ウィジェット

Android Auto は、ユーザーのマルチタスクをサポートするために、主に次の 3 種類のシステム ウィジェットをサポートしています。

  • 進行中の通話を管理する電話ウィジェット
  • 地図にないときにターンバイターンのルート案内を表示するナビゲーション ウィジェット
  • メディア ウィジェット: 他のアプリを使用中でも、進行中のメディア再生を操作します。

ウィジェットには、アプリアイコンに加えて、アプリ情報または最大 3 つのアプリ コントロールが表示されます。どのウィジェットをナビゲーション バーに表示するかは常に、開いているアプリとドライバーにとっての相対的な優先順位によって決まります。


電話ウィジェット

別のタイプのアプリが画面に表示されているときにユーザーが電話を行うと、電話ウィジェットがナビゲーション バーに表示されます。電話ウィジェットを使用すると、ユーザーは画面を切り替えることなく通話を操作できます。

電話ウィジェットの例
こちらの電話ウィジェットには、地図画面から移動することなく、通話をミュートするか、通話を終了するオプションがあります

ナビゲーション ウィジェットは、地図画面が表示されていないときにターンバイターン方式の有用な情報を提供します。

ナビゲーション ウィジェットの例
メディアをブラウジングして再生しているとき、ナビゲーション ウィジェットに次の曲がり角に関する情報が表示されます。

メディア ウィジェット

メディア ウィジェットには、メディアアプリが画面に表示されていないときに再生するコンテンツに対して、最大 3 つのコントロールが用意されています。アプリ デベロッパーは、どのコントロールをアプリに表示するのが最も便利かを判断できます。

以下の例は、2 つの異なるメディアアプリで使用されるメディア ウィジェットのバージョンを示しています。

YouTube Music

YouTube ウィジェットの例
このメディア ウィジェットには、YouTube Music のロゴと、早戻し、音楽再生の一時停止、次のトラックへのスキップのコントロールが表示されます

ポッドキャスト

ポッドキャスト ウィジェットの例
ポッドキャスト アプリ用のメディア ウィジェットとして、過去に戻る、ポッドキャストを一時停止する、早送りするなどの操作を行えます