Google Calendar API は、明示的な HTTP 呼び出しまたは Google クライアント ライブラリを介してアクセスできる RESTful API です。この API は、Google カレンダー ウェブ インターフェースで使用できるほとんどの機能を公開しています。
Google Calendar API で使用される一般的な用語を以下に示します。
- イベント
- タイトル、開始時間、終了時間、参加者などの情報を含むカレンダーの予定。イベントは、単一イベントでも定期的なイベントでもかまいません。イベントはイベント リソースで表されます。
- カレンダー
- イベントのコレクション。各カレンダーには、カレンダーの説明やデフォルトのカレンダー タイムゾーンなど、関連付けられたメタデータがあります。単一のカレンダーのメタデータは、カレンダー リソースで表されます。
- カレンダー リスト
- カレンダー UI で、ユーザーのカレンダー リストに含まれるすべてのカレンダーのリスト。カレンダー リストに表示される単一のカレンダーのメタデータは、CalendarListEntry リソースで表されます。このメタデータには、そのカレンダーの色や新しいイベントの通知など、ユーザー固有のプロパティが含まれます。
- 設定
- カレンダーのタイムゾーンに基づくユーザー設定(ユーザーのタイムゾーンなど)。1 つのユーザー設定は、設定リソースで表されます。
- ACL
- ユーザー(またはユーザー グループ)にカレンダーの特定レベルのアクセス権を付与するアクセス制御ルール。単一のアクセス制御ルールは ACL リソースで表されます。
次のステップ
認証と認可の処理など、Google Workspace API での開発の詳細については、Workspace デベロッパーのスタートガイドをご覧ください。
簡単な Google Calendar API アプリを構成して実行する方法については、クイックスタートの概要をご覧ください。