heatmapTiles エンドポイントは、タイル オーバーレイを通じて花粉関連のヒートマップを提供します。タイル オーバーレイは、Google マップ上に表示できる画像タイルのコレクションです。各画像タイルは 256 x 256 ピクセルです。
タイル オーバーレイは、タイルの集合から構築されたグリッドで、それぞれに(X
、Y
)座標が割り当てられたものです。座標(0,0)のタイルは常に地図の北西端にあります。X
値は西から東に増加し、Y
値は北から南に増加します。
zoom level
は、マップビューに表示される地図コンテンツのサイズを決定します。タイルのグリッドのサイズは、X
座標と Y
座標をズームレベルに応じて指数関数的にスケーリングすることで決定されます。
gridSizeX = XzoomLevel gridSizeY = YzoomLevel
たとえば、ズームレベル 2 では、世界地図は 4 x 4 のマトリックス(合計 16 個のタイル)を使用して表されます。
次の画像は、全世界の TREE_UPI
ヒートマップをタイルに分割して示しており、ズームレベル 2 でアクセスできます。
詳しくは、地図とタイル座標をご覧ください。
heatmapTiles エンドポイントを使用して、HTTP GET リクエストを次の宛先に送信して、現在の花粉飛散量ヒートマップ タイルをリクエストできます。
https://pollen.googleapis.com/v1/mapTypes/TYPE/heatmapTiles/Z/X/Y?key=YOUR_API_KEY
ヒートマップ エンドポイントについて
リクエストが成功するには、以下のパラメータがすべて必要です。
KEY
: アプリケーションの API キー。このキーでアプリケーションを識別し、割り当てを管理します。キーの取得方法をご確認ください。TYPE
: 返されるヒートマップのタイプ。許可される値をご覧ください。Z
: マップビューでマップ コンテンツの表示サイズを決定するズームレベル。指定できる値は 0 ~ 16 です。値を 0 にすると、世界全体が 1 つのタイルに表示されます。X
、Y
: 北東の角(0,0)を基準とするタイル座標。X
値は西から東に向かって増加し、Y
値は北から南に向かって増加します。座標は指定したズームレベルで有効である必要があります。たとえば、ズームレベルを 2 に設定し、座標(10,10)のタイルをリクエストした場合、API はエラーを返します。
ヒートマップ リクエストの例
上の画像は、ズームレベル 2 の TREE_UPI
ヒートマップと各タイルの座標を示しています。次の例では、heatmapTiles
エンドポイントを使用して、座標(2,1)のタイルをリクエストしています。
https://pollen.googleapis.com/v1/mapTypes/TREE_UPI/heatmapTiles/2/2/1?key=YOUR_API_KEY
タイルは、地図に重ねることができる画像として表示されます。
デフォルトの地図の上にタイルをオーバーレイする方法について詳しくは、オーバーレイのマップタイプをご覧ください。