このページでは、リアルタイム乗換案内フィードの検証で発生するエラーと警告、およびそれらを解決するためのヒントを一覧で示します。
リアルタイム フィードの検証で発生するエラー
乗客に正確な情報を提供するため、リアルタイム フィードの検証で発生したエラーは必ず修正してください。
次の表は、リアルタイム フィードの検証によるエラーをデバッグする際に役立つ情報をまとめたものです。
- [Enum value](列挙値)列に記載されているのは、リアルタイム フィードで見つかった問題の略称です。この値は乗換案内パートナー ダッシュボードの検証レポートに表示されます。
- [Error message](エラー メッセージ)列に記載されているのは、乗換案内パートナー ダッシュボードの検証レポートに表示されるメッセージで、エラーの概要を説明したものです。
- [Troubleshooting tips](トラブルシューティングのヒント)列には、エラーを解決するために必要となる主な対応が記載されています。
列挙値 | エラー メッセージ | トラブルシューティングのヒント |
---|---|---|
PROTO_MISSING_FIELDS_ERROR |
Binary protocol buffer is missing field(s) %(field).(バイナリ プロトコル バッファに足りないフィールド(%(field))があります。) | ファイルをテキスト エディタで開き、FeedMessage プロトコル バッファで [Required](必須)となっているフィールドがすべてフィードに含まれていることを確認しましょう。 |
PROTO_ASCII_ERROR |
Cannot parse ASCII protocol buffer. Errors: %(field).(ASCII プロトコル バッファをパースできません。エラー: %(field)) | ファイルをテキスト エディタで開いて、フィードに必須フィールドがすべて含まれており、正しい構文が使用されていることを確認しましょう。 |
PROTO_PARSE_ERROR |
Cannot parse binary protocol buffer.(バイナリ プロトコル バッファをパースできません。) | ファイルをテキスト エディタで開いて、フィードが FeedMessage としてパース可能であることを確認しましょう。フィードの例でコード例を確認できます。 |
URL_DNS_ERROR |
DNS error for URL.(URL の DNS エラー。) | インターネット接続と DNS 設定を確認しましょう。 |
FETCHER_CONNECTION_ERROR |
Failed to connect to URL.(URL に接続できませんでした。) | フェッチ用に指定した URL が正確か確認しましょう。 |
CUSTOM_PARSE_ERROR |
Failed to parse the custom-format feed: %(value_string)(カスタム形式フィードのパースに失敗しました: %(value_string)) | テキスト エディタでファイルの内容を調べましょう。ファイルが正しく生成されており、転送の際に壊れていないことを確認します。エラーが解消されない場合は、Google 乗換案内の担当者にご相談ください。 |
FEED_TOO_OLD |
Feed timestamp %(timestamp) (%(timestamp_string)) is in the past by %(diff_time) seconds (%(difftime_string)). The current time is %(localtime) (%(localtime_string)). Feed discarded.(フィードのタイムスタンプ %(timestamp)(%(timestamp_string))が、現在よりも %(diff_time) 秒前の時刻です(%(difftime_string))。現在時刻は %(localtime)(%(localtime_string))です。フィードが破棄されました。) | フィードのフェッチに関してその他の問題が報告されていないことを確認します。フィードは定期的に生成し、データの鮮度を保ちましょう。フィードのタイムスタンプが、フィード作成日時をエポックからの経過秒数(タイムゾーンは UTC)で正しく示していることを確認しましょう。 |
FETCHER_HTTP_ERROR |
HTTP Error: %(value).(HTTP エラー: %(value)) | 返された HTTP エラーのコードを確認し、適宜問題を調査します。 |
FULL_DATASET_REQUIRED |
Only FULL_DATASET feeds are supported.(サポートされているのは FULL_DATASET フィードのみです。) |
incrementality の値を FULL_DATASET に設定します。 |
FEED_TIMESTAMP_CONSISTENTLY_IN_THE_FUTURE |
The feed timestamp is consistently in the future by %(diff_time) seconds (%(difftime_string)).(フィードのタイムスタンプが一貫して現在よりも %(diff_time) 秒後の時刻になっています(%(difftime_string))。) | タイムスタンプは、エポックからの経過秒数(タイムゾーンは UTC)で示す必要があります。サーバーの時計がすべて(NTP などによって)同期されていることを確認しましょう。 |
INVALID_TIMESTAMP_RANGE |
The feed timestamp value is out of range (%(timestamp)).(フィードのタイムスタンプの値が範囲外です(%(timestamp))。) | フィードのタイムスタンプは、フィード作成日時をエポックからの経過秒数(タイムゾーンは UTC)で示している必要があります。 |
PROTO_ENCODING_UNKNOWN |
Unknown feed encoding.(フィードのエンコード方式が不明です。) | フィードの設定を行う際、正しいエンコード方式を使用しましょう。最終的なフィードはバイナリ形式にする必要がありますが、テストの際は ASCII 形式も使用できます。 |
