Android 版プライバシー サンドボックス

Android 向けプライバシー サンドボックスは新しいテクノロジーを導入しました。ユーザーのプライバシーを強化し、モバイルアプリで効果的にパーソナライズド広告を配信できるようになっています。プライバシー サンドボックスにはプライバシー保護 API が含まれおり、各 API では、複数アプリ共通の識別子に依存することなく、主要な広告ユースケースをサポートできるよう、広告サービスの normal 権限が必要です。

詳しくは、Android 向けプライバシー サンドボックス イニシアチブと AdMob をご覧ください。

Topics API

Topics API はプライバシー サンドボックスの一部で、ユーザーのアプリ使用状況に基づき、オンデバイスできめの粗い興味や関心のシグナルを推測します。このようなシグナルまたは「トピック」は、ユーザーが使用したアプリに基づいて推測される認識可能なカテゴリです。

アプリと広告プラットフォームは、トピックを使用して関連性の高い広告を判断できます。トピックは、個々のユーザーをモバイルアプリ間でトラッキングする必要なく、インタレスト ベース広告(IBA)のユースケースをサポートします。

Google Mobile Ads SDK 22.4.0 は Topics API にアクセスし、デフォルトで次の権限を宣言します。

<!-- Topics API permission. -->
<uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_ADSERVICES_TOPICS" />

AdMob の Android 向け Topics API のテストをオプトアウトする場合は、Android の手順で権限の統合を防ぐ方法をご覧ください。

Attribution Reporting API(デバッグ レポートを含む)

Attribution Reporting API はプライバシー サンドボックスの一部で、クロスパーティのユーザー識別子への依存を排除することでユーザーのプライバシー保護を強化し、モバイルアプリにおけるアトリビューションとコンバージョン測定の主なユースケースをサポートします。

Google Mobile Ads SDK 22.4.0 はデバッグ レポートを含む Attribution Reporting API にアクセスし、デフォルトで次の権限を宣言します。

<!-- Attribution Reporting API (with debug reports) permissions. -->
<uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_ADSERVICES_ATTRIBUTION" />
<uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_ADSERVICES_AD_ID" />

AdMob の Android 向け Attribution Reporting API のテストをオプトアウトする場合は、Android の手順で権限の統合を防ぐ方法をご覧ください。