Places Android KTX の概要と設定

Places Android KTX は、Places SDK for Android 用の Kotlin 拡張機能のコレクションです。これらの拡張機能を使用すると、Places SDK for Android 向けの開発を行う際に、簡潔でわかりやすい Kotlin を作成するための Kotlin 言語機能を利用できます。Places KTX はオープンソースで、例と合わせて GitHub で入手できます。

Places SDK 用の KTX をインストールする

Places SDK for Android 用の KTX をインストールするには、アプリレベルの build.gradle.kts ファイルに次の依存関係を追加します。

dependencies {

    // KTX for the Places SDK for Android library
    implementation("com.google.maps.android:places-ktx:3.2.0")
}

サンプル アプリケーションを試す

このライブラリの GitHub リポジトリには、ご所有のアプリ内で Places KTX ライブラリを使う方法を示すデモ アプリケーションが含まれています。

選択肢が表示された Places KTX サンプルアプリの最初の画面
プレイス検索デモアプリの画面

このデモ アプリケーションを試すには、次の手順を行います。

  1. GitHub で、対象の ZIP ファイルのクローンを作成するか、ファイルをダウンロードします。
  2. Android Studio で [File] -> [Open] を選択し、先ほどクローン作成かダウンロードしたファイルがあるディレクトリに移動して、そのフォルダを開きます。
  3. デモアプリに API キーを追加します。
    1. Places API キーを取得する
    2. ルート ディレクトリに secrets.properties というファイルを作成します。ご自身の API キーを守るため、このファイルはバージョン管理の対象にしてはいけません。
    3. 次の 1 行を secrets.properties に追加します。
      PLACES_API_KEY="YOUR_API_KEY"
      ここで、YOUR_API_KEY は最初の手順で取得した実際の API キーです。local.defaults.properties は、例としてご覧いただけます。
  4. 実行構成で、モジュール app-places-ktx を選択します。
  5. [Run 'app-places-ktx'] を選択します。