クイックスタートでは、 Google Workspace API
Google Workspace のクイックスタートでは、API クライアント ライブラリを使用して、認証と承認フローの詳細の一部を処理します。ご自身でアプリを開発する際には、このクライアント ライブラリを使用することをおすすめします。このクイックスタートでは、 テストに適したシンプルな認証アプローチ できます。本番環境では、Terraform の IAM 構成の 認証と認可 次の日付より前 アクセス認証情報の選択 選択することもできます
Google Meet API にリクエストを行う Python コマンドライン アプリケーションを作成します。
目標
- 環境を設定する。
- クライアント ライブラリをインストールする。
- サンプルを設定します。
- サンプルを実行します。
前提条件
このクイックスタートを実行するには、次の前提条件を満たす必要があります。
- Python 3.10.7 以降
- pip パッケージ管理ツール
- Google Cloud プロジェクト。
- Google Workspace アカウントがあり、Google Meet が有効になっている。
環境の設定
このクイックスタートを完了するには、環境を設定します。
API を有効にする
Google API を使用する前に、Google Cloud プロジェクトで有効にする必要があります。 1 つの Google Cloud プロジェクトで 1 つ以上の API を有効にできます。-
Google Cloud コンソールで、Google Meet API を有効にします。
OAuth 同意画面を構成する
このクイックスタートを完了するために新しい Google Cloud プロジェクトを使用している場合は、OAuth 同意画面を構成し、自分自身をテストユーザーとして追加します。すでに 完了している場合は、次のセクションにスキップしてください。
- Google Cloud コンソールで、メニュー > API とサービス > OAuth 同意画面。 に移動します。
- [ユーザーの種類] で [内部] を選択し、[作成] をクリックします。
- アプリ登録フォームに入力し、[保存して次へ] をクリックします。
現時点では、スコープの追加をスキップして [保存して次へ] をクリックします。 今後、Google Play 以外で使用するアプリを作成した場合、 [ユーザーの種類] を [外部] に変更してから、 アプリに必要な認可スコープを追加します。
- アプリ登録の概要を確認します。変更するには、[編集] をクリックします。アプリが 問題がなければ、[ダッシュボードに戻る] をクリックします。
デスクトップ アプリケーションの認証情報を承認する
エンドユーザーを認証してアプリでユーザーデータにアクセスするには、次のことを行う必要があります。 OAuth 2.0 クライアント ID を作成します。クライアント ID は Google の OAuth サーバーに送信します。アプリが複数のプラットフォームで動作する場合 プラットフォームごとに個別のクライアント ID を作成する必要があります。- Google Cloud コンソールで、メニュー > [API と[サービス] > [認証情報] に移動します。
- [認証情報を作成] > [OAuth クライアント ID] をクリックします。
- [アプリケーションの種類] > [デスクトップ アプリ] をクリックします。
- [名前] フィールドに、認証情報の名前を入力します。この名前は Google Cloud コンソールにのみ表示されます。
- [作成] をクリックします。OAuth クライアントの作成画面が表示され、新しいクライアント ID とクライアント シークレットが表示されます。
- [OK] をクリックします。新しく作成された認証情報が [OAuth 2.0 クライアント ID] の下に表示されます。
- ダウンロードした JSON ファイルを
credentials.json
として保存し、 作業ディレクトリに移動します。
Google クライアント ライブラリをインストールする
Python 用 Google クライアント ライブラリをインストールします。
pip install --upgrade google-apps-meet google-auth-httplib2 google-auth-oauthlib
サンプルを構成する
- 作業ディレクトリに、
quickstart.py
という名前のファイルを作成します。 quickstart.py
に次のコードを含めます。
サンプルの実行
作業ディレクトリで、サンプルをビルドして実行します。
python3 quickstart.py
-
サンプルを初めて実行すると、アクセスの承認を求められます。
- Google アカウントにまだログインしていない場合は、ログインを求められたらログインします。複数のアカウントにログインしている場合は、承認に使用するアカウントを 1 つ選択します。
- [Accept] をクリックします。
Python アプリケーションが実行され、Google Meet API が呼び出されます。
認証情報はファイル システムに保存されるため、次回サンプルを実行する際に 承認を求められることはありません。