VEHICLE_POSITION_INTERNAL_ERROR |
VehiclePosition conversion into TripUpdate failed for
%(trip_id) with a generic error "%(value_string)".(%(trip_id) で、VehiclePosition から TripUpdate への変換が失敗し、一般エラー「%(value_string)」が発生しました。) |
このエラーは、TripUpdate の推計に VehiclePosition が使用されていないことを示します。Google 乗換案内の担当者にご相談ください。 |
リアルタイム フィードの検証で発生する警告
フィードのデータ品質を高めるため、リアルタイム フィードの検証で発生した警告(潜在的な問題があることを示します)は解決しておくことが重要です。
リアルタイム フィードの検証で発生した警告をデバッグする際は、次の表で該当する警告の情報を参照しましょう。
- [Enum value](列挙値)列に記載されているのは、リアルタイム フィードで見つかった問題の略称です。この値は乗換案内パートナー ダッシュボードの検証レポートに表示されます。
- [Warning or info message](警告または情報メッセージ)列に記載されているのは、乗換案内パートナー ダッシュボードの検証レポートに表示されるメッセージで、警告または情報の概要を説明したものです。
- [Troubleshooting tips](トラブルシューティングのヒント)列には、警告を解決するために必要となる主な対応が記載されています。
列挙値 | 警告または情報メッセージ | トラブルシューティングのヒント |
---|---|---|
TRIP_UPDATE_SOME_STU_NOT_MATCHED |
%(value) of valid StopTimeUpdates specified trip_id
"%(trip_id)" were unable to be matched against the GTFS trip. e.g. position:
%(index) stop_sequence: %(next_seq) stop_id :
"%(stop_id)".(trip_id 「%(trip_id)」を指定された有効な StopTimeUpdates のうち %(value) 個が、GTFS ルートとマッチングできませんでした。例: position: %(index)、stop_sequence: %(next_seq)、stop_id : 「%(stop_id)」) |
StopTimeUpdates が正しい順序で指定されていることを確認しましょう。 |
VEHICLE_POSITION_DUPLICATE_TRIP_BLOCK_TRANSFER |
A block transfer trip $(trip_id) and start_time
$(timestamp_string) reported by multiple vehicles.(ブロック乗換ルート $(trip_id) と start_time $(timestamp_string) が、複数の車両から報告されています。) |
同じ出発時刻で同じルートに対応する車両は 1 つだけにする必要があります。 |
INVALID_ALERT_ROUTE_NOT_MATCHED |
Alert discarded: route_id "%(route_id)" could not be matched to
GTFS feed.(アラート破棄: route_id 「%(route_id)」を GTFS フィードとマッチングできませんでした。) |
静的スケジュールに誤りがないか確認し、経路情報が抜けていれば追加します。新しい静的スケジュールがライブ状態になったら、リアルタイム フィードの route_id 参照を修正します。 |
INVALID_ALERT_STOP_NOT_MATCHED |
Alert discarded: stop_id "%(stop_id)" could not be matched to GTFS feed.(アラート破棄: stop_id 「%(stop_id)」を GTFS フィードとマッチングできませんでした。) |
静的スケジュールに誤りがないか確認し、駅 / 停留所情報が抜けていれば追加します。新しい静的スケジュールがライブ状態になったら、リアルタイム フィードの stop_id 参照を修正します。 |
INVALID_ALERT_TRIP_NOT_MATCHED |
Alert discarded: trip_id "%(trip_id)" could not be matched to GTFS feed.(アラート破棄: trip_id 「%(trip_id)」を GTFS フィードとマッチングできませんでした。) |
静的スケジュールに誤りがないか確認し、ルート情報が抜けていれば追加します。新しい静的スケジュールがライブ状態になったら、リアルタイム フィードの trip_id 参照を修正します。 |
STOP_TIME_UPDATE_PREMATURE_ARRIVAL |
Arrival of StopTimeUpdate for trip "%(trip_id)" with
stop_id "%(stop_id)" and stop_sequence
%(next_seq) is %(value) seconds earlier than previous
StopTimeUpdate with stop_id "%(other_id)" and
stop_sequence %(prev_seq).(ルート「%(trip_id)」の stop_id 「%(stop_id)」、stop_sequence %(next_seq) の StopTimeUpdate の到着時刻が、先に通過する経由地(stop_id 「%(other_id)」、stop_sequence %(prev_seq))の StopTimeUpdate よりも %(value) 秒前になっています。) |
指定された stop_id と先に通過する経由地の到着時刻や出発時刻を確認します。間違っている値を修正し、時刻が逆行しないようにします。 |
INVALID_ALERT_NO_INFORMED_ENTITIES |
