テストツールにも Googlebot の最新のレンダリング機能を実装
2019 年 8 月 7 日（水曜日）
本日、Google のテストツールの大部分を更新し、最新の Chromium レンダラを使用するようにしました。これは、モバイル フレンドリー テストや Search Console の URL 検査ツールなどのテストツールに影響します。今回の投稿では、この更新による影響と更新に至った経緯をご紹介します。
最新の Chromium レンダラ
今年の Google I/O において、最新の Googlebot を発表する機会に恵まれました。
今回実施した更新の核心は、レンダリング エンジンとしての Chrome 41 から最新安定版の Chromium への切り替えを行ったことです。Googlebot は最新安定版の Chromium を使用して JavaScript を実行し、ページをレンダリングするようになりました。Google は、安定版の Chromium とともに Googlebot の更新を今後も継続するため、このことを「エバーグリーン」と呼んでいます。
ウェブサイトへの影響
ウェブ プラットフォームの最新機能は、Googlebot だけでなく、Googlebot で認識された内容を表示できるツールにも対応しています。つまり、ES6+、ウェブ コンポーネント、1,000 以上の新しいウェブ プラットフォーム機能を使用するウェブサイトは、Googlebot とテストツールの両方で、最新安定版の Chromium でレンダリングされるようになりました。
Google のテストツールには、Googlebot がページを可能な限り厳密に処理する方法が反映されます。新しい Googlebot への更新に伴い、Googlebot と同じレンダラを使用するようにテストツールを更新する必要がありました。
この変更は、以下のツール内のレンダリングに影響します。
Google で更新をテストし、フィードバックに基づいて上の一覧に示したツールを最新の Googlebot に切り替えました。フィードバックの多くは、Google 社員やコミュニティから寄せられました。プロダクト エキスパートと Google Developers Experts により、更新を適切に実施できました。
注: 新しい Googlebot は引き続き更新前と同じユーザー エージェントを使用します。ユーザー エージェントの更新については、近日中に詳細をお知らせする予定です。現時点では、Googlebot のユーザー エージェントとテストツールで使用するユーザー エージェントは変更されていません。
この更新についてフィードバックやご質問がございましたら、Twitter、ウェブマスター フォーラム、またはウェブマスター オフィスアワーにお寄せください。
Posted by Zoe Clifford, Software Engineer in the Web Rendering Service team and Martin Splitt, friendly internet fairy at Google WTA
特に記載のない限り、このページのコンテンツはクリエイティブ・コモンズの表示 4.0 ライセンスにより使用許諾されます。コードサンプルは Apache 2.0 ライセンスにより使用許諾されます。詳しくは、Google Developers サイトのポリシーをご覧ください。Java は Oracle および関連会社の登録商標です。
[null,null,[],[[["Google's testing tools, including Search Console and the Mobile-Friendly Test, now utilize the evergreen Chromium renderer, mirroring the latest Googlebot update."],["Websites leveraging modern web technologies like ES6+, Web Components, and over 1000 new features will be rendered with the most recent Chromium by Googlebot and testing tools."],["This update ensures Google's testing tools accurately reflect how Googlebot processes web pages, providing developers with valuable insights."],["The change primarily affects rendering in tools like Search Console's URL Inspection tool, Mobile-Friendly Test, Rich Results Test, and AMP Test."],["While the renderer has been updated, Googlebot's user agent remains the same for now, with an update expected in the future."]]],["Google updated its testing tools, including the URL inspection tool, mobile-friendly test, rich results test, and AMP test, to use the evergreen Chromium renderer. This aligns the tools with the new evergreen Googlebot, which now utilizes the latest stable Chromium. This change enables the tools and Googlebot to render websites with newer web platform features like ES6+ and Web Components. The update was implemented after feedback from Google's internal experts and the community. The user agent remains unchanged for now.\n"]]
