Play Developer Publishing API を使用して生成済み APK をダウンロードする

Google Play Console にアップロードされた App Bundle から Google Play が生成したすべての APK は、Google Play Developer API「生成済み APK」機能を使用してダウンロードできます。

生成済み APK の使用方法

生成済み APK をトラックにリリースする前にダウンロードする手順を含む、一般的な公開ワークフローは次のとおりです。

  1. Edits: Insert を呼び出して変更対象のアプリを指定することにより、新しい編集を作成します。
  2. Edits.bundles: upload を呼び出して、App Bundle をアップロードします。
  3. Edits.tracks: update を呼び出して、App Bundle をトラックに割り当てます。この段階で新しいバージョンがエンドユーザーにリリースされないようにするには、新しいリリースのステータスを「未公開」に設定します。
  4. 編集を commit します。
  5. API の生成済み APK メソッドを使用して、ステップ 2 でアップロードした App Bundle から生成された APK をダウンロードします。
  6. ダウンロードした APK を処理します。
  7. ステップ 1 と同じ手順で新しい編集を作成します。
  8. Edits.tracks: update を呼び出して、未公開のリリースのステータスを「段階的な公開」または「完全公開」に進めます。
  9. 編集を commit します。

APK のディレクトリを作成する方法

APK ファイルを bundletool で使用する必要がある場合は、生成された APK の API を使い、以下の手順に沿ってビルドします。

  1. 生成された APK のリストメソッドを呼び出すと、レスポンスには各署名鍵の TargetingInfo フィールドが含まれます。このフィールド値を、toc.json という名前のファイルに書き込みます。
  2. APK をダウンロードして、前の手順で作成した toc.json と一緒にディレクトリに格納します。ダウンロードした APK にはそれぞれ DownloadId.apk という名前を付ける必要があります。「DownloadId」は、生成された APK のダウンロード メソッドから APK をダウンロードするために使用された ID になります。
  3. このディレクトリを bundletool バージョン 1.15.2 以降で使用できるようになりました(例: bundletool install-apks --apks /path/to/created/directory)。