Google Apps Script のクイックスタート

クイックスタートでは、Google Workspace API を呼び出すアプリを設定して実行する方法について説明します。

Google Workspace のクイックスタートでは、API クライアント ライブラリを使用して、認証と承認フローの詳細の一部を処理します。ご自身でアプリを開発する際には、このクライアント ライブラリを使用することをおすすめします。このクイックスタートでは、テスト環境に適した簡素な認証方法を使用します。本番環境では、アプリに適したアクセス認証情報を選択する前に、認証と承認について学習することをおすすめします。

Google Slides API にリクエストを行う Google Apps Script を作成します。

目標

  • 環境を構成します。
  • スクリプトを作成して構成します。
  • スクリプトを実行します。

前提条件

  • Google アカウント
  • Google ドライブへのアクセス

スクリプトを作成する

  1. script.google.com/create に移動して、新しいスクリプトを作成します。
  2. スクリプト エディタの内容を次のコードに置き換えます。

slides/quickstart/quickstart.gs
/**
 * Creates a Slides API service object and logs the number of slides and
 * elements in a sample presentation:
 * https://docs.google.com/presentation/d/1EAYk18WDjIG-zp_0vLm3CsfQh_i8eXc67Jo2O9C6Vuc/edit
 */
function logSlidesAndElements() {
  const presentationId = '1EAYk18WDjIG-zp_0vLm3CsfQh_i8eXc67Jo2O9C6Vuc';
  try {
    // Gets the specified presentation using presentationId
    const presentation = Slides.Presentations.get(presentationId);
    const slides = presentation.slides;
    // Print the number of slides and elements in presentation
    console.log('The presentation contains %s slides:', slides.length);
    for ( let i = 0; i < slides.length; i++) {
      console.log('- Slide # %s contains %s elements.', i + 1, slides[i].pageElements.length);
    }
  } catch (err) {
    // TODO (developer) - Handle  Presentation.get() exception from Slides API
    console.log('Failed to found Presentation with error %s', err.message);
  }
}

  1. [保存] をクリックします。
  2. [無題のプロジェクト] をクリックし、[Quickstart] と入力して、[名前を変更] をクリックします。

スクリプトを構成する

Google Slides API を有効にする

  1. Apps Script プロジェクトを開きます。
  1. [編集者] をクリックします。
  2. [サービス] の横にある [サービスを追加] をクリックします。
  3. Google スライド API を選択し、[追加] をクリックします。

サンプルの実行

Apps Script エディタで [実行] をクリックします。

サンプルを初めて実行すると、アクセスを承認するよう求められます。

  1. [権限を確認] をクリックします。
  2. アカウントを選択してください。
  3. [許可] をクリックします。

スクリプトの実行ログがウィンドウの下部に表示されます。

次のステップ