キャンペーンのターゲット設定

AdWords スクリプトは、アカウントのキャンペーン単位のターゲット設定と組み合わせることができます。広告のスケジュール、ターゲット地域、除外地域、ターゲット半径、プラットフォームがサポートされます。このガイドでは、キャンペーンのターゲットを使用する方法について、概要を説明します。

広告のスケジュール

広告のスケジュールを設定することで、広告の掲載タイミングをカスタマイズできます。

広告のスケジュールの取得、更新

キャンペーンのターゲットadSchedules メソッドを使って、広告のスケジュールを取得できます。以下のコードは、キャンペーンの AdSchedule の全条件のリストを取得する方法を示しています。

var campaign = AdWordsApp.campaigns()
    .withCondition("CampaignName = 'My campaign'")
    .get()
    .next();

var adSchedules = campaign.targeting().adSchedules().get();
while (adSchedules.hasNext()) {
  var adSchedule = adSchedules.next();

  // Process your ad schedule.
  …
}

デフォルトではキャンペーンは常に実行されるため、キャンペーンの広告のスケジュールをカスタマイズしていない場合、スケジュールは返されません。

広告のスケジュールを取得したら、プロパティを直接変更できます。たとえば、広告のスケジュールの入札単価調整比を以下のように更新できます。

adSchedule.setBidModifier(1.1);

広告のスケジュールの作成

広告のスケジュールを新しく作成するには、キャンペーンaddAdSchedule メソッドを使用します。以下のコードでは、アカウントのタイムゾーンで毎週土曜日の午前 7 時~午前 11 時に実行される、入札単価調整比 1.1 のキャンペーンのカスタムの広告スケジュールを設定しています。

campaign.addAdSchedule({
   dayOfWeek: "SATURDAY",
   startHour: 7,
   startMinute: 0,
   endHour: 11,
   endMinute: 0,
   bidModifier: 1.1
 });

各パラメータで使用できる値と、広告のスケジュール作成時のその他の制約について詳しくは、こちらのドキュメントをご覧ください。

広告のスケジュールの削除

広告のスケジュールは、remove メソッドを使って削除できます。キャンペーンのカスタムの広告スケジュールをリセットするには、カスタムの広告スケジュールすべてを以下のように削除します。

var adSchedules = campaign.adSchedules().get();
while (adSchedules.hasNext()) {
  var adSchedule = adSchedules.next();
  adSchedule.remove();
}

地域

AdWords スクリプトを使って、キャンペーンでターゲット地域を設定、または地域を除外することができます。

ターゲット地域の取得、更新

キャンペーンのターゲットtargetedLocations メソッドを使って、ターゲット地域のリストを取得できます。 また、除外する地域excludedLocations メソッドで取得できます。以下のコードでは、前月に 100 を超えるインプレッションを獲得したターゲット地域をすべて選択しています。

var locationSelector = AdWordsApp.targeting()
    .locations()
    .withCondition("Impressions > 100")
    .forDateRange("LAST_MONTH")
    .orderBy("Clicks DESC");

 var locationIterator = locationSelector.get();
 while (locationIterator.hasNext()) {
   var location = locationIterator.next();

   // Process the campaign target here.
   ...
 }

すべての国と地域でキャンペーンを実施する設定にしている場合、取得される地域のリストは空になります。

地域を取得したら、プロパティを変更できます。たとえば、ある地域の入札単価調整比を以下のように更新できます。

location.setBidModifier(1.1);

ターゲット地域は remove メソッドを使って削除できます。

ターゲット地域の作成

キャンペーンにターゲット地域を作成するには、addLocation メソッドを使用します。同様に、地域を除外するには excludeLocation メソッドを使用します。以下のコード スニペットでは、米国をターゲットとした入札単価調整比 1.15 のキャンペーンを作成し、ニューヨーク市を除外しています。

campaign.addLocation(2840, 1.15);     // United States
campaign.excludeLocation(1023191);    // New York city

ターゲット地域の追加で使用できる ID のリストは、AdWords API の地域ターゲティングに関するドキュメントでご確認いただけます。ターゲット地域の掲載結果をトラッキングするには、キャンペーンのターゲット地域レポートを実行します。

近隣地域

AdWords スクリプトを使って、半径に基づく特定の場所の近隣地域をキャンペーンのターゲットにすることができます。

近隣地域の取得、更新

キャンペーンのターゲットtargetedProximities メソッドを使って、ターゲット近隣地域のリストを取得できます。以下のコード スニペットでは、前月に 100 を超えるインプレッションを獲得したターゲット近隣地域をすべて選択しています。

var proximitySelector = AdWordsApp.targeting()
    .targetedProximities()
    .withCondition("Impressions > 100")
    .forDateRange("LAST_MONTH")
    .orderBy("Clicks DESC");

var proximityIterator = proximitySelector.get();
while (proximityIterator.hasNext()) {
  var proximity = proximityIterator.next();
  …
}

ターゲット近隣地域は remove メソッドを使って削除できます。

ターゲット近隣地域の作成

キャンペーンにターゲット近隣地域を作成するには、addProximity メソッドを使用します。以下のコードでは、特定の場所(37.423021, -122.083739)の半径 20 km をターゲットに設定しています。

campaign.addProximity(37.423021, -122.083739, 20, "KILOMETERS");

以下のメソッドでも、入札単価調整比と住所を指定して同じ近隣地域ターゲットを作成できます。

campaign.addProximity(37.423021, -122.083739, 20, "KILOMETERS", {
  bidModifier: 1.15,
  address: {
    streetAddress: "1600 Amphitheatre Parkway",
    cityName: "Mountain View",
    provinceName: "California",
    provinceCode: "CA",
    postalCode: "94043",
    countryCode: "US"
  }
});

この住所が緯度と経度で指定された地点と実際に一致するかどうかは検証されません。この住所の目的は [キャンペーン管理] の管理画面での表示内容を変更することで、それ以外の機能はありません。

プラットフォーム

キャンペーンのターゲットplatforms メソッドを使って、ターゲットにしているプラットフォームのリストを取得できます。AdWords キャンペーンではすべてのプラットフォーム(パソコン、モバイル、タブレット)をターゲットにしているため、Platform の条件を追加または削除することはできません。このターゲット条件の最も一般的な使用方法は、以下のように、キャンペーンにおけるデバイスの入札単価調整を設定することです。

campaign.targeting()
    .platforms()
    .mobile()
    .get()
    .next().
    setBidModifier(1.2);

プラットフォーム ID は複数のキャンペーンにまたがって共有されます。またプラットフォーム ID には、AdWords API の付録「プラットフォーム」で制定されている事前定義済みの値が設定されます。これらの ID はレポート解析の際に便利です。条件を直接選択する場合は、PlatformSelector が提供するヘルパー メソッドを使用できます。

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