コーディング レベル: 初級
所要時間: 20 分
プロジェクトの種類: イベント ドリブン トリガーを使用した自動化
目標
- ソリューションの機能を理解します。
- Apps Script サービスがソリューション内でどのように機能するかを理解する。
- スクリプトを設定します。
- スクリプトを実行します。
このソリューションについて
オーディエンスに提供するコンテンツの種類が複数ある場合は、Google フォームを使用して、受け取るコンテンツをユーザーが選択できるようにします。このソリューションを使用すると、ユーザーは興味のあるトピックを選択し、選択したコンテンツを自動的にメールで送信できます。
仕組み
このスクリプトは、ユーザーがフォームを送信するたびに実行されるイベント ドリブン トリガーをインストールします。フォームが送信されるたびに、スクリプトによって Google ドキュメントのテンプレートからメールが作成され、送信されます。メールには、ユーザーの名前と選択したコンテンツが含まれます。提供するコンテンツは、URL で参照されている限り、どのような種類のコンテンツでもかまいません。
Apps Script サービス
このソリューションでは、次のサービスを使用します。
- スクリプト サービス - フォームが送信されるたびに配信されるイベント ドリブン トリガーをインストールします。
- Document サービス - スクリプトがメールの作成に使用するドキュメント テンプレートを開きます。
- メールサービス - ユーザーの名前とコンテンツの選択を含むメールを作成して送信します。
- スプレッドシート サービス - スクリプトがメールを送信した後、[フォームのレスポンス] シートに確認を追加します。
前提条件
このサンプルを使用するには、次の前提条件を満たす必要があります。
- Google アカウント(Google Workspace アカウントには管理者の承認が必要になる場合があります)。
- インターネットにアクセスできるウェブブラウザ。
スクリプトを設定する
次のボタンをクリックして、「キュレートされたコンテンツの送信」スプレッドシートのコピーを作成します。このソリューション用の Apps Script プロジェクトは、スプレッドシートに添付されています。
コピーを作成コピーしたスプレッドシートで、[拡張機能] > [Apps Script] をクリックします。
関数のプルダウンで [installTrigger] を選択します。
[実行] をクリックします。
プロンプトが表示されたら、スクリプトを承認します。 OAuth 同意画面に「このアプリは確認されていません」という警告が表示された場合は、[詳細設定] > [{プロジェクト名} に移動(安全でない)] を選択します。
重要: installTrigger を複数回実行すると、スクリプトは複数のトリガーを作成し、ユーザーがフォームを送信したときにそれぞれメールを送信します。余分なトリガーを削除してメールの重複を防ぐには、[トリガー
] をクリックします。追加のトリガーを右クリックして、[トリガーを削除] をクリックします。スクリプトを実行する
- スプレッドシートに戻り、[Tools] > [Manage form] > [Go to live form] をクリックします。
- フォームに必要事項を記入し、[送信] をクリックします。
- 選択したコンテンツへのリンクが記載されたメールが届いていないか確認します。
コードを確認する
このソリューションの Apps Script コードを確認するには、下の [ソースコードを表示] をクリックします。
ソースコードを表示
Code.gs
作成・変更者
このサンプルは、Google Developer Experts の支援により Google によって管理されています。