Container Versions

コンテナのコンテナ バージョン。コンテナ バージョンは、特定の時点におけるコンテナ設定の不変コピー(スナップショット)と考えることができます。create メソッドを使用して新しいバージョンを作成すると、現在の設定(コンテナのマクロ、ルール、タグなど)に基づいてバージョンが作成されます。restore メソッドは、指定されたバージョンを使用してコンテナの構成を復元します。update メソッドを使用すると、バージョンの name フィールドと notes フィールドを更新できます。現在公開されているバージョンを取得するには、get メソッドを使用して、containerVersionIdpublished を指定します。

このリソースのメソッドの一覧は、このページの最後に掲載されています。

リソース表現

Google タグ マネージャーのコンテナ バージョンを表します。

{
  "accountId": string,
  "containerId": string,
  "containerVersionId": string,
  "name": string,
  "deleted": boolean,
  "notes": string,
  "container": accounts.containers Resource,
  "macro": [
    {
      "accountId": string,
      "containerId": string,
      "macroId": string,
      "name": string,
      "type": string,
      "notes": string,
      "scheduleStartMs": long,
      "scheduleEndMs": long,
      "parameter": [
        {
          "type": string,
          "key": string,
          "value": string,
          "list": [
            (Parameter)
          ],
          "map": [
            (Parameter)
          ]
        }
      ],
      "enablingRuleId": [
        string
      ],
      "disablingRuleId": [
        string
      ],
      "fingerprint": string,
      "parentFolderId": string
    }
  ],
  "rule": [
    {
      "accountId": string,
      "containerId": string,
      "ruleId": string,
      "name": string,
      "notes": string,
      "condition": [
        {
          "type": string,
          "parameter": [
            {
              "type": string,
              "key": string,
              "value": string,
              "list": [
                (Parameter)
              ],
              "map": [
                (Parameter)
              ]
            }
          ]
        }
      ],
      "fingerprint": string
    }
  ],
  "tag": [
    accounts.containers.tags Resource
  ],
  "trigger": [
    accounts.containers.triggers Resource
  ],
  "variable": [
    accounts.containers.variables Resource
  ],
  "folder": [
    accounts.containers.folders Resource
  ],
  "fingerprint": string
}
プロパティ名 説明 メモ
accountId string GTM アカウント ID。
container nested object このバージョンの取得元コンテナ。
containerId string GTM コンテナ ID。
containerVersionId string containerVersionId は GTM コンテナ バージョンを一意に識別する文字列です。
deleted boolean 値が true の場合、このコンテナ バージョンは削除されています。
fingerprint string 保存時に計算された GTM コンテナ バージョンのフィンガープリント。この値は、コンテナ バージョンが変更されるたびに再計算されます。
folder[] list このバージョンの取得元コンテナのフォルダ。
macro[] list このバージョンの取得元コンテナのマクロ。
macro[].accountId string GTM アカウント ID。
macro[].containerId string GTM コンテナ ID。
macro[].disablingRuleId[] list モバイル コンテナのみ: 条件付きマクロを有効にするためのルール ID のリスト。すべての無効化ルールが false である一方で、有効化ルールの 1 つが true の場合、マクロは有効になります。順不同のセットとして扱われます。
macro[].enablingRuleId[] list モバイル コンテナのみ: 条件変数を有効にするためのルール ID のリスト。すべての無効化ルールーが false である一方で、有効化ルールの 1 つが true の場合、マクロは有効になります。順不同のセットとして扱われます。
macro[].fingerprint string 保存時に計算された GTM マクロのフィンガープリント。この値は、マクロが変更されるたびに再計算されます。
macro[].macroId string GTM マクロを一意に識別するマクロ ID。
macro[].name string マクロの表示名。
macro[].notes string コンテナでこのマクロを利用する方法についてのユーザーのメモ。
macro[].parameter[] list マクロのパラメータ。
macro[].parameter[].key string パラメータを一意に識別する名前付きキー。トップレベルのパラメータとマップ値では必須となります。リスト値では無視されます。 書き込み可能
macro[].parameter[].list[] list このリスト パラメータのパラメータ(キーは無視されます)。 書き込み可能
macro[].parameter[].map[] list このマップ パラメータのパラメータ(一意のキーが必要)。 書き込み可能
macro[].parameter[].type string パラメータの型。有効な値は次のとおりです。
  • boolean: ブール値(「true」または「false」)
  • integer: 64 ビット符号付き整数値(10 進数)
  • list: パラメータのリスト
  • map: パラメータのマップ
  • template: 任意のテキスト。変数参照も使用可能(文字列以外の型を返す変数参照にも対応)
  • trigger_reference: トリガーを表す値(トリガー ID)


