以下のガイドラインでは、地図のスタイルを作成または編集する際に陥りがちなデザイン上の注意点を説明しています。また、グラフィック デザイナーに相談して、デザインの組み立てと確認を行うことをおすすめします。
色のコントラストをはっきりさせる: コントラストがあると、テキストが読みやすくなり、地図上の特定の対象物を区別できるようになります。詳しくは、塗りつぶしの色とストロークの色のコントラストをはっきりさせるをご覧ください。
さまざまなズームレベルでチェックする: さまざまなズームレベルでスタイル要素が適切に表示されるかどうかをテストします。
色覚障がいのあるユーザーにとって問題となることがわかっている色の組み合わせを避ける: 色覚障がいのあるユーザーにとって使いやすいデザインにします。
夜間モードを確認する: モバイル向けデザインの場合は、デザインが夜間モードに対応するようにします。
塗りつぶしの色とストロークの色のコントラストをはっきりさせる
塗りつぶしの色とストロークの色のコントラストをはっきりさせ、地図上の対象物を背景や類似の対象物と区別できるようにします。
ラインのポリゴン: ラインの詳細がわかるよう、コントラストがはっきりとした色を選択します。たとえば、トレイルが点線で示されている場合、色のコントラストが十分でないと実線のように見えます。高速道路には外枠が描かれていますが、コントラストがなければ無地に見えるため、他の種類の道路と混同される可能性があります。
シェイプのポリゴン: コントラストにより、隣り合うポリゴンの境界線が見やすくなります。
テキストのストロークと塗りつぶし: テキストの場合、ストロークの色が枠線の色となります。ストロークの色により、背景色に対してテキストが読みやすくなります。ストロークの色が塗りつぶしの色に近すぎると、フォントが不明瞭になったり、ぼやけたりする可能性があります。