Authorized Sellers for Apps( app-ads.txt とも呼ばれる)は、アプリの広告枠を不正利用から守るために IAB が推進しているイニシアティブです。app-ads.txt ファイルを作成する目的は、アプリ側で認定している広告枠の販売者を識別することにあります。 認定販売者を識別することにより、なりすましアプリの偽造広告枠に流出していたかもしれない広告収入を取り戻すことができます。
app-ads.txt は一般公開されており、アド エクスチェンジ、SSP(サプライサイド プラットフォーム)、その他の購入者やサードパーティのベンダーによるクロールが可能です。
app-ads.txt の使用は必須ではありませんが、強く推奨されています。特に自社アプリがなりすましの被害を受けていることが懸念される場合は、使用をおすすめします。
app-ads.txt ファイルは、アプリ デベロッパーがアプリのデベロッパー ウェブサイトのルートドメインに投稿するテキスト ファイルで、 そのパブリッシャーの広告枠の販売を許可されたエンティティのリストが含まれます。app-ads.txt ファイルを使用する場合、パブリッシャーは、さまざまな広告テクノロジー ベンダーのクロール対象となる認定販売者リストを公開するためのウェブドメインを持っている必要があります。Firebase など、ファイルの任意のホスティングを可能にするさまざまなドメイン ホスティング ソリューションがあります。
前提条件
アプリ向けに app-ads.txt を設定する方法
まだ作成していない場合は、テキスト ファイルを作成し、「app-ads.txt」という名前で保存します。
app-ads.txt file に次のコード スニペットをコピーして貼り付けます。 (
pub-00000000000000はパブリッシャー ID に置き換えてください。パブリッシャー ID は [AdMob コンソール] > [設定] で確認できます。google.com, pub-00000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0作成した app-ads.txt をデベロッパー ウェブサイトのルートに置いて公開します(例:
https://example.com/app-ads.txt)。ドメインは Google Play に表示されているものと一致するようにしてください。AdMob によるお客様の app-ads.txt ファイルのクロールおよび確認が完了するまで、少なくとも 24 時間お待ちください。
AdMob に戻り、app-ads.txt ステータスを確認します。
Firebase Hosting で app-ads.txt を公開する
ウェブサイト(サイト作成サービスで構築、ホストされているサイトなど)で app-ads.txt ファイルをルートレベルでアップロードすることが禁止されている場合は、Firebase Hosting を使って app-ads.txt ファイルをホストできます。
始める前に
Firebase Hosting で app-ads.txt を公開するには、Firebase プロジェクトが必要です。Firebase プロジェクトがない場合は、 デベロッパー ガイドに沿って新しいプロジェクトを作成してください。
すでに AdMob アプリを Firebase にリンクしているか、アプリで Firebase サービス(Firebase 向け Google アナリティクス、Remote Config など)を使用している場合は、既存の Firebase プロジェクトを使用できます。
Firebase CLI をインストールする
Firebase CLI は、npm(Node Package Manager)を使ってインストールできます。ただし、Node.js に詳しくない場合は、代わりにスタンドアロンのバイナリを使用できます。
CLI を インストールする 方法または 最新バージョンに 更新する方法については、Firebase CLI のドキュメントをご覧ください。
プロジェクトの初期化
ローカルマシンで Firebase プロジェクトを初期化するには、プロジェクト ディレクトリのルートから次のコマンドを実行します。
firebase init
プロジェクトの初期化中に、Firebase CLI のプロンプトが表示され、次の操作を行うように指示されます。
[Hosting] を選択して設定します。
ローカル プロジェクト ディレクトリに接続する Firebase プロジェクトを選択します。
[Use an existing project] を選択し、接続するプロジェクトをリスト から選択します。
公開ルート ディレクトリとして使用するディレクトリを指定します。
Enter キーを押してデフォルト(public)を選択します。
サイトの構成を選択します。
作成するウェブサイトは単一ページアプリではないため、[N] を選択します。
初期化の最後に、2 つのファイルが作成され、ローカル プロジェクト ディレクトリのルートに追加されます。
- ウェブサイトでホストされているファイルを含む
publicディレクトリ。 - プロジェクト構成を一覧表示する
firebase.json構成ファイル。 - プロジェクトのエイリアスを格納する
.firebasercファイル。
app-ads.txt を公開する
app-ads.txt をサイトに公開するには:
app-ads.txt ファイルをローカル プロジェクト ディレクトリの
publicディレクトリに配置します。ローカル プロジェクト ディレクトリのルートから次のコマンドを実行します。
firebase deploy --only hosting
デプロイが完了したら、次の URL にアクセスして app-ads.txt が公開されていることを確認します (
PROJECT_IDは Firebase プロジェクト ID です)。https://PROJECT_ID.web.app/app-ads.txt例: プロジェクト ID が「awesome-project」の場合は、ブラウザのアドレスバーに「
https://awesome-project.web.app/app-ads.txt」と入力します。
ドメインやサブドメインをアプリのストアの掲載情報に追加する
app-ads.txt ファイルをクロールできるようするには、 新しく作成されたドメインまたはサブドメインを Google Play のアプリの掲載情報に記載する必要があります。
アプリストアの掲載情報の デベロッパー ウェブサイトを次のように変更します。
https://PROJECT_ID.web.app
リダイレクトを設定する(省略可)
既存のウェブサイトがあり、app-ads.txt ファイルのホスティングにのみ Firebase Hosting を使用する場合は、ランディング ページが既存のウェブサイトにリダイレクトされるように Firebase Hosting を設定できます。
Firebase Hosting では、ユーザーがサイトにアクセスしたときに、デフォルトで public/index.html をランディング ページとして使用します。ユーザーを目的のウェブサイト(アプリのソーシャル メディア ページなど)にリダイレクトするには:
ローカル プロジェクト ディレクトリのルートにある
firebase.jsonファイルを開きます。ホスティング オブジェクトの下に、次のようにリダイレクト オブジェクトを追加します。
"hosting": { ... "redirects": [ { "source": "/", "destination": "URL_TO_REDIRECT", "type": 301 } ] }たとえば、ランディング ページ URL が
https://www.example.comの場合、リダイレクト設定は次のようになります。"hosting": { ... "redirects": [ { "source": "/", "destination": "https://www.example.com", "type": 301 } ] }次のコマンドを実行して、変更をサイトにデプロイします。
firebase deploy --only hosting
デプロイが完了したら、サイト(
https://PROJECT_ID.web.app)にアクセスして、リダイレクト設定が正しいかどうかを確認します。