At least one informed entity should be given.(通知先エンティティは少なくとも 1 つ指定する必要があります。) | アラートに適切な informed_entity を組み込みましょう。 |
PROTO_ENCODING_MISMATCH |
Configured proto encoding differs from received encoding.(設定された proto のエンコード方式が実際に受け取ったエンコード方式と異なります。) | 正しい形式のフィードを提供しましょう。問題が解決しない場合は、Google 乗換案内の担当者にご相談ください。 |
STOP_TIME_UPDATE_PREMATURE_DEPARTURE |
Departure of StopTimeUpdate for trip "%(trip_id)" with stop_id "%(stop_id)" and stop_sequence %(next_seq) is %(value) seconds earlier than previous StopTimeUpdate with stop_id "%(other_id)" and stop_sequence %(prev_seq).(ルート「%(trip_id)」の stop_id 「%(stop_id)」、stop_sequence %(next_seq) の StopTimeUpdate の出発時刻が、先に通過する経由地(stop_id 「%(other_id)」、stop_sequence %(prev_seq))の StopTimeUpdate よりも %(value) 秒前になっています。) |
指定された stop_id と先に通過する経由地の出発時刻を確認します。間違っている値を修正し、出発時刻が逆行しないようにします。 |
DETOUR_MUST_SPECIFY_TIME |
Detour of trip "%(trip_id)" through stop "%(stop_id)" must specify absolute time.(経由地「%(stop_id)」を通るルート「%(trip_id)」の迂回ルートの絶対時間を指定する必要があります。) | 指定された trip_id について、影響を受ける stop_id の絶対時間を指定しましょう。 |
ENTITY_MUST_HAVE_ALERTS |
Entity must have alerts.(エンティティにはアラートが必要です。) | フィードの内容に抜けがなく、各 FeedEntity メッセージにサービス アラートの情報が含まれていることを確認しましょう。 |
ENTITY_MUST_HAVE_POSITIONS |
Entity must have positions.(エンティティには位置情報が必要です。) | フィードの内容に抜けがなく、各 FeedEntity メッセージに車両位置の情報が含まれていることを確認しましょう。 |
ENTITY_MUST_HAVE_UPDATES |
Entity must have trip updates.(エンティティにはルート更新情報が必要です。) | フィードの内容に抜けがなく、各 FeedEntity メッセージにルート更新の情報が含まれていることを確認しましょう。 |
TIMESTAMP_FUTURE |
Feed timestamp %(timestamp) (%(timestamp_string)) is in the future by %(diff_time) seconds (%(difftime_string)). Using the acquisition timestamp which is %(localtime) (%(localtime_string)).(フィードのタイムスタンプ %(timestamp)(%(timestamp_string))が、現在よりも %(diff_time) 秒後の時刻です(%(difftime_string))。フィード取得のタイムスタンプである %(localtime)(%(localtime_string))を使用します。) | タイムスタンプは、エポックからの経過秒数(タイムゾーンは UTC)で示す必要があります。サーバーの時計がすべて(NTP などによって)同期されていることを確認しましょう。 |
TIMESTAMP_PAST |
Feed timestamp %(timestamp) (%(timestamp_string)) is in the past by %(diff_time) seconds (%(difftime_string)). Using the acquisition timestamp which is %(localtime) (%(localtime_string)).(フィードのタイムスタンプ %(timestamp)(%(timestamp_string))が、現在よりも %(diff_time) 秒前の時刻です(%(difftime_string))。フィード取得のタイムスタンプである %(localtime)(%(localtime_string))を使用します。) | リアルタイム フィードの再生成の頻度を上げましょう。内容が変わっていない場合や空の場合も再生成が必要です。 |
NO_VALID_TEXT |
Field %(field) has no valid translations.(フィールド %(field) に有効な訳文がありません。) | TranslatedString メッセージを確認して、関連する問題(HTML_TAGS_FOUND 、INVALID_URL_LENGTH 、INVALID_TEXT_LENGTH 、INVALID_URL など)を解決しましょう。 |
HTML_TAGS_FOUND |
Field %(field)(%(index)) contains HTML tags.(フィールド %(field)(%(index))に HTML タグが含まれています。) | 該当フィールド内の HTML タグをすべて削除します。 |
INVALID_LANGUAGE |
Field %(field)(%(index)) has invalid language code "%(language)".(フィールド %(field)(%(index))で無効な言語コード「%(language)」が指定されています。) | 言語フィールドを有効な BCP-47 言語コードに設定します。 |
INVALID_URL |
