データポータルを使って結果を可視化する

データ可視化ツールは、Ads Data Hub から得られたデータの解釈に役立ちます。また、グラフなどのビジュアル表現を織り込んだレポートは多くの場合、数値だけのレポートよりも効果的にデータのトレンドやインサイトを伝えてくれます。

データポータルは、グラフやインタラクティブな可視化要素を作成できる無料ツールです。Ads Data Hub はデータポータルとネイティブ連携しており、得られた分析結果を手軽にデータポータルで表示できます。Ads Data Hub でクエリを実行した後は、結果をそのままデータポータルで開くことができます。

目標

このチュートリアルでは以下を習得できます。

• Ads Data Hub でテンプレート化されたクエリを実行する。
• クエリ結果をデータポータルで開く。
• データポータルを使ってレポートを作成する。

始める前に

このチュートリアルの手順を完了させるためには、以下が必要です。

• Ads Data Hub アカウントへのアクセス権
• 同 Ads Data Hub アカウントでクエリを実行する権限

可視化するクエリ結果の生成

このセクションでは、Google 広告のデータに対するユーザー属性クエリの実行方法を説明します。他のクエリを実行した場合、「クエリ結果の視覚化」の手順は当てはまらなくなります。

1. Ads Data Hub の UI を開きます。
2. [+ クエリを作成] をクリックします。
3. [分析] で、[テンプレートを選択] をクリックします。
4. Google 広告のセクションで、[ユーザー属性] の横にある [実行] をクリックします。
5. [宛先テーブル] で、クエリ結果の書き込み先にするデータセットの情報を入力します。
6. [期間] で、クエリの対象にする期間を選択します。
7. [実行] をクリックします。

結果を可視化する

1. [ジョブ] ページを開きます。
2. 実行したジョブをクリックします。
3. [探索] プルダウンを開きます。
   1. [データポータルで調べる] をクリックします。

計算フィールドを使って縦棒グラフを作成する

1. 必要であれば、ページ上部のタイトルをクリックしてレポートの名前を変更します。
2. [グラフ] メニューで [棒グラフ] を選択します。
3. [ディメンション] 欄ではすでに gender_id フィールドが選択されているはずですが、選択されていなければ追加します。
4. [内訳ディメンション] で、[ディメンションを追加] をクリックします。
   1. メニューから age_group_id を選択します。
5. [指標] で、[Record Count] をクリックします。
   1. [フィールドを作成] をクリックします。
      1. フィールドに名前を付けます（「aggregated_users」など）。
      2. [計算式] に「SUM(aggregated_users)」と入力します。
      3. [適用] をクリックします。
6. これで下のようなレポートが表示されるはずです。

次のステップ

• データポータルのレポートを共有する方法を確認します。