Google Fit の各データポイントには、データソースが関連付けられています。データソースには、データを収集または変換するアプリまたはデバイスを識別するための情報が含まれます。
REST API を使用すると、どのアプリがフィットネス データを挿入したかを特定できます。たとえば、ユーザーのフィットネス履歴に含まれるさまざまなデータを分析するアプリでは、分析に含まれるフィットネス セッションのリストと、各セッションを挿入したアプリに関する情報をユーザーに提示できます。
REST API を使用すると、フィットネス ストアに挿入したデータをアプリケーションに関連付けることもできます。
データを挿入したアプリケーションを特定する
セッションを挿入した Android アプリのパッケージ名またはセッションを挿入した REST アプリの名前を取得するには:
- セッションを取得します。
session.application.packageName
またはsession.application.name
プロパティを読み取ります。
Android アプリのパッケージ名またはデータセットを挿入した REST アプリケーションの名前を取得するには:
- データセットを取得します。
dataset.dataSourceId
プロパティを読み取り、データソースを取得します。dataSources.application.packageName
またはdataSources.application.name
プロパティを読み取ります。
application
プロパティには次のフィールドがあります。
name
- アプリケーションの名前。
packageName
- Android アプリのパッケージ名。
detailsUrl
- (省略可)アプリにリンクする URI。
アプリケーションの特定の期間に利用可能なすべてのセッションを一覧表示すると、この情報を使用して各セッションを挿入したアプリをユーザーに表示できます。
アプリケーションに関する情報を提供する
フィットネス ストアに挿入したデータをアプリケーションに帰属させるには、次のことを確認します。
- データソースの作成時にアプリケーションの詳細を
dataSources.application
プロパティに追加します。 - データセットにポイントを追加するときに、データソースに正しい
datasets.dataSourceId
を指定します。
挿入したデータにアクセスするアプリケーションは、この情報を使用してそのデータをアプリケーションに関連付けることができます。