パスの統合を管理するときに、複数の発行者アカウントを使用すると便利なことがよくあります。そのためには、最初の発行者アカウントを承認し、REST API にアクセスするの基本手順を完了します。次に、プログラムで追加のアカウントを作成し、アカウントで共有するメールアドレスを調整します。
また、発行者アカウントを作成し、Google Pay Merchant Center でアカウントの権限を手動で編集することもできます。
新しい発行者アカウントを作成する
新しい発行者アカウントを作成するには、承認済みのサービス アカウント キーを使用して、次のエンドポイントに insert
REST 呼び出しを行います。
POST https://walletobjects.googleapis.com/walletobjects/v1/issuer/
REST 呼び出しの本文に次のものを含めます。
{ "name": issuer-account-name "contactInfo": { "email": email-address } }
レスポンスには、送信した本文と追加の issuerId
フィールドが含まれます。これは、新しく作成されたアカウントの発行者 ID です。発行者エンドポイントの使用方法については、API リファレンスをご覧ください。
既存のアカウントの権限を変更する
作成したアカウントにアクセスするには、そのアカウントを作成したサービス アカウントキーを使用する必要があります。追加のサービス アカウントキーを使用してアカウントにアクセスする場合や、販売アカウントの UI で個人のメールアドレスを使用してアカウントを管理する場合は、権限エンドポイントを使用してメールアドレスを追加する必要があります。この操作は UPDATE
REST 呼び出しで行います。以下に例を示します。
PUT https://walletobjects.googleapis.com/walletobjects/v1/permissions/<issuerId>
{
"permissions": [
{
"emailAddress": permission-email-address
"role": <the role of the account, either "writer", "owner", or "reader">
},
]
}
詳細については、Permissions API リファレンス リストをご覧ください。