閲覧ビューを計画する

アプリの最上位のナビゲーション タブを決定したら、ブラウズ可能なコンテンツ ビューとその構成を検討する必要があります。

コンテンツ ビューのスタイル設定とブラウジング ナビゲーションは自動車メーカーと Google が行うため、ブラウジングに関する唯一の設計タスクは、各ビューの内容を計画することです。

具体的には、次のことを決定する必要があります。

  • コンテンツの深度レベル
  • 最上位および下位の閲覧ビューの表示形式(グリッドまたはリスト)
  • 閲覧ビューのコンテンツをサブカテゴリに分類するかどうか
  • ブラウジングの補助として検索をアプリ内に実装するかどうか(アプリが車内で使用しやすくなるように強く推奨)

コンテンツの構造を決める際には ドライバの認知負荷を最小限に抑えるため レベルは少なめにしましょうブラウジング ビュー内でコンテンツをサブカテゴリ(サブヘッダー付き)にグループ化すると、階層を平坦化できます。

アプリ内検索を実装する場合、音声とキーボードの検索インターフェースを設計する必要はありません。自動車メーカーは音声検索アフォーダンスとキーボードの両方を 設計しています詳しくは、音声操作をサポートする検索結果を表示するをご覧ください。

ブラウジング ビューの例

グリッドベースのブラウジング ビュー
この例では、デザイナーはグリッド形式を使用して、音楽アルバム(Android Auto)を表示しています。
リストベースのブラウジング ビュー
この例では、プレイリストとアーティストの組み合わせを示すリストを使用します(Android Auto)。
この例では、グリッドとメディア コントロール バー(AAOS)を使用します。
この例では、リストとメディア コントロール バー(AAOS)を使用します。
AAOS(縦向き)のメディアアプリの 2 つの例(リストとグリッド)

ブラウジング ビューの要件

次の要件と推奨事項に留意してください。

要件レベル 要件
必須 アプリ デベロッパーは次の要件を満たしている必要があります。
  • ブラウジング ビュー内にサブカテゴリを作成する場合は、サブヘッダーのテキストを指定する
すべきである アプリ デベロッパーは以下のことを行う必要があります。
  • 最上位から 3 階層を超えるようなブラウズ可能なコンテンツを避ける
  • アプリ内検索機能を実装するかどうかを決定する
してもよい アプリ デベロッパーは以下を行えます。
  • ブラウジング ビューごとに、コンテンツをグリッドとリストのどちらで表示するかを決定します(リストがデフォルトです)。

背景

  • ドライバーの注意散漫を防ぐ: コンテンツの閲覧に必要な認知負荷を最小限に抑えます。
  • コンテンツ表示の最適化: コンテンツ カテゴリに適したグリッドまたはリストを使用します。