有効な値は次のとおりです。
  • "boolean"
  • "integer"
  • "list"
  • "map"
  • "template"
  • triggerReference
書き込み可能
macro[].parameter[].value string 指定された型のパラメータ値(「」などの変数参照も使用可)。 書き込み可能
macro[].parentFolderId string 親フォルダ ID。
macro[].scheduleEndMs long マクロをスケジュール設定する終了タイムスタンプ(ミリ秒単位)。
macro[].scheduleStartMs long マクロをスケジュール設定する開始タイムスタンプ(ミリ秒単位)。
macro[].type string GTM マクロのタイプ。
name string コンテナ バージョンの表示名。 書き込み可能
notes string コンテナでこのコンテナ バージョンを利用する方法についてのユーザーのメモ。 書き込み可能
rule[] list このバージョンの取得元コンテナのルール。
rule[].accountId string GTM アカウント ID。
rule[].condition[] list このルールを構成する条件のリスト(条件は暗黙的に「AND」で連結)。
rule[].condition[].parameter[] list 条件の種類に応じた名前付きパラメータ(Key-Value)のリスト。備考:
  • 二項演算子の場合は、arg0 および arg1 というパラメータで、左と右のオペランドをそれぞれ指定します。
  • このとき、左のオペランド(arg0)は必ず変数の参照にします。
  • 正規表現のマッチングで大文字と小文字を区別しない場合は、ignore_case というブール型パラメータを true に設定します。このパラメータが設定されていない場合や、他の値が設定されている場合は、大文字と小文字が区別されます。
  • 演算子を無効にするには、negate というブール型パラメータを true に設定します。
書き込み可能
rule[].condition[].parameter[].key string パラメータを一意に識別する名前付きキー。トップレベルのパラメータとマップ値では必須となります。リスト値では無視されます。 書き込み可能
rule[].condition[].parameter[].list[] list このリスト パラメータのパラメータ(キーは無視されます)。 書き込み可能
rule[].condition[].parameter[].map[] list このマップ パラメータのパラメータ(一意のキーが必要)。 書き込み可能
rule[].condition[].parameter[].type string パラメータの型。有効な値は次のとおりです。
  • boolean: ブール値(「true」または「false」)
  • integer: 64 ビット符号付き整数値(10 進数)
  • list: パラメータのリスト
  • map: パラメータのマップ
  • template: 任意のテキスト。変数参照も使用可能(文字列以外の型を返す変数参照にも対応)
  • trigger_reference: トリガーを表す値(トリガー ID)


有効な値は次のとおりです。
  • "boolean"
  • "integer"
  • "list"
  • "map"
  • "template"
  • triggerReference
書き込み可能
rule[].condition[].parameter[].value string 指定された型のパラメータ値(「」などの変数参照も使用可)。 書き込み可能
rule[].condition[].type string この条件の演算子。

有効な値は次のとおりです。
  • "contains"
  • "cssSelector"
  • "endsWith"
  • "equals"
  • "greater"
  • "greaterOrEquals"
  • "less"
  • "lessOrEquals"
  • "matchRegex"
  • "startsWith"
  • urlMatches
書き込み可能
rule[].containerId string GTM コンテナ ID。
rule[].fingerprint string 保存時に計算された GTM ルールのフィンガープリント。この値は、ルールが変更されるたびに再計算されます。
rule[].name string ルールの表示名。
rule[].notes string コンテナでこのルールを利用する方法についてのユーザーのメモ。
rule[].ruleId string GTM ルールを一意に識別するルール ID。
tag[] list このバージョンの取得元コンテナのタグ。
trigger[] list このバージョンの取得元コンテナのトリガー。
variable[] list このバージョンの取得元コンテナの変数。

メソッド

create
コンテナのバージョンを作成します。
delete
コンテナのバージョンを削除します。
get
コンテナのバージョンを取得します。
list
GTM コンテナのすべてのコンテナ バージョンを一覧表示します。
publish
コンテナのバージョンを公開します。
復元
コンテナのバージョンを復元します。これにより、コンテナの現在の設定(変数、トリガー、タグなど)が上書きされます。この操作は、配信中(公開中)のバージョンには何の影響も与えません。
undelete
コンテナのバージョンの削除を取り消します。
update
コンテナのバージョンを更新します。