ローカル タイムゾーン レポートでは、AdSense アカウントのローカル タイムゾーンでレポートを作成できます。AdSense Management API v2 では、この機能はデフォルトで有効になっています。
セットアップ
ほとんどの場合、ローカル タイムゾーンのレポート機能を使用するには、AdSense ユーザーがアカウントのローカル タイムゾーンを設定する必要があります。これにより、クライアントにより適切なタイムゾーンを選択でき、AdSense ウェブサイトと AdSense Management API レポートで使用できます。
レポートのリクエスト
AdSense ウェブサイトと AdSense Management API では、デフォルトでアカウントのローカル タイムゾーンを使用してレポートが生成されます。AdSense Management API の場合、この選択はアドホック リクエストでも保存済みレポート生成リクエストでも、reportingTimeZone
パラメータ(ReportingTimeZone
を参照)で制御されます。
ローカル タイムゾーンのレポートを無効にするには、reportingTimeZone
パラメータを GOOGLE_TIME_ZONE
に設定します。これにより、請求のタイムゾーン(常に America/Los_Angeles)を使用してレポートが生成されます。
なお、アカウントにローカル タイムゾーンを設定していない場合、アカウントのタイムゾーンは、請求タイムゾーンと同じ America/Los_Angeles とみなされます。
注意点
タイムゾーンの変更
アカウントのタイムゾーンが変更されると、最長で 2 日間の短い移行期間が発生し、レポートデータに整合性がなくなる可能性があります。このデータは常に不整合なままです。そのため、アプリケーションでこれらの移行ポイントに注意してください。
こうした移行の特に重要な例は、アカウントのローカル タイムゾーンが最初に設定される場合です。これは基本的に、アカウントのデフォルトのタイムゾーンから選択したタイムゾーンへの切り替えです。