圧縮を有効にする

このルールは、圧縮可能なリソースが gzip 圧縮されずに配信されていることを PageSpeed Insights が検出した場合にトリガーされます。

概要

最新のブラウザはすべて gzip 圧縮に対応しており、すべての HTTP リクエストで自動的に圧縮のネゴシエーションを実施します。gzip 圧縮を有効にすると、転送されるレスポンスのサイズが最大で 90% 削減されるため、リソースのダウンロード時間の大幅な短縮、クライアントのデータ使用量の削減、最初のページ レンダリング時間の改善といった効果があります。 詳しくは、GZIP によるテキストの圧縮をご覧ください。

推奨される解決方法

ウェブサーバーで gzip 圧縮を有効にしてテストします。HTML5 Boilerplate プロジェクトには一般的なサーバーすべてに対応するサンプル構成ファイルが用意されており、各設定フラグと設定項目についての詳細なコメントがファイル内に記載されています。お使いのサーバーを一覧から選んで gzip の項目を探し、サーバーが推奨設定に沿って設定されていることを確認します。 または、お使いのウェブサーバーのドキュメントで圧縮を有効にする方法をご覧ください。

よくある質問

PageSpeed Insights で、静的コンテンツ ファイルの多くを gzip 形式で圧縮する必要があるとレポートされましたが、こうしたファイルは gzip 圧縮を使って配信するようにウェブサーバーを構成してあります。PageSpeed Insights で圧縮が認識されないのはなぜですか?
ファイルがクライアント マシンにダウンロードされるときに、プロキシ サーバーやウイルス対策ソフトウェアが圧縮を無効にしている可能性があります。PageSpeed Insights の結果はクライアントに実際に返されたヘッダーに基づいています。ウイルス対策ソフトウェアを使用しているクライアント マシン上で分析を行っている場合や、中間的なプロキシ サーバーの背後にクライアント マシンが配置されている場合は、この問題が起きる可能性があります(プロキシの多くは透過的であるため、クライアントとウェブサーバーの間に存在するプロキシに気づかない場合もあります)。