ウェブ インタースティシャル広告を表示する
この例は、Google パブリッシャー タグ(GPT)ライブラリを使用してウェブ インタースティシャル広告を表示する方法を示しています。ウェブ インタースティシャルは、ユーザーの操作に応じて表示される GPT 管理の全画面広告です。ウェブ インタースティシャルについて詳しくは、ウェブ インタースティシャルの入稿をご覧ください。
ウェブ インタースティシャル広告をトリガーできるユーザー操作は次のとおりです。
ユーザーの行動 | API 名 | デフォルト | 構成可能 |
---|---|---|---|
クリックに応じてページから離れる。 | なし | 有効 | いいえ |
ブラウザのナビゲーション バーをクリックする。(パソコンのみ) | navBar |
無効 | はい |
ページを非表示にしてから戻る(タブを切り替えるなど)。 | unhideWindow |
無効 | はい |
今後、ユーザー アクションのサポートが追加される可能性があります。最新情報については、GPT リリースノートをご覧ください。
使用上の注意
最適なユーザー エクスペリエンスを提供するため、GPT ではこのフォーマットを適切にサポートしているページでのみウェブ インタースティシャル広告がリクエストされます。ウェブ インタースティシャルは、GPT が最前面のウィンドウで実行されている場合にのみサポートされます。ウェブ インタースティシャルをサポートしていないページでは、
defineOutOfPageSlot()
が null を返すことがあります。エラーを防ぐために、この点を必ず確認してください。インタースティシャルを表示したいページや環境でのみ、ウェブ インタースティシャル広告をリクエストします。ウェブ インタースティシャル広告は、パソコン、タブレット、モバイル デバイスに配信できます。
ウェブ インタースティシャル広告では、独自の広告スロットが生成されます。他の広告タイプとは異なり、ウェブ インタースティシャル広告では
<div>
を定義する必要はありません。これらの広告では、広告が掲載時に自動的に作成され、独自のコンテナがページに挿入されます。ウェブ インタースティシャル広告には一定のフリークエンシー キャップが設定されています。これにより、同じユーザーに 1 時間に 1 回以上、サブドメインごとにインタースティシャルが表示されるのを防ぐことができます。
ウェブ インタースティシャル広告にはローカル ストレージへのアクセス権が必要です。IAB 透明性と同意に関するフレームワーク v2.0 を統合しているパブリッシャー様の場合、ウェブ インタースティシャル広告が機能するには目的 1 に対する同意が必要になります。
ページのリンクの中には、ウェブ インタースティシャル広告を表示できないものもあります。ユーザーが対象外のリンクをクリックしても、インタースティシャル広告は表示されません。対象外のリンクには、HTTP/HTTPS を使用しない URL、新しいウィンドウを開くリンクなどがあります。
複数のスロットがあるページでシングル リクエスト アーキテクチャ(SRA)を使用する場合は、静的広告スロットの div が作成されるまで
display()
を呼び出さないようにします。広告のベスト プラクティスで説明されているように、display()
の最初の呼び出しでは、それまでに定義されたすべての広告スロットがリクエストされます。ウェブ インタースティシャル スロットでは事前定義された<div>
は不要ですが、静的広告スロットでは必要です。ページにあるこれらの要素より前にdisplay()
を呼び出すと、シグナルの品質が低下し、収益化が減少する可能性があります。そのため、静的スロットが定義されるまで最初の呼び出しを遅らせることをおすすめします。