Google Apps Script のクイックスタート

クイックスタートでは、Google Workspace API を呼び出すアプリを設定して実行する方法について説明します。

Google Workspace のクイックスタートでは、API クライアント ライブラリを使用して、認証と承認フローの詳細の一部を処理します。ご自身でアプリを開発する際には、このクライアント ライブラリを使用することをおすすめします。このクイックスタートでは、テスト環境に適した簡素な認証方法を使用します。本番環境では、アプリに適したアクセス認証情報を選択する前に、認証と承認について学習することをおすすめします。

Admin SDK API にリクエストを送信する Google Apps Script を作成します。

目標

  • 環境を構成します。
  • スクリプトを作成して構成します。
  • スクリプトを実行します。

前提条件

  • API アクセスが有効になっている Google Workspace ドメイン。
  • 管理者権限を持つ、そのドメイン内の Google アカウント

  • Google ドライブへのアクセス

スクリプトを作成する

  1. script.google.com/create に移動して、新しいスクリプトを作成します。
  2. スクリプト エディタの内容を次のコードに置き換えます。

adminSDK/reports/quickstart.gs
/**
 * List login events for a Google Workspace domain.
 * @see https://developers.google.com/admin-sdk/reports/reference/rest/v1/activities/list
 */
function listLogins() {
  const userKey = 'all';
  const applicationName = 'login';
  const optionalArgs = {
    maxResults: 10
  };
  try {
    const response = AdminReports.Activities.list(userKey, applicationName, optionalArgs);
    const activities = response.items;
    if (!activities || activities.length === 0) {
      console.log('No logins found.');
      return;
    }
    // Print login events
    console.log('Logins:');
    for (const activity of activities) {
      console.log('%s: %s (%s)', activity.id.time, activity.actor.email,
          activity.events[0].name);
    }
  } catch (err) {
    // TODO (developer)- Handle exception from the Report  API
    console.log('Failed with error %s', err.message);
  }
}

  1. [保存] をクリックします。
  2. [無題のプロジェクト] をクリックし、[Quickstart] と入力して、[名前を変更] をクリックします。

スクリプトを構成する

Admin SDK API を有効にする

  1. Apps Script プロジェクトを開きます。
  1. [編集者] をクリックします。
  2. [サービス] の横にある [サービスを追加] をクリックします。
  3. Admin Reports API を選択し、[追加] をクリックします。

サンプルの実行

Apps Script エディタで [実行] をクリックします。

サンプルを初めて実行すると、アクセスを承認するよう求められます。

  1. [権限を確認] をクリックします。
  2. アカウントを選択してください。
  3. [許可] をクリックします。

スクリプトの実行ログがウィンドウの下部に表示されます。

次のステップ