Google ドライブのサードパーティ ショートカットは、サードパーティ所有の外部ストレージ システム上の他のファイルにリンクするメタデータのみのファイルです。これらのショートカットは、ドライブの外部(通常は別のデータストアまたはクラウド ストレージ システム)にあるアプリによって保存された「コンテンツ」ファイルへの参照リンクとして機能します。
サードパーティのショートカットを作成するには、Google Drive API の files.create
メソッドを使用して、MIME タイプを application/vnd.google-apps.drive-sdk
に設定します。ファイルの作成時にコンテンツはアップロードしないでください。詳細については、Google Workspace と Google ドライブでサポートされている MIME タイプをご覧ください。
サードパーティ製のショートカットをアップロードまたはダウンロードすることはできません。
次のコードサンプルは、クライアント ライブラリを使用してサードパーティのショートカットを作成する方法を示しています。
Java
Python
PHP
.NET
Node.js
サードパーティ製ショートカットの仕組み
files.create
メソッドを使用してサードパーティ ショートカットを作成すると、POST
リクエストを使用してメタデータを挿入し、アプリのコンテンツへのショートカットを作成します。
POST https://www.googleapis.com/drive/v3/files
Authorization: AUTHORIZATION_HEADER
{
"title": "FILE_TITLE",
"mimeType": "application/vnd.google-apps.drive-sdk"
}
サードパーティのショートカットがクリックされると、ユーザーはファイルが保存されている外部サイトにリダイレクトされます。ドライブ ファイル ID は state
パラメータに含まれます。詳細については、アプリ固有のドキュメントの Open URL を処理するをご覧ください。
サードパーティ製アプリまたはウェブサイトは、state
パラメータのファイル ID をシステム内のコンテンツと照合する責任を負います。
カスタム サムネイルとインデックス登録可能なテキストを追加する
サードパーティのショートカットに関連付けられたファイルの見つけやすさを高めるには、ファイルのメタデータを挿入または変更するときに、サムネイル画像とインデックス登録可能なテキストの両方をアップロードします。詳細については、ファイル メタデータを管理するをご覧ください。