このページでは、Google Maps Platform の API と SDK を使用する際の基本的な手順について説明します。
クイックスタート
Google Cloud Console を使用して請求先アカウントまたはプロジェクトを作成したことがない場合は、下の [使ってみる] ボタンをクリックします。または、この後の開始手順セクションで詳細な手順をご確認ください。
使ってみる[使ってみる] ボタンをクリックし、Cloud Console で次の操作を行います。
- 1 つ以上のサービスを選択する
- プロジェクトを作成する
- 請求先アカウントを設定する
- 選択したサービスに関連付けられている API を有効にする
- API キーを作成する
これらの操作が完了すると、API キーが作成されます。API キーを追加して制限する方法は、「開始手順」セクションのステップ 4: API キーを取得するをご覧ください。
開始手順
以下の各タブの手順に沿って、Google Maps Platform の使用を開始します。
ステップ 1
Google Maps Platform を使用するには請求先アカウントが必要です。請求先アカウントは、お客様のプロジェクトに関連付けられた使用料金を追跡するために使用されます。請求先アカウントのクレジットの仕組みをご確認ください。
請求先アカウントを作成するには:
- Google Cloud Platform Console に移動します。
- メニューボタン
をクリックし、[お支払い] を選択します。
- 請求先アカウントを設定します。
- 請求先アカウントを初めて作成する場合は、[お支払い] ページで次の操作を行います。
- [請求先アカウントを追加] ボタンをクリックします。
- 手順に沿って、最初の請求先アカウントを設定します。
- 請求先アカウントをすでにお持ちの場合は、[お支払い] ページで次の操作を行います。
- [請求先アカウント] のプルダウンをクリックし、[請求先アカウントを管理] を選択します。
現在の請求先アカウントがリスト表示されます。 - [アカウントを作成] を選択します。
- 手順に沿って、新しい請求先アカウントを設定します。
- [請求先アカウント] のプルダウンをクリックし、[請求先アカウントを管理] を選択します。
- 請求先アカウントを初めて作成する場合は、[お支払い] ページで次の操作を行います。
ステップ 2
Google Maps Platform を使用するにはプロジェクトが必要です。サービス、認証情報、課金、API、SDK は、このプロジェクトに基づいて管理されます。プロジェクトの使用料金は、そのプロジェクトにリンクされている請求先アカウントに課金されます。
プロジェクトを作成するには:
- Google Cloud Platform Console に移動します。
- メニューボタン
をクリックし、[ホーム] を選択します。
- プロジェクトのプルダウンをクリックし、[新しいプロジェクト] を選択します。
- [新しいプロジェクト] ページで、必要な情報を入力します。
- [プロジェクト名]: デフォルト名をそのまま使用するか、別の名前を入力します。
- プロジェクト名はいつでも変更できます。詳しくは、プロジェクトの識別をご覧ください。
- [プロジェクト ID]: デフォルト値をそのまま使用するか、[編集] をクリックして別の ID を入力します。
- プロジェクトの作成後はプロジェクト ID を変更できません。そのプロジェクトに適した、わかりやすい ID を選択してください。
- [請求先アカウント]: プロジェクトの請求先アカウントを選択します(請求先アカウントが 1 つしかない場合、このオプションは表示されません)。
- プロジェクトを請求先アカウントに関連付けるには、請求先アカウント管理者またはプロジェクトの支払い管理者である必要があります。詳しくは、 IAM の支払いロールの概要をご覧ください。
- [場所]: プロジェクトをリンクする組織がある場合は、[参照] をクリックして、目的の組織を選択します。それ以外の場合は [組織なし] を選択します。
- 詳しくは、フォルダの作成と管理および組織、プロジェクト、請求先アカウント間の関係をご覧ください。
- [作成] をクリックします。
ステップ 3
Google Maps Platform を使用するには、プロジェクトで使用する API または SDK を Cloud Console で有効にする必要があります。
一部の統合では、複数の API または SDK を有効にする必要があります。有効にする API や SDK がわからない場合は、API Picker を使用するか、該当する API / SDK のドキュメントをご覧ください。
1 つ以上の API または SDK を有効にするには:
-
Cloud Console の Maps API ライブラリ ページにアクセスして、有効にできる Google Maps Platform の API と SDK をご確認ください。
- 有効にする API または SDK をクリックします。
- [有効にする] ボタンが表示された場合は、このボタンをクリックして、選択した API または SDK を有効にします。
- [管理] ボタンが表示された場合、その API または SDK はすでに有効になっています。何もする必要がありません。
- いずれかのボタンをクリックすると、選択した API または SDK のダッシュボードが表示されます(このプロジェクトから API または SDK を削除するには、[無効にする] ボタンをクリックします)。
有効にした API または SDK を表示するには:
- Google Cloud Platform Console に移動します。
- Google Maps API ページへ移動します。
- メニューボタン
をクリックします。
- メニュー項目を下にスクロールして、[Google Maps Platform] をクリックします。
- API または SDK を 1 つ以上有効にしている場合、[概要] の下に [API] というメニュー項目が表示されます。
- メニューボタン
- [API] をクリックして、API のステータスを確認します。
- [有効な API]: これらの API / SDK は有効化されています。
- [その他の API]: これらの API / SDK は有効化されていません。
ステップ 4
ここでは、API キーを取得してアプリケーションに追加します。さらに、その API キーをお客様のアプリケーションでのみ使用できるように制限します。
Google Maps Platform を使用するには API キーが必要です。すべてのリクエストとアプリケーションに API キーが追加されます。API キーを制限することを強くおすすめします。
API キーを取得、追加、制限するには:
- 以下の表で、目的の API または SDK を選択します。選択した API / SDK の API キーの取得ガイドが表示されます。
- ガイドの手順に沿って、API キーを取得、追加、または制限します。
開発中に新しい請求先アカウントを作成したり、別の API キーを取得したりするときは、Cloud Console に戻り、必要な手順を実行してください。
請求先アカウントのクレジット
請求先アカウントとプロジェクトを作成すると、Google Cloud Platform の無料トライアル(300 ドル分)と Google Maps Platform の無料クレジット(毎月 200 ドル分)が付与されます。詳しくは、請求先アカウントのクレジットをご覧ください。
次のステップ
設定が完了すると、Google Maps Platform の API と SDK を使用できるようになります。詳しくは、該当する API または SDK の概要、デベロッパー ガイド、スタートガイドをご覧ください。API と SDK の一覧は、Google Maps Platform ドキュメント(サービス別)および Google Maps Platform API(プラットフォーム別)をご覧ください。