Field %(field)(%(index)) has invalid URL (absolute http or https expected).(フィールド %(field)(%(index))で無効な URL が指定されています(想定される値は http または https の絶対 URL です)。) | アラートに有効な URL を指定しましょう。 |
INVALID_TEXT_LENGTH |
Field %(field)(%(index)) has length %(length) (maximum %(max_length)).(フィールド %(field)(%(index))が %(length) 文字あります(上限は %(max_length) 文字)。) | 指定したテキストを短縮しましょう。テキストは携帯電話などの小さな画面に表示されることも珍しくありません。より詳しい情報をユーザーに伝えたい場合は、代わりに参照 URL を提示します。 |
INVALID_URL_LENGTH |
Field %(field)(%(index)) has URL length %(length) (maximum %(max_length)).(フィールド %(field)(%(index))の URL が %(length) 文字あります(上限は %(max_length) 文字)。) | 上限を超えない長さの URL を指定しましょう。 |
MULTIPLE_UNSPECIFIED_LANGUAGE |
Field %(field)(%(index)) is a repeated translation with no language set.(フィールド %(field)(%(index))で複数の訳文が指定されていますが、言語が設定されていません。) | TranslatedString メッセージを確認しましょう。複数の訳文が指定されている場合は、language フィールドに適切な値を設定します。 |
INVALID_TRIP_UPDATE_DELAY |
Invalid delay within trip update: %(value).(ルート更新に含まれる遅延が無効です: %(value)) | 指定された entity_id の delay フィールドを確認し、不正確な値を修正しましょう。 |
INVALID_TRIP_UPDATE_EVENT_TIME |
Invalid stop event time: %(timestamp).(停車イベントの時刻が無効です: %(timestamp)) | TripUpdates を組み込むことができるのは、進行中または近い将来のルートだけです。 |
INVALID_TRIP_UPDATE_DEPARTURE_NO_TIME |
Neither time nor delay provided for a departure.(出発の time も delay も指定されていません。) |
各 time メッセージには、delay フィールド、StopTimeEvent フィールド、またはその両方を組み込む必要があります。指定できる情報がない場合は departure フィールドを省略しましょう。 |
INVALID_TRIP_UPDATE_ARRIVAL_NO_TIME |
Neither time nor delay provided for an arrival.(到着の time も delay も指定されていません。) |
各 time メッセージには、delay フィールド、StopTimeEvent フィールド、またはその両方を組み込む必要があります。指定できる情報がない場合は arrival フィールドを省略しましょう。 |
MISSING_CONTENT_AND_EFFECT |
No valid content or effect.(有効なコンテンツも効果も指定されていません。) | アラートに effect 、header_text 、または description_text を追加しましょう。指定できる情報がない場合は、代わりに alert フィールドを省略します。 |
CUSTOM_PARSE_WARNING |
Partial failure when parsing the custom-format feed: %(value_string)(カスタム形式フィードのパース時に部分的な失敗がありました: %(value_string)) | リアルタイム フィードの一部がパースできなかったことを示します。テキスト エディタでフィードの内容を調べるか、フィードのアップロードをやり直しましょう。問題が解決しない場合は、Google 乗換案内の担当者にご相談ください。 |
VEHICLE_POSITION_BAD_START_TIME |
Specified trip $(trip_id) start time is %(diff_time) seconds away from actual start of the vehicle.(指定されたルート $(trip_id) の出発時刻が、車両の実際の出発時刻と %(diff_time) 秒ずれています。) | 車両の出発時刻は、ルートの実際の出発時刻と近い時刻に設定しましょう。 |
INVALID_TRIP_UPDATE_INCONSISTENT_IDS |
stop_sequence %(value) does not match stop "%(stop_id)"
for trip "%(trip_id)". Overriding it with the stop_sequence
%(next_seq) from the static index.(stop_sequence %(value) がルート「%(trip_id)」の駅 / 停留所「%(stop_id)」と一致しません。静的インデックスの stop_sequence %(next_seq) でオーバーライドします。) |
stop_sequence フィールドの値に間違いがなく、現在の静的フィードの同じ stop_id と trip_id の stop_sequence と一致することを確認します。 |
INVALID_STOP_STOP_ID |
StopTimeUpdate discarded: stop_id "%(stop_id)" given
for trip "%(trip_id)" could not be matched to GTFS feed.
