指定された URI のファイルを削除します。このコマンドは API レベル 2 で変更されました。
パラメータ
- API レベル 1
- fileUri: 削除するファイルの URI。絶対 URI と相対 URI のどちらを使用するかはメーカーが決定します。クライアントはこれを不透明な識別子として扱うことができます。
- API レベル 2
- fileUrls: カメラから削除するファイルの絶対 URL リスト。
camera.listFiles
コマンドやcamera.takePicture
コマンドなどで取得します。次の 3 つの特殊なケースがあります。- リストには文字列「all」のみが含まれます。カメラ内のすべてのファイルが削除されます。
- リストには文字列「image」のみが含まれます。カメラ内のすべての画像を削除します。
- リストには文字列「video」のみが含まれます。カメラ内のすべての動画が削除されます。
- fileUrls: カメラから削除するファイルの絶対 URL リスト。
結果
- fileUrls: 正常に削除されなかったファイルの URL。
これは、fileUrl 内の URL がすべて有効であるにもかかわらず、カメラで一部の URL を削除できない場合に発生します。いずれかの URL が無効な場合は、ファイルを削除せずにエラーコード
invalidParameterValue
が返されます。 これは API レベル 2 で追加されました。
エラー
- missingParameter:
fileUri
が指定されていません。 - invalidParameterName: 入力パラメータ名を認識できません。
- invalidParameterValue: 入力パラメータ名は認識されましたが、値が無効です。たとえば、API レベル 1 に
fileUri
が存在しない場合や、fileUrls の URL が API レベル 2 に存在しない場合などです。
コマンド I/O | |
---|---|
コマンド入力(API レベル 1) | { "parameters": { "fileUri": "file URI" } } |
コマンド出力(API レベル 1) | none |
コマンド出力(エラー)(API レベル 1) | { "error": { "code": "invalidParameterName", "message": "Parameter XYZ is unrecognized." } } |
コマンド入力(API レベル 2) | { "parameters": { "fileUrls": [ "url1", "url2", "url3", ... "urln" ] } } |
コマンド出力(API レベル 2) | { "results": { "fileUrls": [ "urln" ] } } |
コマンド出力(エラー)(API レベル 2) | { "error": { "code": "invalidParameterValue", "message": "Parameter url3 doesn't exist." } } |