Shipping Network Design は、Liner Shipping Network Design and Scheduling Problem(LSNDSP)に対処するための API です。問題となるのは、運用コストを最小限に抑えながら、ポート間での商品需要の輸送からの収益を最大化するライナー出荷ネットワークの設計とスケジューリングです。ネットワーク設計のサブ問題は、ネットワークによってサービスを提供するポートのセット、各ルートに割り当てる船舶の数、船が通過するルートを決定することに重点を置いています。スケジューリングに関するサブ問題は、港間の出航時間、貨物の積み下ろしと輸送時間、異なる港間の輸送の需要などの要素を考慮し、船舶の出航スケジュールの開発に関連するものです。
API の概要
API の入力は、インフラストラクチャの
- 港湾(船級固有の費用と制限事項あり)
- 船舶クラス(容量とフリートサイズ)
- 特定の期間とコンテナクラスの互換性におけるポート間の可能な接続に対応する区間の候補
- ポート間の需要(貨物料金とオプションのお届け日数制限あり)
- (オプション)既存の船舶サービス
入力リクエストの詳細については、REST リファレンスのリクエスト セクションをご覧ください。
API の出力は、船舶サービスとコモディティ デマンドパスを提供するレスポンスです。船舶の運行スケジュールは、指定された出発時刻が設定された区間の候補のシーケンスとして定義されます。各船サービスには船クラスが割り当てられています。コモディティ需要パスは、船舶の運行区間のシーケンスとして記述されます。
出力レスポンスの詳細については、REST リファレンスのレスポンス セクションをご覧ください。
ご利用方法
Shipping Network Design API へのアクセス権を取得するには、設定ページの手順に沿って設定します。
アクセスできたら、API の例ページの例に従って、すべてが機能することを確認できます。