stop_sequence [if present] %(value).(StopTimeUpdate 破棄: ルート「%(trip_id)」で指定された stop_id 「%(stop_id)」を GTFS フィードとマッチングできませんでした。stop_sequence [存在する場合] %(value)。) |
静的フィードに誤りがないか確認しましょう。必要に応じて、該当ルートの stop_times.txt で stop_id の値を修正します。静的フィードの新しいバージョンが公開されるまで待ちます。リアルタイム フィードの stop_id 参照を更新します。 |
INVALID_STOP_SEQUENCE_ID |
StopTimeUpdate discarded: stop_sequence %(value)
within trip "%(trip_id)" could not be matched to GTFS feed.(StopTimeUpdate 破棄: ルート「%(trip_id)」内の stop_sequence %(value) を GTFS フィードとマッチングできませんでした。) |
静的フィードに誤りがないか確認しましょう。必要に応じて stop_sequence の値を修正します。静的フィードの新しいバージョンが公開されるまで待ちます。リアルタイム フィードの stop_sequence 参照を更新します。 |
INVALID_TRIP_UPDATE_ORDER |
StopTimeUpdate discarded: stop_sequence order violation for
trip_id "%(trip_id)" stop_id [if present]
"%(stop_id)", stop_sequence %(prev_seq) followed by
%(next_seq).(StopTimeUpdate 破棄: trip_id 「%(trip_id)」の stop_id [存在する場合]「%(stop_id)」で stop_sequence 順序違反、stop_sequence %(prev_seq) に続いて %(next_seq)。) |
StopTimeUpdates の順序を stop_sequence で設定する必要があります。 |
FEED_TIMESTAMP_CONSISTENTLY_IN_THE_PAST |
The feed timestamp is consistently in the past by %(diff_time) seconds (%(difftime_string)).(フィードのタイムスタンプが一貫して現在よりも %(diff_time) 秒前の時刻になっています(%(difftime_string))。) | タイムスタンプの値は、エポックからの経過秒数(タイムゾーンは UTC)で示す必要があります。サーバーの時計がすべて(NTP などによって)同期されていることを確認しましょう。また、フィードは定期的に更新してください。 |
TIMESTAMP_MISSING |
The feed's FeedHeader is missing the timestamp field.(フィードの FeedHeader に timestamp フィールドがありません。) |
FeedHeader の timestamp フィールドに、エポックからの経過秒数(タイムゾーンは UTC)を入力しましょう。タイムスタンプは、フィード生成時刻を正しく反映している必要があります。 |
ENTITY_MORE_THAN_ONCE |
The FeedEntity 's id appears more than once in the feed.(FeedEntity の ID がフィード内に複数出現します。) |
フィード内のエンティティ ID はすべて一意にする必要があります。 |
PROTO_ASCII_HAS_BOM |
The provided feed begins with a Byte Order Mark (BOM).(指定されたフィードが BOM(バイト順マーク)で始まっています。) | BOM を削除しましょう。テキスト形式のプロトコル バッファは、BOM なしの UTF-8 にする必要があります。代わりにバイナリ形式のプロトコル バッファを提供することをおすすめします。 |
TRIP_UPDATE_TIMESTAMP_CONSISTENTLY_IN_THE_FUTURE |
The timestamp for some trip update is consistently in the future by
%(diff_time) seconds (%(difftime_string)).(一部のルート更新の timestamp が、一貫して現在よりも %(diff_time) 秒後の時刻になっています(%(difftime_string))。) |
timestamp の値は、エポックからの経過秒数(タイムゾーンは UTC)で示す必要があります。サーバーの時計がすべて(NTP などによって)同期されていることを確認しましょう。完了後 1 時間以上経過しているルートについては、TripUpdates をフィードから削除します。 |
VEHICLE_POSITION_TIMESTAMP_CONSISTENTLY_IN_THE_FUTURE |
The timestamp is consistently in the future by %(diff_time) seconds (%(difftime_string)).(タイムスタンプが一貫して現在よりも %(diff_time) 秒後の時刻になっています(%(difftime_string))。) | timestamp の値は、エポックからの経過秒数(タイムゾーンは UTC)で示す必要があります。サーバーの時計がすべて(NTP などによって)同期されていることを確認しましょう。 |
