Google 広告データを Ads Data Hub に入力するには、そのデータを管理する Google 広告プラットフォーム アカウントを Ads Data Hub アカウントにリンクする必要があります。アカウントのリンク リクエストは、広告プラットフォームで発生し、Ads Data Hub に送信されます。アカウントの所有者は複数人(広告主様がベンダーにアクセス権を付与している場合など)の場合もあれば、同一アカウントの所有者の場合もある(広告主が 1 人の場合)。
リンクが承認されると、Ads Data Hub へのデータ入力が開始されます。
アカウントをリンクする際の基本的な流れは次のとおりです。各ステップをそれぞれ別のユーザーが行うケースもある点に留意しましょう(例: データ所有者が広告データへのアクセスをベンダーに許可している場合)。
- リンクを設定する Google 広告プラットフォームからリンク リクエストを開始します。
- Ads Data Hub の UI または Ads Data Hub API を使用してリンクを承認します。
セルフサービスによるリンク
キャンペーン マネージャー 360 アカウントをリンクする
キャンペーン マネージャー アカウントでリンクを設定するには、次の手順を行います。
ネットワーク
- キャンペーン マネージャー 360 アカウントにログインします。
- [管理] タブを開きます。
- [アカウント] をクリックします。
- [Ads Data Hub] > [新しいアカウントをリンク] の順にクリックします(同意フォームが表示されます)。
- [同意する] をクリックします。
- Ads Data Hub アカウントの番号、またはキャンペーン マネージャーのデータを共有するアカウントの番号を入力します(リンクが承認されると、アカウント名が自動的に入力されます)。
- Ads Data Hub の UI または Ads Data Hub API を使用してリンクを承認します。Ads Data Hub にリクエストが表示されるまでに 30 分ほどかかる場合があります。リンク リクエストの承認に関する説明をご覧ください。
Floodlight 設定
- キャンペーン マネージャー 360 アカウントにログインします。
- 広告主に移動します。なお、広告主は親アカウントである必要があります。
- [Floodlight 設定] タブを開きます。
- [Ads Data Hub] > [新しいアカウントをリンク] の順にクリックします。
- Ads Data Hub アカウントの番号、またはキャンペーン マネージャー 360 のデータを共有するアカウントの番号を入力します(リンクが承認されると、アカウント名が自動的に入力されます)。
- Ads Data Hub の UI または Ads Data Hub API を使用してリンクを承認します。Ads Data Hub にリクエストが表示されるまでに 30 分ほどかかる場合があります。リンク リクエストの承認に関する説明をご覧ください。
ディスプレイ&ビデオ 360 アカウントをリンクする
ディスプレイ&ビデオ 360 アカウントでリンクを設定するには、次の手順を行います。
パートナー
- ディスプレイ&ビデオ 360 にログインします。
- [設定] > [リンクされたアカウント] に移動します。
- [新しいアカウントをリンク] > [Ads Data Hub] の順にクリックします。
- アカウント ID を入力します。(アカウント名は自動的に入力されます)。
- Floodlight 認証の横にあるチェックボックスをオンにします。
- (任意)Ads Data Hub で作成したオーディエンスをディスプレイ&ビデオ 360 のパートナーと共有するためのチェックボックスをオンにします。
- Ads Data Hub の UI または Ads Data Hub API を使用してリンクを承認します。Ads Data Hub にリクエストが表示されるまでに 30 分ほどかかる場合があります。リンク リクエストの承認に関する説明をご覧ください。
広告主
- ディスプレイ&ビデオ 360 にログインします。
- [広告主] > [設定] > [リンク済みのアカウント] に移動します。
- [新しいアカウントをリンク] > [Ads Data Hub] の順にクリックします。
- アカウント ID を入力します。(アカウント名は自動的に入力されます)。
- Floodlight 認証の横にあるチェックボックスをオンにします。
- (任意)Ads Data Hub で作成したオーディエンスをディスプレイ&ビデオ 360 の広告主と共有するためのチェックボックスをオンにします。
