セキュア シグナルの利用を開始する

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セキュア シグナルは、クライアント デバイスで収集され、選択したビッダーと共有されるエンコードされたデータです。このガイドでは、IMA SDK を使用して安全なシグナルを収集し、Google アド マネージャーに送信する方法について説明します。

セキュア シグナル API には、IMA SDK for iOS のバージョン 3.18.1 以降が必要です。

シグナルとビッダーを選択してセキュア シグナルの共有を有効にするには、ビッダーとセキュア シグナルを共有するをご覧ください。

サードパーティのシグナル プロバイダを使用する

安全なシグナルを使用するには、アプリにシグナル コレクタ アダプタ クラスをデプロイして、シグナルを収集、エンコードし、IMA SDK に渡す必要があります。

サードパーティ プロバイダの手順に沿って、プロバイダのアカウントを設定し、フレームワークを含め、アプリでセキュア シグナル アダプタを設定します。

iOS 向け IMA SDK は、コードを変更しなくても、各セキュア シグナル アダプタを自動的に初期化します。

セキュア シグナル アダプタをプロジェクトに追加する方法の例を次に示します。

カスタムデータを送信する

サードパーティのシグナル プロバイダを使用するだけでなく、カスタムデータを使用してシグナルを収集、エンコード、送信することもできます。カスタムデータを含むセキュア シグナルを送信するには、アド マネージャーでカスタム シグナルを有効にする必要があります。

ストリーム リクエストごとに、次の操作を行います。

  1. エンコードされたカスタムデータを文字列として含む IMASecureSignals オブジェクトを作成します。
  2. IMAStreamRequest.secureSignals 属性を設定して、ストリーミング リクエストに IMASecureSignals オブジェクトを追加します。

Objective-C

IMASecureSignals *signals =
    [[IMASecureSignals alloc] initWithCustomData:@"ENCODED_SIGNAL_STRING"];
streamRequest.secureSignals = signals;

Swift

let signals = IMASecureSignals(customData: "ENCODED_SIGNAL_STRING")
streamRequest.secureSignals = signals