VEHICLE_POSITION_TIMESTAMP_CONSISTENTLY_IN_THE_PAST |
The timestamp is consistently in the past by %(diff_time) seconds
(%(difftime_string)).(timestamp が一貫して現在よりも %(diff_time) 秒前の時刻になっています(%(difftime_string))。) |
timestamp の値は、エポックからの経過秒数(タイムゾーンは UTC)で示す必要があります。サーバーの時計がすべて(NTP などによって)同期されていることを確認しましょう。完了後 1 時間以上経過しているルートについては、VehiclePositions をフィードから削除します。 |
UNKNOWN_TRIP_ID |
The trip id "%(trip_id)" is unknown to the static GTFS feed.(「%(trip_id)」は静的 GTFS フィードが把握していないルート ID です。) | 静的フィードに正確な最新の情報が含まれているか確認します。静的フィードの正しいバージョンが使用されていることを確認するか、必要であれば正しいバージョンをアップロードします。TripDescriptor では既存の正確な trip_id を指定しましょう。 |
TRIP_OUTSIDE_SERVICE_WINDOW |
The trip with id "%(trip_id)" is not in service at the specified time.(ID「%(trip_id)」のルートは、指定された時刻には運行していません。 | 静的フィードに誤りがないか確認しましょう。ルート情報が抜けている場合は追加します。静的フィードの新しいバージョンが公開されるまで待ちます。リアルタイム フィードの trip_id 参照を修正します。 |
AMBIGUOUS_TRIP_DESCRIPTOR |
The TripDescriptor is ambiguous, and does not resolve a single trip at a
particular time.(TripDescriptor が曖昧で、指定時刻に単一のルートを決定できません。) |
頻度ベースのルートの場合、有効な start_time 値と start_date 値を TripDescriptor で指定してください。 |
INVALID_TRIP_UPDATE_FUTURE_TIMESTAMP |
The TripUpdate timestamp %(timestamp)
(%(timestamp_string)) is in the future by %(diff_time) seconds
(%(difftime_string)) when compared to the feed timestamp which is
%(localtime) (%(localtime_string)).(TripUpdate のタイムスタンプ %(timestamp)(%(timestamp_string)) が、フィードのタイムスタンプである %(localtime)(%(localtime_string))よりも %(diff_time) 秒後の時刻になっています(%(difftime_string))。) |
クロックソースの時刻が正しく設定されていることを確認しましょう。タイムゾーンの変換を伴う場合は、すべて正しく行われていることを確認しましょう。Vehicle.Position.timestamp フィールドは、エポックからの経過秒数(タイムゾーンは UTC)で指定する必要があります。 |
INVALID_VEHICLE_POSITION_FUTURE_TIMESTAMP |
The VehiclePosition timestamp %(timestamp) (%(timestamp_string)) is in the future by %(diff_time) seconds (%(difftime_string)) when compared to the feed timestamp which is %(localtime) (%(localtime_string)).(VehiclePosition のタイムスタンプ %(timestamp)(%(timestamp_string)) が、フィードのタイムスタンプである %(localtime)(%(localtime_string))よりも %(diff_time) 秒後の時刻になっています(%(difftime_string))。) |
クロックソースの時刻が正しく設定されていることを確認しましょう。タイムゾーンの変換を伴う場合は、すべて正しく行われていることを確認しましょう。Vehicle.Position.timestamp フィールドは、エポックからの経過秒数(タイムゾーンは UTC)で指定する必要があります。 |
INVALID_VEHICLE_POSITION_STALE_TIMESTAMP |
The VehiclePosition timestamp %(timestamp) (%(timestamp_string)) is in the past by %(diff_time) seconds (%(difftime_string)) when compared to the feed timestamp which is %(localtime) (%(localtime_string)).(VehiclePosition のタイムスタンプ %(timestamp)(%(timestamp_string)) が、フィードのタイムスタンプである %(localtime)(%(localtime_string))よりも %(diff_time) 秒前の時刻になっています(%(difftime_string))。) |
