このページでは、Slides API を使用して、スピーカー ノートを読み取ったり、編集したりする方法について説明します。
ノートページとノートマスター
ノートページは、プレゼンテーションのスライド用の資料を生成するときに使用する一種のページです。各スライドには 1 つのノートページがあります。スライドのスピーカー ノートのテキストは、スライドのノートページにある最初の BODY プレースホルダ シェイプに含まれます。Slides API で編集できるのは、このノート シェイプのテキスト コンテンツだけです。その他のプロパティとノートページ コンテンツの残りは読み取り専用です。
プレゼンテーションのノートマスターは、ノートページで使用されるデフォルトの要素とテキスト スタイルを定義するページです。プレゼンテーションにはノートマスターが 1 つだけあります。Slides API では、ノートマスターは読み取り専用です。
スピーカー ノートの読み取りと書き込み
スライドのスピーカー ノート シェイプを見つけるには、SlideProperties メッセージでスライドのノート ページを探します。スピーカー ノート テキストを含んでいるシェイプは、ノートページの NotesProperties メッセージにある speakerNotesObjectId フィールドで識別できます。
スライドのスピーカー ノートを読み取るには、ノートページでこの ID を持つオブジェクトを見つけ、そのテキストを読み取ります。まれに、このオブジェクトが存在しないことがあり、その場合は、スライドにスピーカー ノートがありません。
text batchUpdate リクエストを使用して、スピーカー ノート シェイプ内のテキストを変更できます。まれに、スピーカー ノート シェイプが存在しないことがあり、その場合は、有効なテキスト操作の際に、Slides API によって、speakerNotesObjectId でスピーカー ノート シェイプが自動的に作成されます。