概要
このクラスを使用すると、現在のデバイス上のアプリの Nearby 権限の状態を管理できます。
パブリケーションや定期購入を利用するには、ユーザーの許可が必要です。アプリで初めてパブリケーションや定期購入を作成したときに、Nearby 権限ダイアログが自動的に表示され、ユーザーはこれをオプトインできます。ユーザーが拒否すると、その後にパブリケーションや定期購入が作成されるたびにアラートが表示され、ユーザーがもう一度オプトインできるようになります。
設定ページの切り替えスイッチなど、権限のオンとオフを切り替える方法をユーザーに提供することをおすすめします。ユーザーが切り替えたら、アプリは以下の isGranted
メソッドと setGranted
メソッドを呼び出して権限の状態を切り替える必要があります。
権限の状態をトラッキングするには、GNSPermission
オブジェクトを作成し、変更したハンドラを渡します。このハンドラは、権限の状態が変更されるたびに呼び出されるため、アプリの UI を現在の状態と同期した状態に保つことができます。
NSObject を継承します。
インスタンス メソッドの概要 | |
(instancetype) | - initWithChangedHandler: |
権限の状態が変わるたびに呼び出されるハンドラで、権限オブジェクトを初期化します。その他... | |
クラスメソッドの概要 | |
(BOOL) | + isGranted |
このデバイスのアプリに現在 Nearby 権限が付与されているかどうかを示します。その他... | |
(void) | + setGranted: |
Nearby 権限の状態を変更します。その他... | |
メソッドの詳細
- (instancetype) initWithChangedHandler: | (GNSPermissionHandler) | changedHandler |
権限の状態が変わるたびに呼び出されるハンドラで、権限オブジェクトを初期化します。
ハンドラを使用すると、アプリの UI と権限の状態を同期させることができます。ユーザーが権限を承認または拒否するまで、ハンドラは呼び出されません。
- Parameters
-
handler The permission granted handler
+ (BOOL) isGranted |
このデバイスのアプリに現在 Nearby 権限が付与されているかどうかを示します。
YES は、ユーザーが Nearby 権限を付与したことを意味し、NO は、ユーザーが権限を拒否したことを意味します。権限が付与されていない場合、パブリケーションや定期購入は機能しません。
+ (void) setGranted: | (BOOL) | granted |
Nearby 権限の状態を変更します。
これは、権限の状態を変更するユーザー操作の場合にのみ呼び出す必要があります。