運行していない車両をフィードから削除します。時計が同期されており、タイムゾーンの変換に誤りがないことを確認しましょう。 |
INVALID_ALERT_TIME_RANGE_END_PAST |
Time range ended over a month ago: %(time_end).(1 か月以上前に終了した期間です: %(time_end)) | 終了時刻が過去にあり、すでにアクティブでなくなっているアラート(または active_periods )は削除しましょう。 |
INVALID_ALERT_TIME_RANGE_ORDER |
Time range order is reversed: (%(time_start), %(time_end)).(期間の順序が逆転しています:(%(time_start)、%(time_end))) | active_period フィールドの値を確認しましょう。これらのフィールドの順序が逆転している可能性があります。 |
INVALID_ALERT_TIME_RANGE_START_FUTURE |
Time range starts more than a year from now: %(time_start).(1 年以上後に始まる期間です: %(time_start)) | アラートに組み込む active_period の開始時刻は近い将来の時刻にします。 |
STOP_TIME_AND_DELAY_MISMATCH |
Trip "%(trip_id)" at stop "%(stop_id)" specifies timestamp %(timestamp) and delay %(delay) which contradict each other. Setting delay to %(value).(ルート「%(trip_id)」の駅 / 停留所「%(stop_id)」で指定されているタイムスタンプ %(timestamp) と遅延 %(delay) が互いに矛盾します。遅延を %(value) に設定します。) | リアルタイム フィードが、現在ライブ状態の静的フィードと一致することを確認します。StopTimeEvent の delay フィールドと time フィールドは正確かつ整合している必要があります。delay フィールドを完全に省略して time フィールドだけを指定することも可能です。 |
INVALID_START_DATE |
Trip "%(trip_id)" has invalid start date "%(value_string)", assuming today. Expected format is "YYYYMMDD".(ルート「%(trip_id)」の開始日「%(value_string)」は無効なため、今日の日付を指定します。想定される形式は YYYYMMDD です。) | 指定したルートの start_date の値に間違いがないか確認しましょう。 |
INVALID_START_TIME |
Trip "%(trip_id)" has invalid start time "%(value_string)". Expected format is "HH:MM:SS".(ルート「%(trip_id)」の開始時刻「%(value_string)」は無効です。想定される形式は HH:MM:SS です。) | 指定したルートの start_time の値と形式に間違いがないか確認しましょう。 |
VEHICLE_POSITION_DUPLICATE_TRIP |
Trip $(trip_id) and start_time $(timestamp_string)
reported by multiple vehicles.(ルート $(trip_id)と start_time $(timestamp_string) が、複数の車両から報告されています。) |
ルートの start_time を変更し、頻度ベースでないルートについては ScheduleRelationship を ADDED に変更します。 |
VEHICLE_POSITION_CONVERTED_TO_ADDED |
Trip $(trip_id) schedule relationship was changed to ADDED
trip.(ルート $(trip_id) のスケジュール関係が ADDED ルートに変更されました。) |
別の問題の副作用として発生するエラーです。その問題を解決すればこちらのエラーも解消されます。 |
INVALID_TRIP_UPDATE_MISSING_IDS |
Trip update contains stop_update with neither stop_sequence nor
stop_id .(ルート更新に、stop_sequence も stop_id も持たない stop_update が含まれています。) |
StopTimeUpdate メッセージに、stop_id 、stop_sequence 、またはその両方を組み込みましょう。 |
MULTIPLE_ENTITIES_PER_TRIP |
Trip update discarded: Represents the same trip_id "%(trip_id)"
with the same start time as other entity with id %(value_string).(ルート更新破棄: trip_id 「%(trip_id)」と開始時刻が、ID %(value_string) の別エンティティと同一です。) |
1 つの旅程に対して TripUpdate は 1 つまでにします。TripDescriptor がフィード内で一意であることを確認しましょう。 |
INVALID_TRIP_UPDATE_MISSING_CONTENT |
Trip update for scheduled trip_id "%(trip_id)" should specify at