- Ads Data Hub の UI または Ads Data Hub API を使用してリンクを承認します。Ads Data Hub にリクエストが表示されるまでに 30 分ほどかかる場合があります。リンク リクエストの承認に関する説明をご覧ください。
Google 広告アカウントをリンクする
Google 広告アカウントでリンクを設定するには、次の手順を行います。
- Google 広告アカウントにログインします。
- [管理者設定] をクリックします。
- [リンク アカウント] をクリックします(注: 一部の広告主では、[管理者] > [リンク アカウント] から [ツール] > [データ マネージャー] に移動している場合があります)。
- [Ads Data Hub] を探し、[詳細] をクリックします。
- [リンク] をクリックします。
- Ads Data Hub アカウントの番号、または Google 広告のデータを共有する Ads Data Hub アカウントの番号を入力し、[送信] をクリックします。
- Ads Data Hub の UI または Ads Data Hub API を使用してリンクを承認します。Ads Data Hub にリクエストが表示されるまでに 30 分ほどかかる場合があります。リンク リクエストの承認に関する説明をご覧ください。
YouTube の純広告
従来型の純広告購入(Connect Reserve): キャンペーン作成時に Google 広告お客様 ID を申告しておらず、YouTube Reserve キャンペーンを Google 広告で購入してもいない場合は、こちらの手順を使用します。
- Google の営業担当者を通して、ブランド スペシャリストにご相談ください。
- ご利用の YouTube 純広告キャンペーンの広告掲載オーダー ID をお知らせください。
Ads Data Hub からデータを利用可能になった後は、adh.yt_reserve_*
の各テーブルを通してクエリを実行できます。
統合型の純広告購入(事前購入): キャンペーンの設定時に Google 広告お客様 ID を申告済みの場合や、YouTube Reserve キャンペーンを Google 広告で直接購入した場合は、こちらの手順を使用します。
Google 広告と統合されている YouTube の純広告は、Google 広告アカウントを使用してリンクする必要があります。Google 広告アカウントをリンクするをご覧ください。YouTube 純広告のデータが格納されている Google 広告アカウントをすでにリンク済みであれば、それ以上の手続きは不要です。
Ads Data Hub からデータを利用可能になった後は、adh.google_ads_*
の各テーブルを通してクエリを実行できます。Connect Reserve キャンペーンと Instant Reserve(事前購入)キャンペーンは、adh.google_ads_campaign.reservation_type
によって切り分け可能です。
YouTube パートナー経由販売
広告主または代理店の方は、パブリッシャーにお問い合わせください。パブリッシャーの方は、こちらの手順をご確認ください(YouTube での販売権を持つ YouTube パートナーの方専用の記事です)。
Ads Data Hub でリンク リクエストを承認する
- Ads Data Hub の [設定] タブに移動します。
- [データリンク] で、関連する購入プラットフォームをクリックします。新しい保留中のリクエストがあることを示す通知アイコンが表示されているはずです。
- [保留中] をクリックします。
- リンク リクエストの横にある [リクエストを表示] をクリックします。
- [閉じる](ウィンドウを閉じる)、[承認しない]、[アカウントをリンク] のいずれかを選択します。
リンクされたアカウントをエクスポートする
- Ads Data Hub の [設定] タブに移動します。
- [データリンク] 欄で、エクスポートしたいアカウントの種類に対応するタブをクリックします。
- 省略可: エクスポートするアカウントをフィルタリングします。
- [エクスポート] をクリックします。
アカウントのリンクを解除する
- Ads Data Hub の [設定] タブに移動します。
- [データリンク] で、関連する購入プラットフォームをクリックします。
- リンクを解除するアカウントを見つけて、[リンクを解除] をクリックします。
- アカウントのリンクの解除が完了するまで 3 時間かかります。
Ads Data Hub API を使用して一括操作する
