認定周辺機器用 ODM/IC パートナー(QPOP)プログラムの概要とガイドライン

バージョン: 1.2
最終更新日: 2024-09-20

QPOP は、すべての周辺機器が ChromeOS デバイスで「すぐに使える」ようにするという Google の目標をサポートするために設計された、周辺機器パートナーの ODM と IC 向けの ChromeOS プログラムです。

このページには次の情報が表示されます。

  • QPOP プログラムに関するガイドライン
  • パートナー向けのプログラムの特典
  • 公開されている周辺機器の仕様のリスト
  • 周辺機器の開発とサポートで使用されるソフトウェア ツールのドキュメント

QPOP ガイドライン

QPOP に参加するには、パートナーは以下のガイドラインに準拠する必要があります。

  • 合意したモデルの Chromebook を 3 ~ 5 台、パートナーの QA プロセスに追加する
  • 合意済みのモデルを使用して、ChromeOS テストプランをパートナーの QA プロセスに統合する
  • 合意済みのモデルで、製品開発に ChromeOS 互換(および/または Works with Chromebook)の仕様を採用する
  • 可能であれば、ChromeOS ファームウェアの更新(fwupd 経由)を組み込む
  • 新規または既存のすべてのプロダクトをテストする必要があります(優先度は ChromeOS チームと協議)。
    • コンポーネントやメジャーなファームウェア アップデートのリリースに変更がある場合にのみ、製品の再テストが必要になります。
    • 関連するテストレポートを Google と共有して検証する
  • 可能であれば、OEM QPOP プログラムのアウトリーチのために、概要的な出荷数とお客様のリストを共有します。
  • 可能であれば、提出されたリファレンス/OTS(市販)モデルの IC/SoC/コンポーネントのリストを提出してください。

QPOP プログラムの特典

QPOP に参加しているパートナーは、以下のプログラムの特典を受けることができます。

  • ChromeOS 互換と WWCB の仕様にアクセスする
  • ChromeOS 機能ロードマップに関する分析情報(例: ファスト ペアリング)
  • 補助金対象の Chromebook テストデバイス
  • 年次パートナー サミットへの招待状
  • ChromeOS エンジニアリング サポートと利用可能な自動テストツール
  • プラットフォーム SW 開発サポート(fwupd など)
  • ChromeOS 向けの TBT テストの補助(数量限定)
  • QPOP 向けのサードパーティ ラボの認定テストの補助
  • 外部パートナー サイトに掲載される(パートナーが QPOP テストに合格した場合)
  • QPOP を WWCB pOEM に宣伝する(メール配信など)

変更履歴

日付 バージョン メモ
2024-09-20 1.2 QPOP パートナー ページを追加
2024-09-06 1.1 QPOP の概要を独自のページに移動
2024-01-30 1.0 QPOP を周辺機器 v2.0 として導入