least one stop time update with data or specify a delay.(予定されている trip_id 「%(trip_id)」のルート更新で、データを伴う停車時刻更新を 1 件以上指定するか、遅延を指定する必要があります。) |
次のいずれかを指定します。
|
TRIP_UPDATE_SUSPICIOUS_DELAY |
Trip with trip_id "%(trip_id)" contains a suspiciously
unreasonable delay of %(difftime_string).(trip_id 「%(trip_id)」のルートに、%(difftime_string) の不審な遅延が含まれます。) |
TripDescription が明確に定義されていることを確認しましょう(trip_id 、start_date 、start_time が必要です)。StopTimeUpdates が、指定したルートと一致する時刻値を持つことを確認します。タイムゾーンの不一致による問題にも注意が必要です(start_date と start_time は現地タイムゾーンで指定されているものの、FeedMessage の整数時刻フィールドはエポックからの経過秒数で指定されているなど)。 |
TRIP_UPDATE_OBSOLETE |
Trip with trip_id "%(trip_id)" ended %(difftime_string)
ago.(trip_id 「%(trip_id)」のルートは %(difftime_string) 前に終了しました。) |
最後の駅 / 停留場に到着して数分経ったら、そのルートはフィードから削除しましょう。 |
UNSUPPORTED_ADDED_WITH_BLOCK_TRANSFER |
TripDescriptor with a schedule_relationship of
ADDED for a trip %(trip_id) with a block transfer is not
supported.(ブロック乗換を含むルート %(trip_id) で、TripDescriptor の schedule_relationship を ADDED にすることはサポートされていません。) |
ScheduleRelationship で ADDED 値を使用できるのは、個別ルートを指定する場合のみです。 |
UNSUPPORTED_ADDED_WITHOUT_TIMES |
TripDescriptor with a schedule_relationship of
ADDED for a trip %(trip_id) without times specified.(時刻が指定されていないルート %(trip_id) で、TripDescriptor の schedule_relationship が ADDED になっています。) |
追加したルートの開始日時を明示するため、start_date と start_time を指定しましょう。 |
TRIP_UPDATE_TOO_OLD |
TripUpdate timestamp %(timestamp) (%(timestamp_string))
is in the past by %(diff_time) seconds (%(difftime_string)). The
current time is %(localtime) (%(localtime_string)).
TripUpdate discarded.(TripUpdate のタイムスタンプ %(timestamp)(%(timestamp_string))が、現在よりも %(diff_time) 秒前の時刻です(%(difftime_string))。現在時刻は %(localtime)(%(localtime_string))です。TripUpdate を破棄しました。) |
フィードは定期的に生成し、データの鮮度を保ちましょう。TripUpdate タイムスタンプが正確であり、エポックからの経過秒数(タイムゾーンは UTC)で指定されていることを確認してください。最後の駅 / 停留場に到着して数分経ったら、そのルートはフィードから削除しましょう。 |
INVALID_TRIP_UPDATE_DELAY_USAGE |
TripUpdate 's delay field specified together with time in
StopTimeUpdates .(TripUpdate の delay フィールドと StopTimeUpdates の時刻がどちらも指定されています。) |
時刻情報の指定をする際は、以下の両方ではなくどちらかだけを使用します。
|
INVALID_VEHICLE_POSITION_VEHICLE_ID_MISSING |
VehiclePosition lacks a vehicle identifier.(VehiclePosition で車両 ID が指定されていません。) |
車両 ID を指定しましょう。この値は、該当車両が運用されているフィードの全バージョンで共通にする必要があります。 |
INVALID_VEHICLE_POSITION_INVALID_POSITION |
VehiclePosition lacks valid position information.(VehiclePosition で位置情報が指定されていません。) |
latitude および longitude フィールドに有効な値を指定します。 |
INVALID_VEHICLE_POSITION_TIMESTAMP_MISSING |
VehiclePosition timestamp is missing.(VehiclePosition のタイムスタンプがありません。) |
VehiclePosition 情報が収集された日時のタイムスタンプを、エポックからの経過秒数(タイムゾーンは UTC)で指定しましょう。 |