history
エンドポイントは、特定のロケーションの 1 時間ごとの大気質情報を、指定された期間(最大 30 日間)で提供します。返される AQI と関連情報(汚染物質の濃度レベルや健康に関する推奨事項など)を制御できます。
history
エンドポイントを使用して 1 時間ごとの大気質の履歴をリクエストするには、HTTP POST リクエストを次の場所に送信します。
https://airquality.googleapis.com/v1/history:lookup?key=YOUR_API_KEY
JSON リクエスト本文にリクエスト オプションを含めます。リクエストの本文には、1 時間ごとの大気質履歴を取得する場所と時間範囲が含まれています。また、レスポンスに含める大気質情報を制御するためのさまざまなオプションが含まれる場合もあります。
1 時間のリクエストの例
1 時間のリクエスト本文
次のコードは、history
メソッドを使用して 1 時間の履歴リクエストのリクエスト本文を作成する方法を示しています。この例では、場所と過去のタイムスタンプを設定します。
curl -X POST -d '{ "dateTime": "2023-06-26T15:01:23Z", "location": { "latitude": 37.419734, "longitude": -122.0827784 } }' \ -H 'Content-Type: application/json' \ 'https://airquality.googleapis.com/v1/history:lookup?key=YOUR_API_KEY'
1 時間以内のレスポンス
上記の呼び出しにより、次の JSON レスポンスが生成されます。レスポンス データの詳細については、レスポンス データをご覧ください。
{ "hoursInfo": [ { "dateTime": "2023-06-26T15:00:00Z", "indexes": [ { "code": "uaqi", "displayName": "Universal AQI", "aqi": 73, "aqiDisplay": "73", "color": { "red": 118, "green": 202, "blue": 51, "alpha": 255 }, "category": "Good air quality", "dominantPollutant": "pm10" } ] } ], "regionCode": "us" }
期間リクエストの例
期間のリクエスト
次のコードは、1 時間ごとの大気質に関する複数のレコードを返す history
のリクエスト本文を作成する方法を示しています。
複数のレコードをリクエストするには、時間範囲(開始時刻と終了時刻のタイムスタンプ)を指定するか、現在の時刻からの時間数を指定します。
以下の例では、ページサイズを 2
に設定しているため、4 時間の大気質履歴のリクエストが 2 つのページで返されます。各ページには 2 時間のデータが含まれます。
curl -X POST -d '{ "hours": 4, "pageSize": 2, "pageToken":"", "location": { "latitude": 37.419734, "longitude": -122.0827784 } }' \ -H 'Content-Type: application/json' \ 'https://airquality.googleapis.com/v1/history:lookup?key=YOUR_API_KEY'
開始と終了のタイムスタンプを渡して、同様のリクエストを行うこともできます。
curl -X POST -d '{ "period": { "startTime":"2023-06-15T08:00:00Z", "endTime":"2023-06-15T12:00:00Z" }, "pageSize": 2, "pageToken":"", "location": { "latitude": 37.419734, "longitude": -122.0827784 } }' \ -H 'Content-Type: application/json' \ 'https://airquality.googleapis.com/v1/history:lookup?key=YOUR_API_KEY'
期間のレスポンス
上記の呼び出しにより、次の形式の JSON レスポンスが生成されます。レスポンス データの詳細については、レスポンス データをご覧ください。
上記のどちらの通話も、4 時間の大気質データをリクエストします。ただし、リクエストで pageSize
プロパティを 2
に設定したため、レスポンスには直近の 2 時間の結果のみが含まれます。
{ "hoursInfo": [ { "dateTime": "2023-06-15T11:00:00Z", "indexes": [ { "code": "uaqi", "displayName": "Universal AQI", "aqi": 83, "aqiDisplay": "83", "color": { "red": 74, "green": 185, "blue": 54, "alpha": 255 }, "category": "Excellent air quality", "dominantPollutant": "o3" } ] }, { "dateTime": "2023-06-15T10:00:00Z", "indexes": [ { "code": "uaqi", "displayName": "Universal AQI", "aqi": 89, "aqiDisplay": "89", "color": { "red": 48, "green": 175, "blue": 55, "alpha": 255 }, "category": "Excellent air quality", "dominantPollutant": "o3" } ] } ], "regionCode": "us", "nextPageToken": "ChYaEgl3gv3XubVCQBEsNMY9TTdUMTE6MDA6MDA" }
レスポンスには nextPageToken
プロパティも含まれていることに注意してください。このプロパティを使用して、結果の次のページ(今後 2 時間分のデータを含む)にアクセスします。
結果の次のページにアクセスするには、history
エンドポイントに 2 回目のリクエストを送信しますが、今回は pageToken
プロパティを最初のレスポンスの nextPageToken
の値に設定します。
curl -X POST -d '{ "hours": 4, "pageSize": 2, "pageToken":"ChYaEgl3gv3XubVCQBEsNMY9TTdUMTE6MDA6MDA", "location": { "latitude": 37.419734, "longitude": -122.0827784 } }' \ -H 'Content-Type: application/json' \ 'https://airquality.googleapis.com/v1/history:lookup?key=YOUR_API_KEY'