API を使用すると、リンク リクエストを一括で承認または拒否できます。この機能は、ベンダーのように、大量のリクエストを定期的に表示する場合に便利です。API 呼び出しの正確な形式については、こちらをご覧ください。
YouTube ブランド測定ベンダー
YouTube ブランド測定データを次のベンダーと共有する手順は次のとおりです。
- Nielsen
- Comscore
- DoubleVerify
- Dynata
- Kantar
- Integral Ad Science
Google 広告(TrueView を含む)
- Google 広告の第三者による測定の実装サポート リクエスト フォームにアクセスします。
- ページの上から 2 番目の警告ボックスから、第三者による動画キャンペーンの測定テンプレートをダウンロードします。
- 動画キャンペーンへのピクセル配信を Google にリクエストする場合は、動画キャンペーン用の 1×1 ピクセル テンプレートもダウンロードします。
- フォームの [連絡先名]、[連絡先メールアドレス]、[メールの CC 宛先]、[Google 広告のお客様 ID] の各フィールドに連絡先情報を入力します。すでに Google アカウントにログインしている場合は、これらの情報が自動的にフィールドに追加されます。
- [キャンペーン タイプ] で [動画キャンペーン] を選択します。
- [第三者による測定] の横にあるボックスをクリックします。
- 動画キャンペーンへのピクセル配信を Google にリクエストする場合は、[動画キャンペーン 1×1 ピクセル] の横にあるボックスもクリックします。
- ステップ 2 でダウンロードした第三者による動画キャンペーンの測定テンプレートで、お客様 ID、キャンペーン ID、ベンダー クライアント ID、レポート ID(任意)を該当するシートに入力します。ベンダーのクライアント ID とレポート ID は、パートナー事業者から提供されます。
- 動画キャンペーンへのピクセル配信を Google にリクエストする場合は、動画キャンペーン用の 1×1 ピクセル テンプレートにも記入します。
- フォームにテンプレートをアップロードし、[送信] をクリックします。
ディスプレイ&ビデオ 360(TrueView を含む)
- ディスプレイ&ビデオ 360 の第三者による測定の実装リクエスト フォームにアクセスします。
- [実装タイプ] で、[この送信内容には、第三者の視認性測定、ブランド保護測定、ブランド効果測定、リーチ測定のリクエストが含まれています。] を選択します。
- TrueView 広告申込情報へのピクセル配信を Google にリクエストする場合は、[この送信内容には、第三者ピクセルのリクエストが含まれています。] も選択します。
- TrueView 第三者の視認性測定、ブランド保護測定、ブランド効果測定、リーチ実装テンプレートをダウンロードします。
- TrueView 広告申込情報へのピクセル配信を Google にリクエストする場合は、TrueView 第三者ピクセルの実装テンプレートもダウンロードします。
- ステップ 3 でダウンロードした TrueView 第三者の視認性測定、ブランド保護測定、ブランド効果測定、リーチ実装テンプレートの該当シートに、広告申込情報 ID、ベンダーのクライアント ID、レポート ID(省略可)を入力します。ベンダーのクライアント ID とレポート ID は、パートナー事業者から提供されます。
- TrueView 広告申込情報へのピクセル配信を Google にリクエストする場合は、TrueView 第三者ピクセルの実装テンプレートにも入力します。
- フォームにテンプレートをアップロードし、[送信] をクリックします。
ディスプレイ&ビデオ 360 アカウント管理者が、上記のリストにない Ads Data Hub 認定ベンダーとデータを共有するには、測定ベンダーから Ads Data Hub アカウント ID を入手し、上記の「ディスプレイ&ビデオ 360 アカウントをリンクする」に記載されている手順に沿って権限を付与する必要があります。
YouTube Reserve キャンペーン
第三者測定ベンダーから提供されている場合は、ベンダーのクライアント ID とレポート ID(任意)を Google の担当者に通知します。
YouTube 測定ベンダー
YouTube の測定に対応しているその他の Ads Data Hub 認定ベンダーについては、各購入プラットフォーム(Google 広告、ディスプレイ&ビデオ 360、YouTube の純広告)のアカウント管理者が測定ベンダーから Ads Data Hub アカウント ID を取得し、上記の手順に沿って権限を付与する必要があります。