このガイドでは、Android 版 Google Fit の開発を始める方法について説明します。
セットアップ
アプリのビルドを開始する前に、次のセクションの手順を完了します。
Google アカウントを取得する
Google Fit API を使用するには、Google アカウントが必要です。新しいアカウントを作成するか、既存のアカウントを使用します。別のアカウントを作成して、ユーザーの視点からアプリをテストすることもできます。
Google Play 開発者サービスの入手
開発ホストで、Google Play 開発者サービス用の最新のクライアント ライブラリを取得します。
- Android SDK Manager を開きます。
- [SDK Tools] で [Google Play 開発者サービス] を探します。
- これらのパッケージのステータスが [Installed] でない場合は、両方を選択して [Install Packages] をクリックします。
Google Play 開発者サービス クライアント ライブラリを追加する
Android Studio で、モジュールの build.gradle
ファイルを開き、Google Play 開発者サービス クライアント ライブラリを依存関係として追加します。
Kotlin DSL
plugin {
id("com.android.application")
}
...
dependencies {
implementation("com.google.android.gms:play-services-fitness:21.2.0")
implementation("com.google.android.gms:play-services-auth:21.2.0")
}
グルーヴィー DSL
apply plugin: 'com.android.application'
...
dependencies {
implementation 'com.google.android.gms:play-services-fitness:21.2.0'
implementation 'com.google.android.gms:play-services-auth:21.2.0'
}
これで、Gradle がアプリをビルドするときにフィットネス SDK を自動的にダウンロードできるようになります。
アプリをビルドしてテストする
設定手順が完了したら、アプリのビルドを開始できます。まず、アプリが保存および読み取りできるデータの種類についてご確認ください。詳しくは、Google Fit でのデータの使用をご覧ください。
結果のユーザー承認フロー
権限を求められたときにユーザーに表示される承認フローを以下に示します。
- Android の権限: ユーザーは、アプリをダウンロードする前に、アプリがリクエストしている Android の権限を確認できます。ダウンロードされたアプリは、必要な実行時の権限をリクエストします。ユーザーはこの権限を付与または拒否します。
- チェックと接続: アプリは他のデータ型へのアクセスをリクエストする前に、権限が付与されているかどうかを確認します。
- OAuth スコープ リクエスト: Google は、アクセスするデータ型に必要な OAuth スコープをアプリに付与するようユーザーに求めます。
- アクセス権を適用しました: ユーザーが権限を付与すると、アプリはユーザーが権限を付与したスコープに属するデータ型にアクセスできるようになります。
適格性確認の申請
アプリをビルドしてテストしたら、機密性の高いスコープと制限付きのスコープに対して、異なるレベルの理由を使用して検証を申請する必要があります。