公開する必要があります。
- プレイスデータへのオフライン アクセスが必要な場合、またはプレイスデータを事前にキャッシュしておく必要がある場合は、まず Google から許可を取得する必要があります。
- サーバーまたはアプリにキャッシュしたプレイスデータは定期的に更新するようにしてください。キャッシュ データと一緒にタイムスタンプを保存し、前回のアップデートから 30 日を経過したキャッシュコピーにアクセスするたびにそのコピーをアップデートします。
- プレイスを一意に識別するために使用されるプレイス ID は、キャッシングの制限の適用外です。そのため、プレイス ID は無期限で保存できます。
- アプリで Google Places API for Android から取得したプレイスの位置を表示する場合に使用する地図がすべて Google マップであることを確認します。
- アプリに、次の内容の公開プライバシー ポリシーがあることを確認します。
- ユーザー名、ユーザーの所在地など、個人情報の使用や保持に関する説明。
- Google Places API for Android の使用のユーザーへの通知と、http://www.google.com/privacy.html へのリンクを含む Google プライバシー ポリシーの明記。
割り当て数の追加をリクエストするフォームに入力する
上記のステップを終えたら、割り当て数の増加をリクエストできます。リクエストするには、割り当て数増加フォームに入力してください(Google へのログインが必要です)。
リクエストの受領後、Google Places API for Android サポートチームの担当者からご連絡します。必要に応じて追加情報の提供をお願いし、リクエストが承認された場合にはお知らせします。承認されると、Google API Console で、使用可能な割り当て数が増加したことを確認できます。