広告キャンペーンについてのインサイトの共有は、チーム内のコミュニケーションに役立ちます。チームで過去のパフォーマンスを評価し、今後のキャンペーンについて意思決定するためのデータとして活用しましょう。
目標
このチュートリアルでは、以下の方法を学習します。
- Ads Data Hub を使ってクエリを記述する
- クエリの結果を関係者と共有する
始める前に
このチュートリアルの手順を完了させるためには、以下が必要です。
- Ads Data Hub アカウントへのアクセス権
- 同 Ads Data Hub アカウントでクエリを実行する権限
- BigQuery のデータセットを読み書きする権限
共有するクエリ結果を生成する
共有したいクエリ結果をすでに入手できている場合は、このセクションはスキップしてかまいません。
クエリ結果を共有するには、まずクエリ結果を生成する必要があります。あらかじめ自分で(またはチーム内の誰かが)記述したクエリを実行するか、Ads Data Hub の UI に用意されているテンプレート化されたクエリを使用しましょう。
クエリ結果を共有する
Ads Data Hub ではクエリ結果が BigQuery テーブルに書き出されます。チームと共有する際は、必要に応じて別フォーマットに整形しましょう。
- BigQuery で目的のテーブルを開きます。
- テーブルから必要な情報を抽出する SQL クエリを記述します。Ads Data Hub から取得した情報の粒度のままで問題ない場合は、単純な
SELECT *
クエリで済むこともあります。- 必要であれば、より具体的な疑問に答えられるよう、さらにデータを掘り下げるクエリを記述します。
- [結果を保存] をクリックします。
- プルダウンから、結果を受け取るフォーマットを選びます。
- なお、クエリ結果を別の BigQuery テーブルとして共有した場合、相手がそのテーブルを参照するためには「閲覧者」権限を持っている必要があります。
次のステップ
- データポータルを使ってデータを可視化する方法を学びます。
- BigQuery の承認済みビューについて学びます。