Maps SDK for iOS では従量課金制の料金モデルが使用されます。 Maps SDK for iOS のリクエストでは、リクエストのタイプに応じて次の 3 つの SKU のいずれかの呼び出しが生成されます。 SKU: Mobile Native Dynamic Maps SKU: Dynamic Maps 「SKU: Dynamic Street View」 Google の総合的な利用規約に加えて、使用量上限が存在します 固有のコンセプトについて説明します Google Cloud Console に、使用料金を管理するためのツールが用意されています。
Maps SDK for iOS の課金方法
Maps SDK for iOS は従量課金制の料金モデルを採用しています。Google Maps Platform の API や SDK は、SKU 単位で課金されます。使用量の追跡はサービスの SKU 単位で行われますが、API や SDK にはサービスの SKU が複数含まれているものもあります。料金は次の式で計算されます。
料金と使用量の計算ツールをご用意していますので、各 API / SDK の使用コストを見積もる際にご活用ください。条件を満たす Google Maps Platform SKU については、請求先アカウントごとに毎月 200 米ドルの Google Maps Platform クレジットをご利用いただけます。このクレジットは、条件を満たす SKU に自動的に適用されます。
Maps SDK for iOS の料金
SKU: Mobile Native Dynamic Maps
マップ ID を使った読み込みではない、Maps SDK for Android または Maps SDK for iOS モバイルアプリ内の Google マップ オブジェクト。
月間使用量 (地図の読み込みあたりの料金) |
||
---|---|---|
0.00 米ドル | 0.00 米ドル | 0.00 米ドル |
Maps SDK for Android または Maps SDK for iOS モバイルアプリで Google マップ オブジェクトをインスタンス化するたびに、地図の読み込みが 1 回発生します。
- Android の場合は、
MapFragment
クラス、SupportMapFragment
クラス、MapView
クラスのいずれかです。関連するonCreate()
メソッドが呼び出されるたびに、地図の読み込み 1 回とカウントされます。 - iOS の場合は、
GMSMapView
オブジェクトです。
地図のパン、ズーム、地図レイヤの切り替えなど、ユーザーが地図上で行った操作では追加の地図の読み込みは発生しません。従量課金制の料金モデルでは、ストリートビュー パノラマの作成は、Mobile Native の地図の読み込みとしてではなく、Dynamic Street View として課金されるようになりました。
SKU: Dynamic Maps
Maps JavaScript API を使って地図を表示するアプリケーション(マップ ID の有無は問わず)、または Maps SDK for Android か Maps SDK for iOS を使ってマップ ID で読み込まれた地図を表示するアプリケーション。
月間使用量 (地図の読み込みあたりの料金) |
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0.007 米ドル (1,000 回あたり 7.00 米ドル) |
0.0056 米ドル (1,000 回あたり 5.60 米ドル) |
大量使用時の料金設定については営業担当にお問い合わせください |
地図のパン、ズーム、地図レイヤの切り替えなど、ユーザーが地図上で行った操作では追加の地図の読み込みは発生しません。
SKU: Dynamic Street View
ストリートビュー パノラマと地図の読み込みは個別に請求されるようになりました。動的ストリートビュー パノラマは、Maps JavaScript API、Maps SDK for Android、または Maps SDK for iOS のアプリでパノラマ オブジェクトをインスタンス化するたびに課金されます。
月間使用量 (パノラマあたりの価格) |
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---|---|---|
0.014 米ドル (1,000 回あたり 14.00 米ドル) |
0.0112 米ドル (1,000 回あたり 11.20 米ドル) |
大量使用時の料金設定については営業担当にお問い合わせください |
パノラマ オブジェクトのインスタンス化は、次の場合に発生します。
- JavaScript:
google.maps.StreetViewPanorama()
クラスまたはMap.getStreetView()
メソッドを使用した場合。ストリートビューのペグマン コントロールを使用する組み込みのストリートビュー機能と、StreetViewService()
クラスの使用については課金されません。 - Android:
StreetViewPanoramaFragment
クラス、SupportStreetViewPanoramaFragment
クラス、StreetViewPanoramaView
クラスのいずれかを使用した場合。関連するonCreate()
メソッドが呼び出されるたびにパノラマがカウントされます。 - iOS:
GMSPanoramaView
オブジェクトを使用した場合。
その他の使用量上限
Maps SDK for iOS のモバイル使用量はすべて無制限ですが、割り当て上限を設定して上限を設定できます。 プロジェクトの使用状況を確認できます。
利用規約による制限
利用規約については、Google Maps Platform の利用規約のライセンス制限に関するセクションをご覧ください。
使用料金を管理する
Maps SDK for iOS の使用料金を管理するため、または本番環境の需要を満たすため API へのすべてのリクエストに対して 1 日あたりの割り当て上限を設定できます。1 日の割り当ては、午前 0 時(太平洋時間)にリセットされます。
Maps SDK for iOS の割り当て上限を表示または変更するには:
- Cloud Console で、[Google Maps Platform の割り当て] ページを開きます。
- [API] プルダウンをクリックし、[Maps SDK for iOS] を選択します。
- [リクエスト] カードまでスクロールして、割り当て上限を表示します。
割り当て名と上限の一覧の表が表示されます。 - 割り当て上限を変更するには、その制限の編集アイコンをクリックします。
表示されたダイアログの [割り当て上限] フィールドに、1 日の課金対象の割り当て上限(Google により指定されている場合、その割り当て上限以下)を入力して、[保存] を選択します。
API の使用が課金対象の割り当て上限に達した日は、その日が終わるまでアプリケーションは API にアクセスできなくなります。